エアクレイドル保育園のホームページは、たくさんの方達が見てくださっているようです。


1か月のアクセスも、1,500件以上、ページ数では10,000ページ以上とのこと。


小さな保育園としては、異常なアクセス数と聞いて、実感はないのですが、嬉しいかぎりです。


在園児のご家族は、在園児の様子や作品のページが主だと思うのですが、


それ以外の方達も、保育園を覗いてみようや作品のページを、たくさん見てくださっているようです。


1年ぶりに訪問してくださった方が、1年前の雰囲気から見て、園児が、ずいぶん落ち着いていると


誉めてくださいました。これまた、実感はありませんでしたが、この上ない喜びを感じました。


先生方が取り組んでこられた、知育遊びや躾けなどの教育のたまものではないかと思います。


小さな保育園でしかできないこと、それだけを考えて試行錯誤の2年でしたが、


更に、ひとりひとりのお子さんの成長の記録をお知らせできるシステムを。


また、保育園をお探しの方には、ご自分のお子さんが、どのように成長して行くかが、想像て゜きるような。


そんな記録や情報を、ホームページに盛り込めるよう、ただいま計画中です。


昨日訪問してくださった方に、開園時「園児は商品ではないので、園児募集はいかがなものかと?」と


助言いただき、私を、保育園を、そして先生と子供たちを見て、知って、気に入っていただく


安心して預けていただける保育園として選んでいただく。そのために「園児募集」はしないまま


2年が経ちます。園児ゼロ人から始まって、苦しい時期も長かったですが、やっと軌道に乗りつつあります。


今後に、こうご期待を…

小さな保育園では、一部屋で各年齢の子どもが、一日中同じ遊びで、同じ生活リズムで過ごしています。


昨年、定員に達した時、先生方が、このままでは大きい子も小さい子も、ストレスがたまると心配して


無理にスペースをふたつに仕切り、時間によって集まったり、別れて遊ぶようにしました。


今年7月から、幼児教室の現役の先生が、保育のスタッフとして加わって下さり、


その先生の協力の元、各年代に合わせた知育あそびを考えていただき、


先生方の手作りの教材を使って、毎日15分~20分、3クラスに別れて、知育あそびを始めてみました。


最初は、15分座っているのも大変で、座っていても、やる気があるのかないのか?と、ちょっと心配でした。


ところが、どうでしょう。今では「お勉強の時間」と、声をかけると、赤ちゃん以外は、


自発的に、各クラスに別れて座っています。


普段は、先生のお話もなかなか聞いてくれないのですが、この時間内は特別な空気が流れています。


ひらがなあそびやすうじあそび、ずけいあそびと、毎日子ども達が退屈したりあきないカリキュラムで


各先生が工夫を凝らしてくださった結果、この時間の中でも、とてもいい笑顔が見られるようになりました。



エアクレイドル保育園の壁面は、四季折々の子ども達の作品が飾られています。


今年は、画用紙に貼られた作品ではなく、毎月担当の先生が考えた題材


今月はどんぐりと紅葉したもみじを、子ども達に作らせて


壁面に、枝や落ち葉を足して、子ども達の作品を壁にレイアウトして行くのです。


壁面アートの匠の先生のレベルが高いので、他の先生方の順番になると、さあ、大変。


何をどう作らせて、小さい子には…、大きい子には…。レイアウトはどうしようはてなマーク等々。


何日も考えて、考えて、準備もして、子ども達も少人数に分けて、何日もかけて出来上がるのです。


ホームページの子どもたちの作品を見ていただければわかりますが、


毎回、本当に、素晴らしい壁面アートになっています。


子ども達の作品も、赤ちゃん以外は、できるだけ先生は手を貸しません。


だから、ひとつひとつ個性的で、見ていて飽きない作品。意外性のある作品が生まれるのです。


先生の仕事は、これで終わりません。


壁から剥がした作品を、今度は個人別に画用紙にレイアウトして、作品ファイルにつづります。


作品集は、年度末の3月に、ご両親にお渡しする予定です。


きっと、喜んでいただけると信じてます。こどもたちと先生の情熱の塊ですもの。