楳図かずおの今のところの最後の長編。
今年最後の1日の昼下がりをこの問題作のイッキ読みに費やしました。
過激な表現がトラウマを作りそうな楳図かずお作品群の中でも飛び切り危ない表現が登場する作品でした。
前半のチキン・ジョージは「地球が静止する日」のクラトゥを思わせますが中盤以降の展開は常人には理解不可能です。
常に時代の先を行く楳図作品は、今になって映像化が増えてますが、この作品にはまだ時代が追い付けてないです。
この作品の後、楳図かずおは漫画を描くのを止めましたがこの流れで描き続けていたらどんなことになっていたのか?
いつか新作を発表して欲しいです。