NO・１１４４
ご
きげんよう、雑画家コンビ
です。『軒下のモンスター』は、槇原敬之の2011年7月27日発売18枚目のオリジナルアルバム『Heart to Heart』の中の楽曲。
同性を好きになり苦しんでる少年の曲だけど、異性でも人を好きになったとき理由があり気落ちを外に出せない経験がある人は共感できる部分も多いと思います。
ワイドショー的な興味本位で一人歩きしかねない内容だけに、アルバム曲のひとつとしてサラっと流すかと思いきやPVまで作成するところにマッキーのこの歌へのホンキをみた！
TVでは時代が変わった様に見えても、実は今も田舎のあちらこちらに、”軒下のモンスター”にならざるを得ない人がいる事を伝えてくれる「勇気ある一曲」だと思う。
Heart to Heart(初回生産限定盤)(DVD付)/槇原敬之
￥3,500
Amazon.co.jp
1. 二つのハート
2. Jewel In Our Hearts (Japanese Ver.)
3. 犬はアイスが大好きだ
4. LUNCH TIME WARS
5. 林檎の花
6. Appreciation
7. White Lie
8. 風は名前を名乗らずに
9. 軒下のモンスター
10. Remember My Name
11. 今日の終わりにありがとうを数えよう
今作は、槇原敬之独自レーベル「Buppu Label」からの初のオリジナルアルバム。
約1年ぶりとなるアルバムは、聴衆に大きく問いかける作品が詰まった槇原敬之渾身の意欲作！
今度の槇原さんのアルバムは，想い描くことは既に創造の始まりなんだってことをポップにメロウにラウドに詩的に伝えてくれる。
そして最後は人間讃歌を叫ぼうぜ，的なそんなアルバム（笑）
【PVの制作者】
タナカマサユキ（SQUAREMAN PIXEL WORKS LLC）
...四角いピクセルで、かわいくて、楽しくて、わくわくするものを作る
ピクセルアーティストです。
代表作は「アポロキッズ」。
http://squareman.net/
皆さんは、この動画はどうですか？
動画に可愛く仕上がってるし、田舎の風景と都会のミスマッチが何とも言えない。
ストレートな歌詞を和らげるようなドット絵のキャラクターがかわいくて、よくできた動画だとアタシは思いました。
最初はメロディーで好きになったんだけどよくよく聞いてるうちにマッキーが自分自身のことを歌ってるうちことに気づき、改めてマッキーはすごい人だなと思いました。
「普通に結婚して～」のあたりにものすごく共感。
「親を泣かせる事も、心に嘘をつくのも嫌なんだ」の所で涙腺崩壊！
体の中に溜まっていた沢山のモヤっとした気持ちがマッキーの声と一緒に全部吐き出せた気がした。
セクシャルマイノリティはまだ世間的に認められてはいません。
ネタにはされてますが・・・。
そんな世間に歌として、「こんな恋愛をしているんだよ」と「軒下のモンスター」で伝えてみたんだと思います。
マッキーかっこいいよ、バイのアタシにも沁みます。
アタシみたいに公言して生活を謳歌している人はほんの一部の存在で、正直、日本のTVでの扱われ方には疑問を持っています。
逆差別が生じるのではないかとか･･･
だからこそ、このような切り口の曲が持つ意味が今までに無かった大きなものに感じられる気がするのです。
このアルバムの「Heart to Heart(心から心へ)」というのは、おそらく、全ての人たちに人にはそれぞれ色んな心があると教えるために贈るために作った物だと思います。
とにかくマッキーには長く永く素敵な曲を作り続けて頂きたいです。
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11月15日（火） 久しぶりに『挿絵』に大いに悩んだ
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(●`>Д<)ﾉ今晩和 、Arikaです。
いや～、久しぶりに作画を描くにあたり悩んだ難歌でございました。
同性を好きになり苦しんでる少年をどう表現しようか？？？
歌の内容が内容だけに、茶化す挿絵カットにはしたくない…
突然田んぼの真ん中に
現れたUFOのように
揺れる稲穂があまりにも
似合わない君が立っていた♪
冒頭の歌詞の内容からヒントを得て、少年の後ろ姿で決定！
いつもどおり、作画を軽く鉛筆で描いて、それをPCに取り組んだ相方が丁寧に色塗り仕上げしていくのだが、今回は相方のアイデアで、黒髪の少年のバックショットでは画的につまらんよ!!!という事でド田舎の田んぼの真ん中に赤い髪が混じった少年は異質という画になった。
文/Arika＆挿絵/雑画家＊ARIKA
相方（風）の紹介＊音楽画廊２＊
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