眩暈(めまい)/鬼束ちひろ | *音 楽 画 廊 2*

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NO・891


きげんよう、雑画家コンビリスかえるです。


眩暈(めまい)/edge/鬼束ちひろ

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「眩暈」は、鬼束ちひろの2001年2月9日発売4枚目のシングル。

エステティックサロン『ラ・パルレ』CMソング♪

テレビ朝日系『大学王』エンディングテーマソング♪

シングル初のバラードで、「月光」と並ぶ代表曲。「優れた歌唱と同時に、男女の間に潜む亀裂を、別れを切り出しかねている女の立場からモノローグする詞のユニークさによって広く同世代の共感を得ている」という選考理由により第43回日本レコード大賞作詩賞を受賞した。また、この楽曲で音楽番組に出演した際から裸足で歌うようになりました。





歌詞から見ても、鬼束さんの新境地を示した作品で、歌詞自体はとてもシンプルで、本人曰く『ストレート』な内容です。

$*音 楽 画 廊 2*個人的には「貴方の腕が声が背中がここに在って、私の乾いた地面を雨が打つ♪」が好きです。

雨は貴方への思いなのかな? 雨によって、私の乾いた心が潤っていく、そんな情景を思い浮かべる。

「残酷に続いてくこの路で 例えば私が宝石になったら その手で炎の中に投げて♪」の部分が実に彼女らしい曲で、普通は『宝石』になりたいとか、なってみせるという歌詞が多い中で、「宝石になったら、炎の中に投げて~自分の存在を消して」というのは珍しい!

その後の歌詞で「邪魔なモノはすぐにでも消えてしまうの ガラスで居させて♪」と合わせて考えると、宝石のように、綺麗で価値のあるかもしれないが何の役にも立たないものでいるより、ガラクタだけど何かの役に立つかもしれないものでいたいという解釈も出来る。 

これまでの彼女の歌詞の主人公は、一人で生きている、又は生きたいということが多かったのですが、この曲に関しては寄り添う相手が存在するので、そこがこの曲の唯一温かなものにしている要素だと思う。


文/Arikasei風*在処

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