丹後を歩く(3) 舞鶴赤レンガ倉庫群 | れぽれろのブログ

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※2月9日夜~2月10日朝の旅の記録です。

丹後旅行の記録、その3です。

天橋立を後にし、北近畿タンゴ鉄道(KTR)に乗って舞鶴へ。
手動開閉式のワンマン電車です。
この鉄道、丹後がなぜかカタカナのタンゴですので、
脳内にタンゴの曲が流れ始めます。
小さなな喫茶店、或る雨の午後、黒猫のタンゴ・・・♪♪
そうこうしているうちに、西舞鶴駅に到着しました。

西舞鶴駅で一旦下車し、夕食を取ることにします。
しかし、意外とご飯を食べるところがない・・・。
駅前の商店街を歩きますが、飲み屋さんばかり。
自分は一人でいるときは飲みません。(シラフでいたい)
ラーメン屋さんもありますが、ちょっと違うな・・・。
というか、商店街は誰も歩いてません。
まだ7時ごろなのに・・・。

さんざんうろうろした後、27号線沿いに海鮮料理とおうどんのお店を発見。
このお店で海鮮丼とカキフライを頂きます。
とくにカキフライが美味しかった・・・!

お腹一杯になり、宿泊先の東舞鶴のビジネスホテルへ。
西舞鶴~東舞鶴へは、JRで一駅。
宿泊先はビジネスホテルですが、1階に温泉が付いてました。
温泉にゆったり浸かります。
体が温まる・・・。
この温泉が肌に良かったのか、あとで肌がスベスベになりました。

ということで、この日は歩き疲れたのか、熟睡しました。
12時前に就寝、あっという間にワープし、気が付くと朝。
8時前から準備し、ホテルの朝食、トーストとサラダとコーヒーを頂き、
いざ舞鶴の町へ。


舞鶴は西舞鶴と東舞鶴に大きく分れ、西舞鶴が旧城下町で商業都市、
東舞鶴はかつて旧日本軍の軍港があたっところで
現在は工業都市となっているとのこと。
東の方が面白そうなので、東舞鶴の街を歩くことに。
最初の目的地、舞鶴赤レンガ倉庫群に向かいます。
途中、東舞鶴駅のロッカーに荷物を預け、北西へ。

この日は雪はパラついておらず、少し暖かい感じです。
商店街の歩道には、雪よけと思われる屋根らしきものが付いています。
さすが北国。

東舞鶴は、三条、五条、七条・・・というような通りの名前になっています。
おお、京都市みたい。
しかし、京都市内は北→南にかけて○条の数字が大きくなっていくのに対し、
舞鶴は西→東への○条となっています。

途中、京都府舞鶴総合庁舎という建物の前に、大きな電光掲示板がありました。
表示内容を見てみると、「本日の放射線量」となっています。
舞鶴付近の各地の放射線量が何グレイだとか、そんな表示が・・・。
よく考えるとここ(舞鶴湾)から原発密集地帯である若狭湾は目と鼻の先。
こういった表示が不必要になる日が来ると良いですね。

そうこうしているうちに、赤れんが博物館という建物に到着。

舞鶴赤れんが倉庫01


赤れんが博物館は、旧日本海軍の倉庫を改造して作った
れんがに関する博物館。
館内では、世界の様々なれんがに関する展示、
及び舞鶴港に関する展示がありました。
古代ローマのれんがだとか、万里の長城だとか、ベルリンの壁だとか・・・。
様々なれんがが展示されています。なかなかの充実ぶり。
原爆ドームやアウシュビッツのれんがもあります。人類の負の歴史のれんが。
日本のれんがもあります。
東京駅の丸の内駅舎のれんが、そして大阪市の中之島中央公会堂のれんがも!
大阪のお馴染みの建物にこんなところで再開するとは。

れんがの積み方の違いや舞鶴港や日露戦争の歴史などなど
展示内容は面白いですが、時間がなくなってきそうなので、
そこそこにして博物館を後にします。

(この日は行かないといけないところがたくさんある)


そして赤レンガ倉庫群へ。
これらの赤レンガ倉庫は一部は現在も倉庫として使われているのだとか。
趣のある風景ですので、映画やドラマなどの撮影にも使われているらしいです。
ということで、写真をたくさん撮りました。

舞鶴赤れんが倉庫02

舞鶴赤れんが倉庫03

舞鶴赤れんが倉庫04


赤レンガ倉庫の屋根の上には雪が残っています。
昨日の天橋立の松と同じく、雪が屋根の上からズドンと落ちてきます。
頭に直撃したら痛そうです。

こちらの方はより古い感じの倉庫。奥の方は蔦が絡まってます。
なかなか趣のある建物です。
夏には葉っぱで緑色になるのかな。

舞鶴赤れんが倉庫05

舞鶴赤れんが倉庫06

舞鶴赤れんが倉庫07


赤レンガ倉庫群には、一眼レフをもった人がたくさんいました。
皆さん一眼レフで構図などを気にしながら赤レンガ倉庫を撮影されています。
赤レンガ倉庫はカメラマニアの心をくすぐるのか。

そして、撮影しているのはなぜか女の子が多いです。
一眼レフをもった人たちの半分以上は女性でした。
一眼レフ=カメラマニアなおじさん、のイメージがありますが、
そんなイメージはもう古いのかな?

そんな中、自分は気にせずコンデジでサクサク撮影していきます(笑)。

窓の形も倉庫により微妙に違います

舞鶴赤れんが倉庫08

舞鶴赤れんが倉庫09


何やら古めかしい文字が。

舞鶴赤れんが倉庫10


意味なくれんがのアップ。

舞鶴赤れんが倉庫11


さんざん撮影し、赤レンガ倉庫群を後にします。
次の目的地は舞鶴引揚記念館。
ここから7キロほど歩くことになります。

ということで、まだまだ続きます。