誰がために金は減る

誰がために金は減る

とある人生の一端

Amebaでブログを始めよう!

 

初めてのモンハンシリーズです。有り難いことに一緒にやってくれる人が見付かって、満を持して参戦することにしました。

初めは右も左も分からず、戸惑いばかりでしたけれど、教えてもらったり、しばらくやってる内に多少は理解が深まったつもりでいます。
それにしても、チュートリアルのほとんどを文章だけで伝えようとするのはどうにかなりませんかね…。近年のゲームでまれに見る詰め込み教育を受けました。あと説明不足も所々で感じましたよ。

基本的には里(本拠地)で準備をして、フィールドで指定されたモンスターを狩る、の繰り返しです。
モンスターなどから得られる素材で武器や防具を作って強化を図り、より強いモンスターと戦い、より良い素材を得る、という流れ。

 

 

最大4人でのプレイが可能でして、複数人でプレイした方が楽しいことは間違いないですが、ソロプレイ専用のクエストもありますし、マルチ用のクエストをソロでプレイすることも可能です。(難易度は高く、敵が硬くて長期戦は避けられないでしょうが…)
身近に同志がいなくとも、野良のプレイヤーを手軽に気楽に募集できるシステムも備わっているので、あくまでもクリアが目的ならそれを利用すれば事足ります。

とは言え、仲間同士でボイチャで話しながらわちゃわちゃやるのが、正統派のモンハンの遊び方のような気はしますね。
できれば3人以上いるのが望ましい。2人だと終盤はかなりキツイです。3人いると攻撃の手数も増えますし、回復する余裕も生まれやすい印象。

 

 

率直に言って思ったよりずっと難しいです。ゲームのスキルが乏しく、挑戦や対戦といった系統のゲームとは距離を置いている者からするとストレスが溜まります。
それでもマルチで強い人に協力してもらえると、こちらの攻撃をほとんど一方的に叩き込めるので気持ちいいですね。強い助っ人に常時来てもらえれば、もう少し楽しくできたかもしれませんが…。

自分の好みやゲームスキル、ゲーム環境にはそぐわなかったものの、気になっていたメジャータイトルの一端に触れられたことは貴重な体験でした。

 

 

 

 

 

 

昔使っていた古い外付けHDDの中から、インターネットエクスプローラーのお気に入りフォルダが見付かりました。

私がPCとインターネットに触れ始めた頃に、ちょっとした個人サイトブームがありまして、私もとあるマンガ(アニメ)のファンサイトを作り、そこの管理人をやっていました。“サイトの管理人”という響きがもうすでに懐かしい。
その当時に仲良くさせて頂いていた方々や、一方的にただ覗かせて頂いていたサイトのブックマークがわんさか出てきたわけです。

残念なことに今はリンク切れになってしまったものばかりでしたが、懐かしい名前の数々に当時の記憶が蘇りました。
今はブログやTwitterなどを細々とやっておりますけれど、当時は私史上最もネットでの交流が盛んな時期で、趣味を通して色んな方々とお話させてもらいました。思えば優しい人たちに巡り会えたものです。


スマホを持って初めてネットが身近になったという方は、ご存知ないかもしれませんが、私が仲良くさせて頂いたサイトは、基本的に絵や小説といった二次創作をメインコンテンツとして、それとは別に“掲示板”や“チャット”といった交流の場が設けられていました。
某巨大掲示板をイメージしないで下さい。それより遥かに小規模で素朴です。そして礼儀正しい方がほとんどでした。たまにヤンチャな人も現れましたけれど。

人付き合いが苦手で、自分からはなかなか話し掛けられない臆病な私のような者でも、その輪に入っていくのは難しくなかったから、それはもう相当に温かい空間だったのだと思います。
さすがに何を話したのかは覚えていませんが、何となく趣味の話より、無関係な雑談の方が多かった気がします。趣味は話し掛けるきっかけに過ぎません。どうでもいい話ができる場でもありました。

もちろん“掲示板”や“チャット”で文字による交流ではあるものの、それでも楽しい会話の場だったと思っています。
一部の方とは電話でお話したり、直接会ったりもしました。今ではちょっと考えられませんが、本当に当時の私はあの空間の居心地が良かったのだと、今になって気付かされますよ。


もう1つ私が好きな定番のコンテンツがありました。それが“日記”です。
ブログやNoteの前身と言っていいと思います。何なら本気で毎日書いている人はほとんどいなかったはずですが“日記”と呼んでいました。まだ「ブログ」という言葉すら浸透していない頃でしたから。

毒にも薬にもならない日々の出来事から、身近な人の死まで、多種多様な“日記”がありました。
誤解を恐れずに言えば、同じ人がある日には美味しいお菓子、またある日には重病といった温度差が炎と氷くらい異なる話題を出していることが興味深くて、メインコンテンツ以上に真剣に目を通していた気がします。
人を楽しませるためではなく、人生を綴っていたのでしょうね。だって“日記”ってそういうものですもの。

みんな文章が上手くて、凡夫な私は羨ましかったです。
文章が上手いと言うのも、ちょっと違うかもしれません。時折不文律になっても言葉のリズムが読んでいて心地良かった。そんな文章でした。

