子守歌いろいろ | れぽれろのブログ

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眠れよい子よ~♪ 庭や牧場に~♪
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春眠暁を覚えず。
春は眠たい季節と言われますね。
アメブロのマイページでも、なぜか今日はピグが居眠りしてます。
なにこの余計な機能・・・笑。

眠りの音楽といえば子守歌。
上に挙げたシューベルトの子守歌や
モーツァルトの子守歌(実はモーツァルト作曲ではない)は有名ですが、
クラシック音楽には他にも素敵な子守歌がたくさん。
シンプルですが綺麗なメロディの曲が多いですよね。

ということで、調子に乗ってYouTubeのリンクを貼ってみようシリーズ。
今回は自分の好きな子守歌3曲+αを貼ってみます。


・子守歌(Berceuse Op.57)/ショパン

個人的に、世界で一番好きな子守歌といえばこの曲です。
左手は最初から最後まで延々同じリズム。
右手の暖かいメロディがキラキラとどんどん変容していく・・・。
いい曲ですね。
リシッツァは少し速めで自由なテンポで演奏しています。面白い演奏ですね。
この曲のスタンダードな演奏ではないのかもしれませんが、
なんとなく気に入りました。


・子守歌(5つの歌曲op.49より第4曲)/ブラームス

シンプルですが、いいメロディですね。
巷では「ブラームスはメロディメーカーではない」というご意見もあるようですが
個人的には全然そんなことはないと思っています。
むしろブラームスは美しいメロディがたくさん
ということでこの子守歌も好きです。


・バレエ「火の鳥」より「子守歌」/ストラヴィンスキー

「カスチェイの凶悪な踊り」と「カスチェイの目覚め」に挟まれた静かな部分。
ファゴット大活躍。このファゴットのメロディが良いですね。好きな曲です。
演奏はラトル&ベルリンフィル
ラトルの指揮姿、無駄に豊かな表情の変化、結構好きだったりします(笑)。



さて、子守歌とは少しずれますが、夜の眠りの音楽で
個人的に好きなのがこの曲。

・歌劇「蝶々夫人」2幕より「ハミングコーラス」/プッチーニ

蝶々さんがピンカートンのお船を発見し、花の二重唱のあと、眠りに陥る・・・。
悲劇の2幕後半までの束の間の幸福感。
舞台が暗転して幻想的な雰囲気になる演出も多いです。
「蝶々夫人」は日本の民謡の引用が多く、苦手な人もおられるかもしれませんが、
個人的には、イタリアと日本のメロディが妖しく組み合わされて
独特の音楽と化しているような作品で、すごく好きなオペラです。
この動画の映像は、作中でも言及されるコマドリなんでしょうか?
自分はシャープレスと同様、鳥類学には詳しくないので、よく分りませんが・・・笑。


以上、子守歌3曲+αでした。
それでは、おやすみなさい・・・。