誰がために金は減る -2ページ目

誰がために金は減る

とある人生の一端

 

例年ではゲームの話ばかりしていますけれど、今年一年を振り返る上で、新型コロナウイルスに全く触れないわけにはいかないでしょう。
とは言っても、新型コロナが影響して激変したということはなかったのですが、個人視点でも近年まれに見る色々とあった年でして、とても良かったとも悪かったとも言えない、実に不思議な一年でした。曖昧な表現ですけれど“不思議”という言葉が最もしっくりきます。

そんな2020年のゲームシーンを思い返しますと、やはり新ハードのPS5とXbox Series X/Sの登場は大きなトピックです。
特にPS5。購入することは決まっていますが、今はまだその時ではないと静観しています。まあ、買いたくても買えない状況ではありますけれど、時間の問題だと思うんですよね。

元々初期出荷の数が少なかったという話ですし、転売の悪影響があると言っても、5万5千円にプレミア価格が理不尽に上乗せされたものをそう多くの人が買うとも思えません。
転売に加担するような損な買い方をする人が正気を取り戻して、転売自体に需要が無くなれば健全な市場になると思うのですけれどね。
少なくとも今年のSwitchのような品薄が長期化するようなことはないのではと高をくくっています。


手元に無いものの話をしていても仕方がないので、いつも通り今年遊んで楽しかったゲームのお話に移ります。
今年と言うか、前期の大作ラッシュはすごかったですね。『バイオハザード7』、『仁王』、『NieR:Automata』、『Horizon Zero Dawn』、『ゼルダの伝説 BotW』などが立て続けに発売された2017年前期を彷彿とさせます。

個人的に楽しませて頂いたところでは、PS4では『FINAL FANTASY VII REMAKE』、『The Last of Us Part II』、『Ghost of Tsushima』。
Switchですと『あつまれ どうぶつの森』は外せません。このブログを振り返れば一目瞭然でしょう。それから発売は昨年ですが『ファイアーエムブレム 風花雪月』は今年最初にどっぷりハマったゲームでしたね。

 

 

『あつまれ どうぶつの森』はゲームとして見ると特殊な部類に入ると思うのですけれど、生活習慣を変えてしまった凄まじい影響力を持っていました。
初めてのどうぶつの森シリーズだったのですが、ここまでハマるとは思いませんでしたよ。3月に発売&購入したゲームなのに、ほんの少し前まで毎日起動してましたからね。こだわり過ぎると永遠に終わらないと思ったので、ムシ・サカナ図鑑の完成をもって一段落としました。

 

 

 

『FINAL FANTASY VII REMAKE』は原作を知らないまま始めたのですが、どうやら“リメイク”の枠に囚われていないらしいことが伝わってきて、俄然興味が引き立てられました。
この1本のソフトだけでも十分楽しかったものの、完結まで描かれないというのは引っ掛かるところ。別けること自体は構いませんが、結末は何年後だろうと考えると気が遠くなりますね。
 

 

 

『The Last of Us Part II』は期待と不安の続編でしたが、ある意味では期待通りの傑作でしたし、不安に思っていた通りの地獄が描かれていました。
プレイ序盤、中盤、終盤、クリア直後、プレイからしばらく経った後、そこから更に時間を置いた後と、その時々で感情が異なり、堪らなく愛おしくなったり、蛇蝎の如く嫌ったりする、気持ちが忙しい作品でした。総括して凄まじいゲームだと思います。
 

 

 

『Ghost of Tsushima』は日本人として、ひたすら感謝の念が絶えない、そんなゲームでしたね。
発売前は高難易度のゲームなのかと不安でしたが、ちゃんと鍛えれば戦いは楽になりますので、幅広い人が楽しめる難易度に収まっていると思います。
後に世界ふしぎ発見!の対馬特集で取り上げられていたのが記憶に新しいです。ゲームのいちタイトル(それも海外のゲーム)がテレビで好意的に扱われているのはかなり珍しいのではと興味深く拝見しました。


後期は忙しさもあって、好みのゲームとはなかなか出会えなかったのが悔やまれますけれど、前期の豊作ぶりに十分満たされたゲームライフを送れた一年でした。
2021年中にはPS5がごく普通の値段でごく普通に買える世の中になってほしいと願うばかりです。

 

それではよいお年を。

 

