日本はバブルからJPOPへと向かう時代だったなと思う「オール・アイズ・オン・ミー」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


伝説のヒップホップシンガー2PACの伝記映画です。

ゲットー生まれのトゥパックはヒップホップシンガーとして成功し、麻薬中毒の母を施設にいれる。過激なライムは世間を刺激しあらゆる方面から避難され、黒人が路上で暴行されているのを見て発砲したら私服警官だったり訴訟まみれ。ヤバい仲間とつるんでいたら女に訴えられるし、レコード会社のビルでは狙撃され死ぬ思い。
裁判には負けて投獄されるもレコード会社は保釈金を出さず、西海岸のデスロウと契約して出獄するが、デスロウとの付き合いが彼の命取りになる。

「ストレイト・アウタ・コンプトン」のヒットを受けて製作されたのか、「コンプトン」でも後半に暗躍したデスロウがまた怖い存在感を放っていました。
2PACの出演した「ジュース」は当時観ましたが日本ではそんなに話題にならなかったと思います。
当時日本ではバブルが崩壊し、音楽はユーミン、チャゲアスからミスチルに流れJPOPが浸透し小室サウンドが流れ出すくらいな感じだったと思うので一般的にはそんなにヒップホップは浸透してなかった頃。
そんな時代に大変な思いをしてのしあがって命を狙われたアーティストがいたことを20年遅れで知らされました。
主演の俳優はヒップホップアーティストにしか見えなかったけど、何者なんだろう?