第23回秋華賞の予想 | 競馬徒然日記~ヤマザキ的思考回路~

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★第23回秋華賞(GⅠ)

 

◎ ⑪アーモンドアイ

○ ⑬ミッキーチャーム

▲ ⑱ダンサール

注 ⑦ラッキーライラック

△ ⑩オールフォーラヴ

 

 ◎アーモンドアイはゴール前で流す余裕がありながらも歴代2位の好時計でオークスを勝利。南ウッドが非常に時計のかかる状況だったことで、坂路併用での仕上げになりますが、最終追い切りで49秒7、終い12秒5を馬なりでマーク。迫力のある動きを見せていました。追い切り後の馬体重が486㌔とオークス時と比べて20㌔増えていますが、トレセンで見る限りは太目感はなく、成長分と見ていいと思います。後ろからでも、前走のように中団あたりからでも競馬ができ、直線では桁違いの瞬発力を使いますし、包まれたりしない限りはまず勝ち負け必至と見ます。

 

 ○ミッキーチャームは前走が秀逸。前半1000㍍58秒6のハイペースで逃げて、結果後続に3馬身半差をつけ楽勝。勝ち時計1分46秒5は、今年の札幌1800㍍全19鞍中2位の好タイム。ちなみに1位は、ディアドラが勝ったクイーンSの1分46秒2で、その時の②着フロンテアクイーンが1分46秒7。この2頭が昨日の府中牝馬Sで①③着ですから、単純な数字だけの比較ではありますが、古馬牝馬の一線級が相手でも十分やれる力を持っていることになります。あとは、前向きに行き過ぎるところがあるので2000㍍に延びる点、同型が多くいるので競る形で超のつくハイペースになった時など不安はありますが、この馬の潜在能力の高さをまず大本線に取りたいですね。

 

 ▲ダンサールは後続に5馬差をつけた前走が強かったですね。京都内回り向きの前々で器用に立ち回れるのは大きな強みですし、2走前は不利がありながらも、②着モンテグロッソ(青葉賞④)と僅か0.1秒差。鞍上はデムーロ騎手。配当的にも妙味はありそうです。

 

 注ラッキーライラックも器用さがあり、京都内回りなら、過去の実績からもアーモンドアイに肉薄できる存在。ただ、今回は球節の腫れでぶっつけ本番。アーモンドアイは当初からオークス後に秋華賞のローテーションを発表していましたが、この馬はトライアルを使えずに秋華賞直行。最終追い切りの動きを見ると8分以上のデキにはありそうですが、休み明けの分、人気ですし注の評価に。

 

 ローズS組ですが、カンタービレは重賞2勝の実績馬ですが、フラワーCもローズSも展開や鞍上の好騎乗が大きいと見ています。サラキアは、スタートに課題があり、どちらかというと直線の長いコース向き。それなら、前走切れ負けも、阪神外回り→京都内回りに変わって良さが生きそうな△オールフォーラヴが面白いかもしれません。