春の歌 | れぽれろのブログ

れぽれろのブログ

美術、音楽、本、日常のことなどを思いつくままに・・・。

また4月が来たよ~♪

・ギブス/椎名林檎 


※3分28秒あたりの歌詞です。

ということで、4月です。
このブログを書き始めて2年、とうとう3年目に突入することになりました。
アクセスして頂いている皆様、本当にありがとうございます。
そして、今後ともよろしくお願い致します。

去年の4月は、タイトルに「春」が付くクラシック曲を並べてみました。
 → [春の音楽]

今年の4月初めの記事は、春にまつわる歌の中から個人的に好きな歌を、
クラシック・ポップス織り交ぜていくつか並べてみます。
(お暇な方は聴いてみてください。)

上記は椎名林檎さんの「ギブス」。
"I wanna be with you~♪"
(歌詞の上ではなぜか"i 罠 B wiθ U"と表記される)の
コブシの加減が、何とも言えず好きですね。
PVの林檎さんのギターもかっこいいです。


・春への憧れ(K596)/モーツァルト


モーツァルト最晩年(1791年、モーツァルトの死の年)の歌曲。
可愛らしいメロディは、モーツァルト最晩年のピアノ協奏曲27番(K595)の
3楽章から転用されたものです。
自分はモーツァルトのK595がすごく好きなので、
この歌曲も気に入っています。
歌はバーバラ・ボニー、綺麗な声が素敵ですね。


・KYOTO/JUDY AND MARY


桃色の宴よ、桜の花よ、いつか見た春の夢・・・。

JUDY AND MARYのアルバム「MIRACLE DIVING」の中で一番好きな曲です。
ギターのTAKUYA(京都出身)の作詞作曲。
揺れる心を表したような、微妙に不安定なシンコペーションの
Aメロがとくに良いですね。

歌い手が会いに行くのは誰なのでしょうか・・・?
花咲く春、汽車に乗って、古びた景色の京都、鴨川を越えて
深く眠るあなたに会いに行く・・・。
何やら意味深な歌詞ですね。

※歌詞のリンクを貼っておきます。 → [KYOTO]


・4つの最後の歌より「春」/リヒャルト・シュトラウス


シュトラウス最晩年の歌曲から。
4つの歌の1曲目。この4曲の中で一番短い曲です。
ドラマティックで素敵な曲ですね。
この曲は1948年の曲、戦後ドイツの再スタートの時期ですね。
シュトラウスはこの曲を作曲した翌年に亡くなっています。


・ナビゲーター/ THE BLUE HERTS


4月の花は桜色・・・。
この曲はとくに春を歌った歌ではないと思いますが、
個人的に好きな曲なので無理やり貼ります。

自分はこの曲の歌詞が好きです。
生きるということは、死というふるさとまでの帰り道。
帰り道のナビゲーターは、自分の魂。
悲しみの真ん中で泣き、喜びの只中で笑い、
穴ぼこだらけの船で、水平線を越えてゆく・・・。
星影も花も海原も、私と関係なくそこにある。
その大宇宙の中に、生きている私の涙をそっと置く・・・。

この曲の作詞作曲は甲本ヒロトさん。
自分はブルーハーツもハイロウズも、どちらかというと
ヒロトよりマーシーの曲が好きなのですが、しかし
この歌詞に限っては、ブルーハーツのすべてのマーシーの歌詞より
好きかもしれません。

※歌詞のリンクを貼っておきます。 → [ナビゲーター]