忘れたころにやってくる、食べものシリーズ。
今回はお魚の記事を書いてみます。
対象はこれ。
セブンイレブンで売られているさば塩焼きのパックです。
何度も書いていますが、自分はぜんぜん料理をしない人間です。
お魚はすごく好きなのですが、我が家には魚焼き器もありません。
お魚を食べるのは、スーパーで調理済みのお魚を買ってきて電子レンジで
温める、もしくは食堂で魚料理を頂くかのどちらかです。
温める、もしくは食堂で魚料理を頂くかのどちらかです。
まいどおおきに食堂、大戸屋、やよい軒など、それなりに魚のメニューが
充実していますので、こういった食堂でよくお魚を頂きます。
充実していますので、こういった食堂でよくお魚を頂きます。
とくに、まいどおおきに食堂では、さんま、さば、さけをその場で焼いて
持ってきてくれますので、焼きたてを美味しく頂くことができ、気に入っております。
持ってきてくれますので、焼きたてを美味しく頂くことができ、気に入っております。
そんな中、割と重宝するのが、上記のセブンイレブンで売られている
さば塩焼きのパックなのです。
さば塩焼きのパックなのです。
セブンイレブンには、さばの塩焼きとさばの味噌煮が売られていますが、
自分は塩焼きの方が好きでで、割とよく購入します。
さば塩焼きのお値段は198円(税込み)、
さばの味噌煮より30円安い価格となっています。
さばの味噌煮より30円安い価格となっています。
ご存じない方は「コンビニのパックものなんて」とお思いかもしれませんが、
しかしこれが意外と美味しいのです。
パッケージ裏の原材料・成分表示。
原材料はさばと食塩のみです。
余計な添加物などは入っていません。
さばの味噌煮の方は調味料などあれこれと入っているようですが、
さば塩焼きの方は非常にシンプル。
網羅的に確認しているわけではありませんが、
セブンイレブンは他のコンビニやスーパーに比べ、
おおむね食品添加物の使い方が抑制的である気がします。
さばはノルウェー産とのこと。
加工はベトナムで行われ、国内に輸入されているようです。
そしてこのさば、骨が取り除かれており、骨を気にせず頂くことができます。
一応注意事項として「骨が残っている場合がある」と書かれていますが、
骨に遭遇したことはほとんどありません。
電子レンジで40秒(500W仕様の場合)、簡単に出来上がりです。
このさば、脂がのっていて美味しいです。
ノルウェー産は日本近海のものとは少し種類が違うのか、
味はややこってりめです。
なので、淡泊な風味が好みの方はお口に合わないかもしれませんが、
自分は結構気に入っております。
セブンイレブンにはこの他に銀鮭やカレイも売られており、
自分は銀鮭の塩焼きも比較的よく買っています。
こちらの銀鮭はチリ産で、これも美味しいですが、
どちらか選ぶとなるとやはりさばの塩焼きの方を選びたいです。
さて、今回はただ食べるだけではなく、さば飯を作ってみることにします。
といっても、さばの身をほぐしてご飯に混ぜるだけ、料理とも言えない代物です。
はたして美味しく頂けるのでしょうか・・・?
ご飯は例によってこれ。
文豪、森鴎外が好んで食べていたといわれる「饅頭茶漬け」を作った回にも
登場した「サトウのごはん」です。
登場した「サトウのごはん」です。
(こちらの記事 → [饅頭茶漬けを作ってみよう] )
この「サトウのごはん」も材料はお米だけで、
他の添加物・調味料の類は入っておらず、美味しいです。
(「サトウのごはん」以外のブランドだと、結構調味料などが入っていて、
独特の臭いが強いものもあります。)
今回は最近よく食べる山形県の「つや姫」を使用します。
普通のコシヒカリよりやや粒が細長く、
少し硬めで混ぜご飯系には向いている気もします。
電子レンジで2分間加熱したご飯をお茶碗によそい、
先ほどのさばの身をほぐして混ぜます。
あつあつごはんに混ぜるだけ。
できあがり。
調理時間約5分。
内、電子レンジ加熱時間が合計2分40秒(さば40秒+ご飯2分)
加工時間が約2分少々です。
お手軽なさば飯の出来上がり。
混ぜご飯にはもうちょっと青いものなどを混ぜた方が見栄え的にも
良い気もしますが、面倒なので今回はこれだけで頂くことにします。
良い気もしますが、面倒なので今回はこれだけで頂くことにします。
本日の献立(昼食)。
同じくセブンイレブンで購入した、大根と海藻のサラダと一緒に頂きます。
さばは少し余っていますので、
余ったさばをおかずにさば飯を食べることになりました(笑)。
世の中には、焼き飯をおかずにご飯を食べるという関西人もいると聞きますので、
さほど違和感はありません。
(と思いますが、どうでしょうか・・・笑。)
脂がのったさばがご飯に溶ける感じで、美味しいです。
調味料や何やらを何も使用せず、単に混ぜただけなのですが、意外と美味しい。
さばとご飯とそれぞれ単独で食べるのとどう違うのかと突っ込まれそうですが、
まあ、物の試しということで、ご勘弁ください。
ということで、さば飯を食べてみようのコーナーでした。
さばは「さばの生き腐れ」というくらいなので、
すぐに痛みやすく、貯蔵が難しいお魚です。
近畿地方の奈良・和歌山方面では、
さばといえば柿の葉にくるんだお寿司である「柿の葉寿司」が有名、
要するに保存がきく形で加工しないと流通しにくいお魚ですね。
さばといえば柿の葉にくるんだお寿司である「柿の葉寿司」が有名、
要するに保存がきく形で加工しないと流通しにくいお魚ですね。
ちなみに、日本人は昔から魚を食べ続けてきたようなイメージがありますが、
このイメージは誤りで、一般に漁村を除く内陸の農村では、
近代以前はお魚などめったに食べられなかったとの話も聞いたことがあります。
日本人が魚をたくさん食べるようになったのは、
流通と保存技術が発達した戦後以降。
そして、今やノルウェー産のさばを身近で美味しく頂くことができるように
なっており、食品加工の進歩にはびっくりさせられますね。
なっており、食品加工の進歩にはびっくりさせられますね。