・12月

年末です。そしてムシとサカナ、双方共残す1種が出現する月でもあります。
ムシはフンコロガシ、サカナはワカサギです。

ワカサギは12月1日に速攻で確保できたのですが、フンコロガシは雪が積もった日に動く雪玉を探すという、特殊な条件でしか出現しません。
12月が10日ほど過ぎた頃、島が雪景色に包まれるようになり、ついにその時は来ました。

 

 

ムシ・サカナ共にコンプリートしました。
いやぁーーーーー・・・・・・長かったあ!3月から始めて(時計操作をしないで)12月で図鑑がやっと埋まるって、気の長いゲームですねえ。

加えて、海の幸の新種であるロブスターも無事に捕獲しまして、今月のノルマも達成です。
ちなみに、海の幸はあと2種でコンプリート。これもできればがんばりたい。

 

 

 

・金の道具

コンプリートしたご褒美に“きんのあみ”と“きんのつりざお”のレシピをゲットしました。
金の道具シリーズがそこまで強力ではないため、記念品程度の感覚ではあるものの、それでも嬉しいものです。

 

 

残るは“きんのスコップ”ですけれど、あと何回ヤツを助ければいいのか覚えてないので、モチベーションは低いと言わざるを得ません。
きんのあみ、つりざお、スコップはちょっとハードルを高くし過ぎですよね。

 

 

 

・冬のアップデート

色々と追加要素がありますが、中でも目を引いたのがマイホームの収納数アップ。上限1600から2400に上がりました。
だいぶ前から収納数が限界を迎えていて、そのためにサブキャラを作ったくらいなのですけれど、それでも足りなくて要らないのを処分しまくっていた矢先だったのです。

サブキャラと合わせて更に1600枠が増えるとなれば、だいぶ楽になります。
それでもある程度は仕分けしないと、あっと言う間に埋まってしまうと思いますけれどね。

 

 

 

・サンクスギビングデー

料理人であるフランクリンさんが来島。4つの料理の完成を目指し、指定された食材を提供すれば、ご褒美に限定アイテムがもらえます。
全ての料理ができあがった後は、シークレット食材を提供して料理をグレードアップさせて、4つ全て完了するとDIYレシピがもらえるというもの。

 

 

最近のイベントの中ではやや手間が掛かりましたね。
特に海の幸を要求されると、それほどレアというわけでもないのに、ひたすら海中を彷徨うことになります。

 

 

ですが、グレードアップでもらえる家具に関しては、後日ショップで普通に売り出されるという救済処置がありまして、レシピがどうしても欲しいという人以外は、程々のところで切り上げるという選択肢もありますね。
意地になってがんばる時期はとうに過ぎたと思うので、救済措置は大歓迎ですね。・・・ワタシはうっかりがんばってしまいましたけれども。

 

 

ちなみに、ワタシは全く聞き馴染みがなかったのですが「感謝祭」という別名でやっと思い当たりました。
と言っても何をするのかは知りません。というわけで、良い機会ですので少し調べてみましたよ。

乱暴に言うと、家族や友人と食事会をする日だそうで、メイン料理に七面鳥が使われる伝統があるそうです。
「七面鳥の日」と呼ぶこともあるらしく、フランクリンさんが不服そうにしていたのはこのことだったのですね。

 

 

 

・クリスマス

トナカイのジングルさんが来島。ラッピングをDIYして、住民にプレゼントを配るという、比較的シンプルなイベントです。
そこでもらえる“クリスマスなかべかけソックス”を自宅に飾ると、翌日に更なるプレゼントがもらえます。

 

 

住民が多いとちょっと大変ですが、やること自体は分かりやすく、難しいことはないので、親しみやすいイベントですね。
現実では例年以上にクリスマス感が乏しい日々を送っていたので『あつ森』の中で少しでもクリスマス気分を味わえて嬉しかったです。

 

 

 

・メンバー交代

シベリア(オオカミ)が旅立ち、バーバラ(ヤギ)が新メンバーとしてやって来ました。
シベリアはamiiboカードでいつでも召喚できますし、アネキ属性の住民が1人も居ないのは座りが悪かったので、バーバラに来てもらうことになった次第です。


・花

おそらく、全色揃いました。これも長かった。
最後まで粘ったのは、紫のアネモネでした。たぶん青いバラと比べれば難易度は高くないはずですが、作り方が分からなかったし、調べようともしなかったために偶然に頼った結果です。
 

 

 

今回のハイライトは何と言ってもムシとサカナの図鑑が全て埋まったことでしょう。約10か月の戦いがようやく終わりました。
博物館も賑やかになりましたね。(まだ海の幸が一部欠けていますが)