私も当時は少し込み入った話題を“日記”にしたためていたはずですけれど、今はもう照れが出ちゃうし、申し訳ない気持ちになってダメですね。
当時のネットはまだ限られた人たちの空間だったことが大きいと思うのですよ。ネットに載せるということは、全世界に振りまいていると同義ですが、見る人は少数派だって確信があったから、多少赤裸々にもなれたのでしょう。だから今は無理。
たまーに、思いの丈をぶちまけたい日もありますけれど、グッと我慢しています。


そんなことをふと思い出すHDDの中身でした。
あの頃仲良くして頂いた方々とはすっかり疎遠になってしまいましたが、元気かなー、元気だといいなーと、ささやかな祈りを捧げています。

あー、また趣味の話ができる人と出会いたいなあ。

 

元々、自分のメモ用という側面があった個人的に面白かったテレビアニメの雑談ですが、今回から1クールごとではなく、1年ごとにしてみました。
書きそびれてしまった2019年の秋アニメ分も含めて、この1年で特に面白く視聴させて頂いた作品を並べていきます。


2019年 秋アニメ

『Dr.STONE』、『ハイスコアガールⅡ』、『ぼくたちは勉強ができない!』、『BEASTARS』、『七つの大罪 神々の逆鱗』、『ちはやふる3』


2020年 冬アニメ

『恋する小惑星』、『ダーウィンズゲーム』、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』、『八十亀ちゃんかんさつにっき 第2期』、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』、『とある科学の超電磁砲レールガンT.』、『異種族レビュアーズ』、『虚構推理』、『ポケットモンスター ソード・シールド 薄明の翼』


2020年 春アニメ

『かくしごと』、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、『グレイプニル』、『BNA ビー・エヌ・エー』、『かぐや様は告らせたい? ~天才たちの恋愛頭脳戦~』


2020年 夏アニメ

『ド級編隊エグゼロス』、『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』、『魔王学院の不適合者』、『放課後ていぼう日誌』、『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』、『GREAT PRETENDER』、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』、『彼女、お借りします』、『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』


2020年 秋アニメ

『ひぐらしのなく頃に 業』、『魔女の旅々』、『トニカクカワイイ』、『呪術廻戦』、『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』、『無能なナナ』、『ゴールデンカムイ 第三期』、『魔王城でおやすみ』、『くまクマ熊ベアー』、『アクダマドライブ』、『安達としまむら』、『神様になった日』、『おちこぼれフルーツタルト』


再放送・配信・その他

『交響詩篇エウレカセブン』、『新世界より』、『ReLIFE “完結編”』、『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』、『這いよれ! ニャル子さん』、『這いよれ! ニャル子さんW』、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『涼宮ハルヒの消失』、『らき☆すた』、『電脳コイル』、『はたらく魔王さま!』、『天元突破グレンラガン』


その中からいくつかお話させて下さい。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』

異世界転生と言いつつ、剣と魔法の世界、それもRPGやアクションゲームを舞台にしていると思われる世界で、主人公枠に現代人が転生するという作品があまりに多い印象です。
正直なところもう食傷気味で“異世界転生”と聞くだけで「またか…」とネガティブに反応してしまう時期に突入していたのですが、本作はゲームの世界に現代人が転生するところまではお馴染みですけれど、乙女ゲームのライバル枠に収まってしまうという点で異なります。

ゲーム上では主人公を苛め倒し、やがて敗者となって破滅する運命を背負った役柄なのですが、転生したカタリナ(前世は現代人の少女)は自身の破滅ルートに関わるフラグを尽く折り、周りの人々と良好な関係を築くことを選択。その結果、カタリナ本人の快活な性格も相まって、多くの人から羨望の眼差しを向けられる魅力ある人物へと転身します。

ラノベ原作のアニメは構成があまり上手くない作品が多いと思っていて、盛り上げたいシーンで今一つ気持ちがついていけないことが間々あるのですが、本作は気持ちが置いてけぼりにされることがありませんでした。
異世界転生するのは構わないから、もういい加減ゲームから連想した世界から離れてほしいと密かに思っていたのですが、ゲームのジャンルを変えるだけでも見方は変わるのだと学びを得た一作です。


『かぐや様は告らせたい? ~天才たちの恋愛頭脳戦~』

待望の二期、三期に限って勢いが落ちてしまうシリーズも散見される中、間違いのない手応えを見せ付けて下さいました。
『はめふら』もそうですが、新型コロナウイルスの影響で軒並み新作アニメが中断を余儀なくされている中、このハイクオリティを安定供給し続けてくれたことに感謝せずにはいられません。


『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』

待望のアニメ化でした。原作の第四章前半部に当たるエピソードで、今のところ(第五章までで)一番好きかも。
本作は前半のフラストレーションと、後半のカタルシスが持ち味と承知していますので、続きが描かれる後半クールが楽しみで仕方がありません。


『安達としまむら』

迂闊にも見始めた頃は百合作品だと気付きませんでした。
それほどあからさまな百合じゃない……気がするのですが、女の子ばかりが登場するアニメを見過ぎて感覚が麻痺しているのかもしれない。

穏やかな会話劇と、時折現れる謎のキャラクターで紡がれる日常系なお話です。
近いような遠いような2人の距離感がいい。年甲斐もなく、安達の心情にシンクロしてひどく愛おしくなりました。