ようやく初訪の鮮魚と日本酒のお店「ダイニングキッチン宇久」

まいどでござる(｡･_･｡)ﾉ

さすがに疲れて爆睡してしまったすぺ千三百でござる。

時差ぼけは全くないので、寝て疲れさえ取れれば、何もなかったかのように日曜日の朝を迎えることができました。

今年の5月にアメリカのユタに出張して、その帰国後、日本酒と刺身が食べたいと行ったお店で、びっくりな支払いをして以来、高槻で日本酒と鮮魚の難民状態でした。「cocoro-ma“ART”shie」さんからご紹介していだだいたまま、行ったら定休日だったりとで、ずっと行けなかった「ダイニングキッチン　宇久」さんにようやく初訪問できました！

まだ1組しか先客がいない店内ですが、たくさん予約が入っているみたいで、なんとか私たちは予約なしで入れました。まずはプレミアムモルツを飲みながら、つき出しをいただきます。3種とも繊細で優しい味付けで、この後のお料理にすごく期待感が高まります。

ビールを一杯いただいたら、この後の料理は日本酒でいただきたいと思い、冷酒のメニューを嫁さんと二人で全種類いただきました。滋賀の「不老泉」、高槻の「きよつる」、福島の「国権」以外は初めて目にする日本酒でしたが、どれもそれぞれ特徴があって、美味しかったですねぇ。この後ご紹介する料理との相性もたまらないです。

「まぐろホホ肉とチーズの炙り 700円」
口の中でとろけるほどやわらかいホホ肉に炙ったチーズのこってり感がプラスされて、めちゃめちゃ美味しい！さらにわさびをちょっとつけてみたり、醤油をちょっと垂らしてみたり、いろいろな食べ方でいただきましたが、どうやって食べてもとにかく旨い！一口で食べてしまうのがもったいないほど、日本酒との相性も最高でしたね。

「牡蠣煮 400円」
こちらも日本酒との相性は抜群で、どうしてこんなに身がしっかりしているのか、嫁さんも気になってたみたいです。もっと水っぽいのかと思ってたんですが、歯ごたえも味もしっかりしてて、美味しかったです。

「せこ蟹一杯　700円」
せこ蟹は、松葉ガニの雌のことで、雄よりも身が締まってないなどの理由で安く売られてるんですが、北陸地方の知人達はこぞってこのせこ蟹を食べてましたね。安くてたくさん食べられるし、何といっても雄にはない内子と外子が食べられるという理由で。
外子と内子、カニ味噌、そしてカニ身と量は少ないですが、味が濃くて美味しい。嫁さんと殻しか残らないぐらい食べつくしました。

「亀の手　600円」
四万十川に行って食べて以来17年ぶりの亀の手は、貝だと思ってたのですが、岩場についてるフジツボの仲間で甲殻類だそうです。切れ目を入れてもらってるので、簡単に殻を外していただけます。貝のような味わいと食感で、磯の風味もあって日本酒のおともには最高です。

「青魚お造り3種盛り　1200円」
私の大好きなアジとサンマの刺身に、ブリの刺身が入った3種盛りは、どれも脂がのってて、旨みと甘みがたまらないです。醤油につけると表面に脂が広がるぐらいで、日本酒が止まらないですね。

「絶品 黒毛和牛ミスジ肉　1500円」
脂の部分も赤みの部分もやわらかいけど繊維質で、噛めば噛むほど、旨みが口の中で広がって、その余韻に浸りながら日本酒を一口。最後のメインがお魚でなく、牛肉でしたが、日本酒との相性も抜群で美味しかったですね。
〆にサービスで魚のあらのお味噌汁をいただき、ものすごい満足感でお腹も心も満たされました。
食事している間もひっきりなしにお客さんがやってこられて、予約してないと入れない状況でした。私たちもラッキーだったねと話しながら、次回以降は予約必須だということを実感しました。予約してでも行きたいお店ってことは、今日のお料理と日本酒をいただけばよくわかりました。まだまだ食べたいメニューがいっぱいあるので、これから楽しみです。

ご馳走様でした！


「宇久」
大阪府高槻市城北町2-14-11 桃園ビル1F
TEL: 072-661-1880
18:00～23:00（日・祝休）
夜総合点★★★☆☆ 3.6