キラキラ映画だけど新木優子が下着姿になっていて観て良かった「あのコの、のトリコ。」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

白石ユキの人気コミックを実写映画化した作品です。公開週に見逃してまあいいかとスルーしていましたがたまたま時間が合う回があったので観ました。

幼なじみの雫がモデル、昴が俳優として人気を博していることを知った頼は雫のいる高校に転校する。再会し頼は雫の付き人をすることになりCM撮影に立ち合う。その現場は昴と共演するはずだったが雫が撮影に尻込みしている間に昴は帰ってしまい頼はその代役に名乗りを上げ…

「銀魂2」の吉沢亮と「コード・ブルー」の新木優子が主演です。
みんな高校生役ですがCM撮影シーンで新木優子が下着姿になり、ナイスバディが観られて得した気分です。
そこから頼と昴の雫を賭けた俳優対決になっていき、昴がメジャーなキラキラ映画で雫と共演し、頼はCM撮影で出会った監督のインディーズのアート系映画に主演します。
日本シネマ大賞という日本アカデミー賞みたいな賞の最優秀新人賞を獲った方が雫の彼氏になるという展開になり、メジャーVSインディーズみたいな図式とその顛末も日本アカデミー賞を揶揄しているような結果になり楽しめました。
みんな高校生を演じるには老けていますがそこは下積み長い演技力でカバーしていて、ちゃんとキラキラしていて良かったです。

監督はドラマ監督の宮脇亮。ドラマ上がりとバカにするのはお門違いなちゃんとエンタメしている良質なキラキラ映画に仕上げていました。
最近はベテラン映画監督もキラキラ映画を撮っていますが、最近のキラキラ映画では抜群に面白くてドキドキ出来る仕上がりでこの監督は有能だなと思いました。
迷っているなら観た方がいい映画だと思います。