個人的にこのゲームを続ける最大のモチベーションが図鑑のコンプリートでしたので、絶大の達成感と同時に力が抜けた感もあり、発売日以来ずっと続けていた毎日のプレイがとうとう途絶えました。
とは言え、こんなに長く濃密なプレイが続いたゲームって他に思い付きませんよ。

オフラインのゲームってだいたい2~4週間くらいで区切りがつきますし、オンラインゲームはほとんどやらないですから、本当に例外中の例外です。
今後はイベントや気になるアップデートがあった時だけ覗いてみたいと思います。それと海の幸もコンプリートしたいな。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~』

アニメで知った作品ですが、続きをマンガで読みたいと思い続けてようやく手に取りました。
キャラクターそれぞれの魅力と、そんなキャラクターたちのわちゃわちゃ感が好きです。

アニメで見た範囲は本当に序盤の序盤だったことを知りました。
今は壮大な話になっていますけれど、より多くの人が笑顔になれる結末に至ることを願っています。

アニメ化された範囲のその後がより面白くなる作品っていくつか思い当たるのですが、とても惜しい気持ちになりますね。
本作もその1つだと思います。願わくは、続きもアニメで見たいなー。


『最近雇ったメイドが怪しい』

坊ちゃまをからかいたいメイドさんと、その煽りを真正面から受け止めて彼女をべた褒めし、図らずも照れさせてしまう坊ちゃまの織り成す日常を描いたかわいらしいお話です。

メイドさんと坊ちゃま、それぞれバックボーンが謎だらけで、それらが今後明かされるのかどうかは分かりません。それはそれとして照れるメイドさんがかわいいです。
双方に愛情が見て取れるので、イヤな空気は全くなく、毎回毎回メイドさんが坊ちゃまにのほほんとしてやられます。

同じ作者の『世界で一番おっぱいが好き!』もお気に入り。タイトル通り単純明快で極まったお話です。シンプルというのは時にとても強いですね。


『あやかしトライアングル』

『BLACK CAT』や『To LOVEる -とらぶる-』でお馴染みの矢吹健太朗先生の新連載。ワタシは『邪馬台幻想記』からのいち読者です。
連載している週刊少年ジャンプはもう定期購読していないのですが、矢吹先生の絵がとても好きで、内容を全く知らずにコミックスを購入しました。

ちょっとレトロな作風を今の時代に敢えてやっている様子で、レトロなジャンプ作品読者であるワタシとしては、新作なのに馴染みがあるマンガ、という印象です。
まだ始まったばかりではありますけれど、個人的にはとても好き。

比較的ほのぼのとした空気感で、このままほのぼのし続けても、徐々にシリアスな展開になっても、どちらでも楽しめそうな作品ですね。



『鬼滅の刃』

今更もったいぶってお話しするのは恥ずかしいくらいの超絶大ヒット作ですが、コミックス最終巻が発売され、劇場版も快進撃の真っ只中ですし、改めて触れたいなと思った次第です。
『鬼滅の刃』の大ヒット、ワタシはとても嬉しいのですよ。

アニメが一般層にも伝わるくらいの大ヒットする作品って、いちアニメオタクからすると「そこまで持てはやすほどか?」とか「メインキャストがプロの声優ならもっと完成度が高くなったはずなのに」とか、歪んだ感想を抱きがちなのですけれど、『鬼滅の刃』は“オレたちの週刊少年ジャンプ”で連載され、“オレたちの吾峠呼世晴”の手によって生み出され、“オレたちのufotable”がアニメを制作して、“オレたちの花江夏樹”が主演を務めて大ヒットに至ったというのがただただ嬉しい。

原作のマンガは結末を迎えましたが、アニメはまだまだ前半部ですから、アニメがこれで終わるはずがないよね、と信じて座して待つ所存です。
次はテレビシリーズかな、また劇場版かな、などとあれこれ妄想してワクワクしています。

そしてコミックス最終巻。ジャンプ掲載時より多くの加筆があり、更に胸を打つ物語りとなりました。
伝えたい想いは山ほどあるのですが、敢えて1つ選ぶと、赫刀を持たず、痣の者でもない善逸と伊之助が常に炭治郎の傍らに居たことが嬉しくて仕方がありません。

番外のお話になりますけれど、コミックスの作者コメントが感謝の言葉に溢れていて感銘を受けました。
吾峠呼世晴先生の人格者ぶりが窺い知れて、先生に対しても作品に対してもますます好感を持ってしまいます。さてはこの方、心の中に炭治郎が住んでるな。