「貞子3D」とか「貞子vs伽椰子」と比べて観ると…「ザ・リング リバース」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


原作者鈴木光司が最も原作に近いというハリウッド版「リング」の新作です。
日本では最近「呪怨」の伽椰子とバトルしたり、もはや原作の世界観からかけ離れた存在になっている貞子ですが、アメリカ版のサマラはどうなっているのか?

呪いのビデオを観た青年が乗った旅客機が墜落した2年後、青年が持っていたビデオがマーケットに売られていた。それを買った大学教授はデッキに入っていたビデオを見ると電話なり「7日」という声が。
離れて大学に通う恋人ホルトと連絡がとれなくなったジュリアは大学を訪れホルトを探す。
大学の地下の一室では呪いビデオを使ったある実験が行われていた…

まあビンセント・ドノフリオを除けば全く知らないスタッフ&キャストばかりで小物感半端ない新作でした。
まず怖くない。そしてリング感うっすい。呪いが多様化しすぎ。みんなのイメージする「リング」になってないと思います。やっぱり貞子はブラウン管のテレビじゃないと雰囲気ありません。
オチも予告でネタバレしているし、これはアメリカでコケたのもわかる続編だかリメイクです。
いいところを上げるならこれを観たあとなら「貞子3D」とか「貞子vs伽椰子」をあたたかい目で見られそうなところかも。