瀬名秀俊① ロングバケーション 1996年4月15日~(木村拓哉が23歳の時) | 木村拓哉芝居研究所

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木村拓哉ではない人々の存在自体を、偏見・受け売り・見ていないのに「何をやっても」と知ったかぶり・違いも解らない低知能・嫌いだから叩きたいだけ・四流ネガキャン記事の執拗な印象操作・洗脳・先入観による理不尽極まりない迫害から守るため、命を懸けて分析します

『ロングバケーションでは、相手役の山口智子にもっと高いヒールを履くよう要求した。下手すると自分が小さく見えてしまうようなことを脚本からそのほうがいいと判断し自ら要求、山口も意図を理解し高いヒールに履き替える、このようなやりとりが毎日のように行われ、スタッフがレベルの高さに驚かされっぱなしであった』
(和書 吹上流一郎 2003 木村拓哉 軌跡 154-155頁)


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この左頬の白いのが涙
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必死で堪える瀬名
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右からも涙
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左頬の涙
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9話で瀬名が大粒の涙を零す場面。

当時のインタビューで
「南がピアノ弾くシーンで、台本には 瀬名、涙 と書いてあったけど、絶っ対泣かないって決めてて…。でも、泣かない泣かない!ってこらえたけど、やっぱり泣いちゃいましたね」というようなことを語っていた。

木村拓哉はストーリーの流れから判断し、瀬名になりきりすぎ感情移入しすぎ、泣かないと決意したのだろう。

でも本番、結局台本に予言された形となった。

初めから泣こうとしていたら、泣くのを堪えるあの嘘のない唯一無二の表情は生まれなかっただろう。
23歳にして既に、涙を流す等目先・外側のことに精一杯になるレベルではなく、役作りがとてつもなく深い。

また、実際に木村さんが弾いた音を使用しているシーンがあるという。

演出家の方「撮影までにピアノ大会で優勝出来るようにと言ったら、本当に仕上げてくる。しかも涼しい顔で。でも裏では歯を食い縛っている」

プライドのアイスホッケー同様、ピアノも共演者である広末涼子さんが「元々上手な方なんだと思っていました」と言う程上手だったそう。

当時テレビで「ロンバケで、月曜の夜は街からOLが消える」としょっちゅうやっていた。

ピアノ教室に通う男性が殺到。

スマスマでAKIRAさんが、「女の子に聞かせたくて、リーゼントのヤンキーがみんな真面目に一生懸命練習してました」というような発言。
小栗旬さんも「AKIRAさん同世代だと思うんですけど、僕も練習しました。みんな練習してましたよね」というような発言。
佐藤隆太さんも「野球部の朝練後に、体育館で一人で弾いてて、好きな女の子が通りがかった時に聴かせようと頑張りました」というような発言。

演出家によると、花火キスの撮影の時、既にセナマンブームで1000人以上集まっていたらしく、よく聴くと、見物人のケータイの音が入ってしまっているらしい。
外のロケは、大公開キスみたいな状態だったそうだが、二人ともそれを全く感じさせず、リアルに二人きりにしか見えないのが凄い!!!



1話
式場に戻ろうとする南に、自分からタクシー代のお札を渡してあげる。冷静で、よく気が利き、優しい。
『きっと返すから』
「ああいいです(笑顔で何度も頷きながら)」←いい人。と同時に、もう関わりたくないという引き気味テンションも感じさせる。

あんなオラオラクールでかっこよすぎる武志の数年後に現れた男とだと信じられない。オーラから表情から何から何まで、武志とは似ても似つかない。

★★★1話 南と2回目に会った時、かなり愛想笑いをし、家に逃げ帰る。


1話
ピアノ教室
「いや、はっ(笑)おにーちゃーんじゃなくて、先生だから~、ねフっ(笑)」
この おにーちゃーん じゃなくて の言い方と、尖った唇が可愛い\(^_^)/

手をガーンとされ、痛がり、「(小声で)このクソガキ…」も超可愛い\(^_^)/



●優柔不断口調。ぼわぼわ口調。声高め、小さめ。ゆっくりか普通が多い。

一人称僕。 愛想笑いはかなりする。空気を読み、常識人で、気を遣うため。

1話最初 
一人で興奮して話し続ける初対面の南に引きながら、寝起き口調でぼわぼわと話す。

『てことは後?』
「あと30分…」
『んな他人事みたいに言わないでくれる?』と他人なのに言われ、「すいません…」と、聞こえないくらいのボソボソ声で、少しペコと頭を下げながら謝る。

後に追加

●涼子ちゃん←かいかぶりすぎ・女に幻想を抱く、南←呆れる、引き気味 と態度を変える。

(ラブジェネの哲平は、りこ←素直じゃない・口喧嘩・イジる、早苗←紳士的、エリカ←スケベ とそれぞれ態度を変える。
涼は、優子←騙さない・口喧嘩・徐々に心を開く・本気の恋、

美羽←涼をひたすら信じる、純粋すぎる女には、天使のような作り笑顔で、優しい態度・騙す、

由紀←涼を信じたり、疑ったりの女には、優しく騙したり、冷たく突き放したりする。

柏木小百合←計算高く騙されない汚れた女には、特に怪しい大人のフェロモンムンムンで、騙すというより普通に利用)


●繊細で、苦笑いが多い。少し暗いが、明るい時も多い。
後に追加。

●三枚目要素、コミカル要素あり。かっこつけていない。

●仕事に対する思い、職歴、収入
自分の才能に自信がなく、ピアノを処分しようとするが、やっぱりピアノが好き。ピアノ教師のバイトをしており、生徒に対しても真面目に向き合う。

