No.1933
ご
きげんよう、雑画家コンビです。
オリジナルはaikoの1999年11月17日発売メジャー通算4作目のシングル。
本来カブトムシは夏の虫であるがaikoは冬の虫だと思っていたため、夏の曲ではなく冬の曲である。
「カブトムシは昆虫では1番強いとされる存在だが、甲羅1枚剥がすだけで柔らかくなって脆くなり、実は寂しい昆虫ではないか」とaikoは捉え、自分を守るためでもあるが虚勢を張って恋する自分をカブトムシにたとえて歌っている。
秦基博くんが歌う「カブトムシ」を取り上げたのは２回目である。１回目は、2010年7月19日の音楽画廊No・139の時でした。
今でも「僕らの音楽」に出演した際の秦 基博の「カブトムシ」は印象に残っている。
女性アーティストの男声カバーは大好物なのだが、これはそもそも原曲が素晴らしい上に秦基博くんの歌唱力が凄すぎてとんでもない神だと思った。
何度も何度も繰り返し聴いても、サビのファルセットがとにかく美しい！
原曲の優しい雰囲気を残しながらも男声ならではの芯のある強さがとてもマッチしているように感じる。
上手く言い表せないが、aikoさんが歌うカブトムシはaikoならではの女性の可愛らしさが伝わってくるが、秦基博くんは少しラフな雰囲気の中で不器用なりに表現している優しさが垣間見える気がする。
単調に聞こえるだろう歌い出しに既にやられるのさ秦 基博くんには・・・。
あの声で語るように歌われちゃ堪らんです。
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