NO・1075
ご
きげんよう、雑画家コンビです。
「みらいいろ」は、Plastic Treeの2010年12月15日リリース通算30枚目のシングル。
テレビ東京系アニメ『遊☆戯☆王5D's』第5期エンディングテーマ。
みらいいろ(初回生産限定盤A)(DVD付)/Plastic Tree
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遊戯王バージョンと若干アレンジが違いますが、バンド音がより強調されてる感じに仕上がっています。
このところ、『梟』、『サナトリウム』、『ムーンライト』…と、印象としては暗めのシングルリリースが続いていたので、 久しぶりのバンドっぽいストレートさ、疾走感溢れるサウンドにノックダウンでした。
展開が小気味よく、ストレートなA、Bメロ、サビから、Cメロの繊細なファルセット、終盤の強烈なギターリフのたたみかけと、聴いていて飽きが来ないです。
歌詞に関しては、アニメ番組のタイアップということで、番組制作サイドから、子供でもわかるような内容…など、いくらか要望があったそうですが、特に障害にならず、むしろ音に誘われ、素直に言葉が出てきたとのことです。
前々からどこか懐かしい匂いがしていたが、その謎が去年(2010)『みらいいろ』のインタヴュー記事を読んでわかった気がした。
失われた過去の記憶が、未来の中で生きているからだ、というようなことをいろいろ語っていた。
この意味するところは、彼等の3枚目シングル「絶望の丘」との歌詞の比較にある。『絶望の丘』に出てくる”僕”は、「不思議なくらい寂しい青空に手を伸ばし、魔法のような幸せを夢見て眠りについて♪」いたのだが、 30枚目『みらいいろ』の”僕ら”は、「夢みるように目覚めて 未来まで手を伸ばしている♪」。チョッとしたプラツボなのだが、真逆なのがおもしろい。
ちなみに、3枚目と今回のCDジャケットを撮影したこの場所を「絶望の丘公園」と密かに名づけてる粋なファンもいるようですが、公園を管理してる渋谷区が聞いたら間違いなく怒られると思うので、粋は心の中だけにとどめておいてネ!
Plastic Tree(プラスティック トゥリー)
1993年12月ボーカルの有村竜太朗とベースの長谷川正を中心として結成。インディーズ時代から精力的なライブ活動で着実にファンを獲得し、1997年6月にメジャーデビュー。その後、ドラム担当のメンバーの脱退や加入などを経て、現在は4人組で活動する。略称は”プラ”などと呼ばれ、結成18年、メジャーデビュー14年を迎えるヴィジュアル系ROCKバンドである。
作品は攻撃的なギターロックからポップなものまで多岐にわたり、ボーカル有村くんの特徴的な歌声とバンドの持つ独特な世界観で、唯一無二の存在として確固たる地位を確立。
2007年6月にはメジャーデビュー10周年をむかえ、9月に行なわれた日本武道館公演のチケットは即日SOLD OUT!
2008年4月にリリースしたシングル「アローンアゲイン、ワンダフルワールド」はオリコンデイリーチャート初登場5位、ウィークリーチャート11位を記録!
更に2008年9月に発売したアルバム「ウツセミ」はオリコンウィークリーチャート9位にランクインした。
続いて2009年6月に発売したシングル「梟-フクロウ-」に至ってはシングルとして自身初とオリコンウィークリーチャート9位を記録!
2010年8月13日には3度目となる日本武道館単独公演「テント2」を行い好評を博す。その勢いは海を越え、アジア・ヨーロッパにも飛び火。ワールドツアーを開催するなど、世界的に評価の高いロックバンドである。
文/Arika挿絵/風ケロ♪
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