諦めた時は、紳士服売り場で働く。南にネクタイを売る。

●あまりモテず、涼子ちゃんをギラギライケイケな真二に取られる。
堤防?(爽やかで健全なキス)、花火(初め物凄いあっさりキスし、その後愛情たっぷりなキス)、結婚(小鳥のように笑顔でチュッチュ)でキス。
全くグイグイ行かず、恋愛に対しても仕事に対しても自信がない。
チャラさはない。

●既往歴:涼子ちゃんを車から守り、コンクール前に手を負傷。

●イジラレ。

●友人、仲間に対する思い。交友関係は、狭く普通。あまり友情命という感じではない。

●世の中に対する思い
日本のために!人々のために!という情熱はない。

●オーラの色
暖色系で柔らかい、オーラは薄い。淡いピンクなど。


例えば瀬名とラブジェネ哲平を比べると、奥手で優柔不断で真面目で、浮気なんて絶対しない、ふんわり可愛い繊細な瀬名。

チャラめでスケベで、会ってすぐにラブホでセックスしようとし、キスの浮気もついしちゃうけど、強気で瀬名よりオーラがある哲平。

その日の気分で、男を選んで会いに行ってたっぷりデートすると楽しい。

人生に疲れ果て、可愛い弟キャラに癒やされたい時は瀬名。

人生がつまらなく感じ、刺激が欲しい時は哲平。


●知的。常識人で優しいが、空気の読めない南のことを冷静に分析し、イタイとこ突くこともある。

●特に感動する回、部分、どこがどう感動するか

足の人差し指を触ると中指のように感じる、

口喧嘩やすれ違い、

涼子ちゃんとの約束でテンションMAXになっている瀬名が、部屋で一人飛び跳ねていて、それをみなみに見られて恥ずかしそうなところ、

ピアノの前で「ここにいろ。俺のそばにいろ。もう、どこにも行くな」を練習してみなみを抱きしめたら、みなみがキュンとしちゃうところ、

何気ない会話全てが愛しい。

優柔不断で、色々涼子ちゃんの気持ちとか考えすぎて、涼子ちゃんに「意気地なし」と言われて振られるところ、

南の空気読めない発言で涼子ちゃんが傷付いてお店から帰っちゃって、瀬名がみなみに凄い鋭く的確な指摘して南が傷付くところ、

瀬名の内向的な性格がかなりリアル。

堤防に座っている瀬名が、キスした後南に顔をうずめる甘えたような仕草、

花火のキスと抱きしめ、

最後の「南~!」連呼とキス、

一番興奮するのは、Hして、真二が来て、慌てて瀬名がベッドから立って着替える前。

服で前を隠しているが、右側のお腹から腰から足にかけて一瞬一直線に全部肌が見えて、それがめっちゃエロイ(*^O^*)

あと、やっぱり子どもの頃一番好きだった、スーパーボールが戻ってくるところ(>_<)

前、爽やか笑顔の優しい瀬名が夢に出てきて、イチャついた\(^_^)/


●仕事においても、恋愛においても、かなり内に秘める。基本冷静で、たまに感情的。明るめだが、静かめでもある。

1話
大学院に落ちたのに、大学院生と南に嘘をつき、ピアニストでリサイタルを開いていると嘘をつき、見栄を張る。

●人前では大人っぽいが、一人の時や、心を許した相手には、子どもっぽい面も見せる。が、基本的に大人で上品で、観察眼が鋭く、自分の欠点も人の欠点も冷静に分析・俯瞰する癖がある。

面白い要素あり。可愛い。

●不真面目なところはない。あまり負けず嫌いではなく、涼子ちゃんの才能も認めつつ仲良く出来るし、涼子ちゃんを取った真二ともすぐ仲良く出来同棲まで出来る。南の年上の彼氏にも嫉妬しつつ、無理に横取りしようとはしない。

真っ直ぐ突っ走るタイプでもなく、あれこれ考えすぎてピアニストとしての自信も持てなかったり、イケメンなのに恋愛に対しても自信が持てなかったりする。

●犯罪歴:当然なし。慎重で、平和主義。

●危険な香りは全くしない。健全で爽やかなセクシーさはある。

危険な香りがしなさすぎるため、ソファーに座っている瀬名の足に、テンションMAXの南が何気なく足を乗せて、瀬名が微妙に困っていても気付かない。


普通、見ず知らずの女性と二人きりで、同じ家で暮らすことなど許されない。

でも瀬名は、南に無理矢理押しかけられ、追い出そうとしても無理矢理入られ、

無理矢理荷物も一式運び込まれてしまう。

如何にも【信用できる安全な男】オーラが漂っている。
酒に酔っても、絶対暴れて手を出してきたりしなそうな、自制心が強い感じがする。

というか、南に「あと安心して。私、年下には一ミリも興味ないから。あなた襲うなんてことないないないない」
と逆に言われる程の、いい人オーラ、表情、仕草、話し方。

1話
『どうして承諾したのそんな見ず知らずの姉ちゃん』
「いや…ちょっと負い目があってさ…」
『負い目?』
「だからその朝倉さんって人がぁ、一緒に逃げたぁ…相手?っていうのはぁ…俺がぁ紹介した女の子なんだよ」




●木村拓哉より内向的で、オーラが薄い。

●直季や涼やハルや武志や由起夫などと比べてしまうと、オーラは薄めだが、優しく可愛いのでタイプ。


後に修正












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