なぜ名古屋のボイメンが縁のない土地の町起こし映画に出るのか「棘の中にある奇跡~笠間の栗の木下家」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


日本一の栗の出荷量を誇る茨城県笠間市を舞台にした人間ドラマです。

売れない女優渋谷有香は数年前にケーブルテレビのリポーターの仕事で訪れた笠間で栗の収穫のアルバイトをしていた。
今年はいつも世話になっていた木下家のおじいちゃんがなくなりおばあちゃん一人が彼女を迎える。
そこへ謎の男三島大樹が現れ三人の共同生活が始まり…

渡辺徹や西村知美という顔の知れたキャストもいますが集客を担うのは名古屋のアイドルBOYS AND MENの勇翔と土田拓海です。
茨城県の笠間の町起こし映画になぜ名古屋のボイメンなのか?
ついこないだ公開した「キスできる餃子」も栃木の町起こし映画なのにボイメンが主要キャストでした。
今回の監督は過去にもボイメン映画を撮っています。
こういう地方再生映画はどれも似たような人間ドラマで感動も笑いも中途半端だし、その土地の魅力もアピールしきれない作品が多いですが、これもまさにそんな感じ。
結局、ボイメンファンしか観ないのできょうの朝イチの上映も自分一人しかお客さんがいない貸し切り状態でした。
なぜこの作品が作られたのか謎過ぎます。