第79回菊花賞の予想 | 競馬徒然日記~ヤマザキ的思考回路~

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★第79回菊花賞(GⅠ)

 

◎ ⑭グロンディオーズ

○ ⑨エタリオウ

▲ ③ブラストワンピース

注 ⑦ユーキャンスマイル

△ ②グレイル

△ ④ジェネラーレウーノ

△ ⑱グローリーヴェイズ

 

 

 先行馬が揃った印象ですが、展開次第でどの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成。平均~やや速めの締まった流れと想定、3000㍍に必要なスタミナ+京都外回り向きの長くいい脚を使えるタイプを中心に考えてみました。

 

 ◎グロンディオーズは、エンジンのかかりが遅く、3走前の中山では末脚不発に終わりましたが、2走前の500万条件、東京2400㍍を2分24秒4の勝ち時計で楽勝。ペースや馬場差の違いがあるとはいえ、この時計はゴーフォザサミットの勝った青葉賞と同タイム。そして、その時の②着馬がエタリオウだったことを考えると、今年の菊花賞のメンバーなら十分勝ち負けになってもいい計算が成り立ちます。

 そして、前走の信濃川Sも1分58秒3の好時計で楽勝。しかも早め先頭から残り800㍍を11秒7-11秒1-10秒7-11秒5という速いラップで走っていることからも、エンジンがかかれば長くいい脚が持続するということが言えます。

 前走は出遅れましたが、仕掛けて好位につけられたように折り合いの心配がないですし、京都の下り坂を利用して早めに仕掛けていっても、最後まで脚が持続するはず。そういう競馬を得意とするモレイラ騎手、いかにもこの馬と合いそうなイメージ。この中間、内目とはいえ、力の要る南ウッドで楽に好時計をマークし、迫力十分の動きを披露。この馬を中心視したいと思います。

 

 ○エタリオウは前にいた馬で決まったダービーで、後方から、しかも大外を回って④着。この時に、「この馬強いなあ」と思いました。前走の神戸新聞杯でも、それほど速くないペースのなか後方から長く脚を使って②着ですし、この馬も京都外回りのロングスパートがハマりそうなタイプ。夏を越して、前走のパドックでいい体付きになっていましたが、それでも8~9分の仕上げ。前哨戦を叩いた上積みが見込めますし、まず大本線。

 

 ▲ブラストワンピースは前走の新潟記念を、直線ノーステッキで直線一気。ハンデ戦だったとはいえ、古馬相手に楽勝でしたし、3歳世代のトップクラスと言っていい存在。振り返ると、ダービーでは直線で窮屈になり追い出しが遅れながらも④着と力を見せていました。折り合いに不安がなく3000㍍も問題なさそうですし、中間の動きも抜群。

 

 注ユーキャンスマイル。前走は3角を過ぎたあたりから仕掛けて、長く脚を使いながら1000万勝ち。勝ち時計もかなり優秀ですし、なにより、最終追い切りの動きは、併せたエタリオウより良く見えたくらい。大穴候補はこれかなと思っています。