はい咲いなぁ(咲庵)
序章
「落ち武者狩りだ!、、気をつけろ!!」
山崎の合戦から敗走中の藪道で
農民の竹槍で襲撃される…
そうここが明智光秀「終焉の地」
京都の小栗栖で通称「明智藪」と呼ばれている場所。
光秀 :「ダメだ、アカンわ。落ち武者狩りに腰骨を突かれた〜痛くて痛くて、もう馬に乗って走れん」
家臣A :「近くに病院は無いようですので、応急処置しましょう。」
光秀 :「おぅ、すまぬな。病院があったとしても藪医者だろうに…藪だけに(苦笑)」
…家臣達は誰一人として笑わなかった。
家臣B :「殿、ここでは農民らが竹槍を持って、また襲って来ますぞ」
光秀 :「まぁ、やる事やったし、このまま生きてても後処理が大変そうだし、ギャグも尽きたし、そろそろ潮時かな。」
家臣M :「トノ、ワタシガ、カイシャクヲ…」
光秀 :「おっ、そうだな、すまぬ溝尾(家臣M)。ズバッと遣ってくれ! そしてワシの首と刀をあの隠れ里に運んでくれ。お前は必ず生きよ」
家臣M :「…ギョイ。」
……
逆順二門なし
大道心源に徹す
五十五年の夢
覚め来て一元に帰す
つづく
ん。jah
☆これは、僅かばかりの史実と逸話を元に妄想とユーモアを合わせたフィクションです。☆
後世に残る明智光秀の所縁の地とは程遠いと思われる、我が地元の本巣市にも明智光秀に関する僅かな史実と言い伝えがあり、それを考慮し可能性を広げて書き綴っています。