昔懐かしいことについて書いてみようシリーズ。
今日はNHKで50年以上にわたり放送されている
「みんなのうた」について書いてみます。
「みんなのうた」について書いてみます。
自分が子どものころ、80年代後半~90年代前半、
よくNHKの「みんなのうた」を見ていました。
よくNHKの「みんなのうた」を見ていました。
中でも一番印象に残っているのが90年代前半の再放送で、
このとき自分は中学生でした。
このとき自分は中学生でした。
部活から帰ってきた5時55分から(だったと思います)、80年代の曲の再放送が
よく放送されており、何だか見るのが習慣になっていました。
よく放送されており、何だか見るのが習慣になっていました。
このころの放送されていた80年代の歌は結構記憶していて、
印象深い音楽がたくさんあります。
印象深い音楽がたくさんあります。
今日はその中から、個人的にとくに思い出深いもの、面白いもの、
よくできているなと思うものなどを、8曲並べてみることにします。
よくできているなと思うものなどを、8曲並べてみることにします。
これらの8曲は今でも鼻歌でよく歌う曲だったりします。
皆様のご存知の曲はあるでしょうか・・・?
各タイトルの下に、NHK公式ページのリンクを貼っておきます。
また、本日時点でYouTubeやDailymotionで当時の動画が見られるものは
そのリンクも貼っておきますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
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◎展覧会で逢った女の子
このブログは美術系ブログなので、
やはりこの曲を取り上げないわけにはいきません。
やはりこの曲を取り上げないわけにはいきません。
歌で紹介されるのは、3人の画家の3つの作品と、
それを鑑賞している3人の女の子。
それを鑑賞している3人の女の子。
3つの展覧会はそれぞれ別々の曜日に開催され、その日のお天気も3通り。
3パターンのお天気と3人の女の子の感情がリンクしており
それが3枚の絵の情感ともリンクしているという楽しい歌詞。
音楽は短調で始まり、途中で長調に転調してリズムが変わり、
また短調に戻るという繰り返し。
また短調に戻るという繰り返し。
「ヤヤンヤヤンヤンヤン♪」の掛け声が印象的です。
この曲については過去記事でも絵の紹介とともに詳しくコメントしたことが
ありますので、ご興味のある方はこちらをどうぞ。
ありますので、ご興味のある方はこちらをどうぞ。
この曲、子供のころはぼんやりと聴いていましたが、
改めてきっちり聴いてみると、ものすごい歌詞であることに気づかされます。
世界がまるで世界のように見える・・・。
この歌詞の語り手は、突然狂気に陥ったのか、
あるいは突然狂気から正気に戻ったのか、
あるいは突然狂気から正気に戻ったのか、
はたまた悪夢的な世界から不意に現実界に舞い戻ってきたのか・・・。
この退屈な世界も見方を変えれば実はすごく輝きに充ちている、
というメッセージにも読め、いろんなことを考えてしまいます。
すごい歌詞です。
というメッセージにも読め、いろんなことを考えてしまいます。
すごい歌詞です。
そのくせ、何だかとぼけた歌い方で曲が歌われているのも魅力的。
デペイズマン風のイラストも面白いです。
お父さんのシルエットが山高帽なのも、なんとなくマグリット風。
そして、NHKのリンク先によると、作詞はなんと劇作家の別役実さん、
作曲は昔の「N響アワー」の司会でお馴染みの池辺晋一郎さんだったんですね。
ものすごい組み合わせ!これもびっくりの事実です。
続いては切ない系。
この曲は2つのパターンがあるようですが、
自分が知ってるのはおそらくこの82年版です。
自分が知ってるのはおそらくこの82年版です。
ひとりぼっちの僕が子犬と出会ってから別れるまでの短いお話。
イントロとアウトロが明るい長調で、メインの歌の部分が短調、
Aメロが4拍子でサビが3拍子という構成。
スヌーピーの漫画に出てきそうなキャラクタのイラストも印象的です。
真島昌利さんがカバーしていた曲でもあるので、
こちらの方でご存じの方もおられるかもしれません。
こちらの方でご存じの方もおられるかもしれません。
こちらも切ない系。
この曲の魅力は、何といっても中島潔さんの可愛らしい一枚絵の数々です。
和服を着た愛らしい子供たちのイラストが詞に合わせて
次々と登場するのが印象的ですね。
次々と登場するのが印象的ですね。
からすの悲しげな鳴き声に重ねられる、父母と別れた悲しみの歌詞。
切ないメロディと歌詞とイラストのマッチングがよいです。
面白い一枚絵が続く作品といえば、この曲も忘れてはいけません。
イラストはアンパンマンで有名な、やなせたかしさん。
帽子をかぶった男の子の後姿が描かれる、シュールなイラストが魅力的です。
まるで稲垣足穂の世界のような、お洒落な歌詞も素敵ですね。
メロディは「マリンブルーの♪~」の部分の転調が印象深いです。
歌っているのは斉藤由貴さんだそうです。
繰り返しが脳に残るミニマル系の中毒ソングと言えばこれ。
1番から3番まで、それぞれ同じ歌詞が4回繰り返されますが、
各フレーズの終わりのリズムが微妙に変化するのが楽しいです。
実に単純なメロディと全く意味のない歌詞(笑)ですが、
これが妙に中毒性が高いです。
アニメーションも可愛らしいですね。
これも可愛らしいナンセンスソング。
白バックに黒線で描かれた線画に、所々黄色と赤色を着色しただけの
シンプルなアニメーションがまた非常に可愛らしい作品です。
バナナとイチゴであふれかえる2つの村の幸福感。
このアニメを見てると、思わず同じように両手を左右に振ってしまいます(笑)。
しかしこの曲のメロディは割と複雑で、調性もどことなく不安定で歌いにくい。
自分は子供のころこの曲を必死に覚えようとしていたことを記憶しています。
そして今調べて初めて気づきましたが、詞は「ポケットの中で」と同じ方、
アニメーションは「あさおきたん」と同じ方のようですね。
アニメーションが可愛らしくて切ない系といえばこの曲。
調べてびっくり、これまた「あさおきたん」と「バナナ村に雨が降る」と
同じ方のアニメーションのようです。
この女の子の可愛らしい動きは、思春期未満でまだ性衝動の対象が
確定してない10歳前後の男の子の心を刺激するのに
十分なインパクトでした。(←何を書いているのか?・・・笑)
確定してない10歳前後の男の子の心を刺激するのに
十分なインパクトでした。(←何を書いているのか?・・・笑)
曲の方は、空飛ぶカモメに憧れるという歌詞と、
短調のもろ昭和歌謡風(演歌系にも近い)のメロディの組み合わせ。
短調のもろ昭和歌謡風(演歌系にも近い)のメロディの組み合わせ。
歌っていたのは森昌子さんだったのですね。
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ということで、80年代の楽曲の中から、印象的な8曲を並べてみました。
まだまだ紹介したい曲はたくさんありますが、今日はこの辺で。
ところで、自分はゼロ年代前半ごろ、大人になってからも
自分は「みんなのうた」をときどき見ていました。
自分は「みんなのうた」をときどき見ていました。
「みんなのうた」は子供のための歌ではなくて、
まさに「みんな」の歌なので、大人が見ても意外と面白い。
まさに「みんな」の歌なので、大人が見ても意外と面白い。
ということで、ゼロ年代の印象的な曲も、
そのうちどこかで並べてみようと思います。
そのうちどこかで並べてみようと思います。