500回 | れぽれろのブログ

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美術、音楽、本、日常のことなどを思いつくままに・・・。

ブログをはじめておよそ3年と3か月、今回で500回目の記事となります。
節目ということで、今回も振り返り記事を書きたいと思います。
こういった振り返り記事ではいつも書いていることですが、
今回も「我ながらよくこんなに書いてきたな」という印象です。
よく続けているなとびっくりしています(笑)。

今回は昨年の8月2日の400回目の記事以降の記事について、
少し振り返ってみようかなと思います。

まずは400回目の記事で書いた目標らしきこと。
・美術や音楽や文芸などについて、「作品論」というと大げさだが、
 作品というもの全般についての自分の考えをまとめておきたい。
・子どものころ・20代のころの思い出、昔接した物事などについて、
 今の地点から振り返って書いてみたい。
・昔読んで面白かった本をもう一度読み返し、今の時点での感想を残したい。
・長らく映画を見ていないので、映画を鑑賞してその記録を残したい。

・・・このような4つの項目をあげています。
2つ目の「思い出」は少しそれらしい記事を書きましたが、
その他は何一つ実現しておりません(笑)。
限られた時間の中で思っていることを実行するのは
なかなか現実的には難しいですね・・・。

では、401回~499回までの記事をカテゴリ別に振り返り、
個人的に印象深い記事をいくつか並べてみたいと思います。


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◎美術

計17本の記事を書いています。
基本的にどの記事も、何らかの繋がりのある作品や似たような傾向を持つ
作品を、系統的に並べてみるということを続けています。
殺人シーンが描かれた作品やヌードを扱った作品では、
画像を消されたこともありました(笑)。
そんな中、2人の人物が向かい合う作品を並べた記事(→[対峙する二人])が
ここ100回では一番面白いかなと個人的に思います。
あと、作品紹介ではないですが、新年のカレンダーを作った記事
(→[2015年 西洋美術カレンダー])も思い出深いです。


◎美術館・展覧会

計11本の記事を書いています。
今までのペースから考えるとちょっと少なめなのは、お寺に行くことが増え、
お寺巡りの記事が増えているからだと思います。
近畿圏以外では、島根県立美術館と根津美術館(東京)を訪れていますが、
雨の中の島根県立美術館(→[島根県立美術館])が一番印象深いですね。
個別の展覧会では、国立国際美術館の高松次郎の特集展示
(→[高松次郎 制作の軌跡])が最も面白かったです。


◎音楽

計13本の記事を書いています。
ここ最近はクラシック曲の記事に対し、ポピュラー曲の記事が増えています。
思い出の邦楽アルバムをまとめたり、椎名林檎さんのアルバムを買ったり、
BUMP OF CHICKENの記事を書いたり、
そんな中、NHKの「みんなのうた」について書いた記事
最近はちょっと童謡やら唱歌やらがマイブームであったりしますので、
このあたりの記事を少し書こうかなということも予定しています。


◎音楽(演奏会)

計8本の記事を書いています。
ゲルギエフ&マリインスキー、サロネン&ハーン&フィルハーモニア、
野田秀樹&井上道義の「フィガロの結婚」など、
楽しい公演をたくさん鑑賞しましたが、
ベストをあげるなら、ヤンソンス&バンベルクのR・シュトラウスの演奏会
そして東京まで出かけて地震に遭った新国立劇場の「ばらの騎士」
この2つが印象深いですね。
ちなみにオペラに関しては、この秋ついに「れぽれろがレポレロに会いに行く」
という機会が実現できそうで、これも楽しみだったりします。


◎本

計12本の記事を書いています。
「菊と刀」(ルース・ベネディクト)、「戦争の世界史」(ウィリアム・H・マクニール)、
「越境」(コーマック・マッカーシー)など、印象深い本をたくさん読みました。
ほとんどの記事はその時々の読書記録ですが、
それ以外にも「100の質問」に答える記事なんかも書きました。
個人的に読み返して面白い記事は、主観的な解釈が強いですが
「越境」について神学的な(?)感想を書いた記事(→[読書記録 2015年(2)]
そして、小説の書き出しをクイズ形式で書いた記事(→[小説の書き出し])です。
とくに後者の記事は、読書メーターでもお付き合いさせて頂いている
読書好きの方々が、かなりの正答率でコメント頂いていたのにびっくりしました。
なお、読書記録は4月5日から止まってしまっています。
これ以降も太宰治や終戦直後の歴史の本など面白い本をいくつか
読んでいるのですが、あれやこれやで記事化できていません・・・。
このあたりもそのうち何か書くかもしれません。


◎日々徒然

このテーマは何でもありのテーマ。
計11本の記事を書いています。
都道府県別の面白い統計をまとめてみたり、久しぶりに豆乳を飲んでみたり、
旅行費用を晒してみたり、あれこれ好き勝手に書いていますが、
1995年3月の思い出を書いた長い記事(→[3.20 -思い出編-])が
個人的に一番好きな記事です。


◎旅

宿泊旅行が計3回、日帰りの遠足が計6回。
9回のお出掛けについて、計15本の記事を書いています。
西国三十三所のお寺巡りの記事が多いですね。
そんな中、とくに印象的なのをあげると、
雨の中の出雲大社(→[山陰を歩く(1) 出雲])、
雨の中の書写山圓教寺(→[播州を歩く① -圓教寺-]
の計2ヶ所になります。
その他、浜松周辺をウロウロしたり、「さわやか」のげんこつハンバーグを
食べた回(→[遠州を歩く -浜松 その1-])は、お友達と出かけたため
訪問スポットこそ少ない(自分は誰かと出かけるとその人の印象ばかりが
記憶に残る)ですが、ひょっとしたらこれが
一番思い出深いかもしれません。


◎社会

選挙がやってくると書く企画。
計12本の記事を書いています。
統一地方選の後で書いた交流分析の記事もありますが、
やはり昨年12月の衆院選の前に書いた6本の記事が印象的、
中でも死刑制度について書いた記事(→[社会を考える -死刑制度-])は
改めて読んでみると、割と論点がきっちり整理できているように思い、
1つ選ぶならこれを選びたいと思います。
戦争を軸に20世紀の日本を振り替える記事
(→[社会を考える -戦争責任 その1-]
 [社会を考える -戦争責任 その2-]
及びリベラリズムについて考えた記事(→[社会を考える -リベラリズム-])は
論点こそ散漫で非常に読みにくい記事ですが、
割と熱く書いた記事(笑)ですので、こちらも非常に思い出深いです。
とくに戦争責任の記事は、集団的自衛権の議論が騒がしい昨今においてこそ
押さえておくべき内容であると思います。


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ということで、401~499回目の記事を振り返ってみました。

その他の変化点として、本年4月まではこのブログは実は定期更新
(カレンダーの更新日で対称形の模様を作る)だったのですが、
諸々の事情でちょっと身辺がバタバタしていることもあり、
この5月からは不定期更新になっています。
不定期ではありますが、書きたいことはあれこれとありますので、
今後とも更新は続けていきたいなと思っています。
501回目からの方針としては、もう少し文章をコンパクトに
書くようにしようかなと思っています。
なんせ、とくに最近の記事は一つ一つの記事が(無駄に)長い気がしますので。

そんなこんなで、本ブログにアクセスして頂いている方、
501回目からの記事も何卒よろしくお願い致します。