暑くてたまらない日々。
フィレンツェの街中は、多くの観光客で、
ひときわ暑く感じる。
日曜日が来るたびに、
どか~んとやってきた雨も、
今日こそは、
晴れ間を見せる。
ほんとは、家でゆっくりしたい気持ちもあるが、
いよいよ始まった、イタリアの夏。
堪能するには、
やっぱり、海。
ペットボトルの水は、凍らして、
おにぎりもこしらえた。
いつもの時間に電車に乗り、
いつもの海にやってくる。
2016年という以外には、
何の変わりもない、いつもの場所。
電車を降りて、
まず行くは、
いつものBarである。
ここ、Castiglioncello(カスティリオンチェッロ)は、
海沿いに歩道がある。
映画の舞台にもなったことがある。
浜辺は少ないが、
海の水は透き通って、
皆、
思い思いの場所にタオルを敷き、
することもまた、人それぞれである。
その歩道の角手に、
レストラン・Barがある。
いつものお兄さんが、
今年もまた健在である。
「ちゃお~~!」
いつもと変わらない笑顔で迎えてくれる。
これがイイのだ。
「やっと、来れたよ、今年もまた。」
「水は、まだ冷たいよ!」
大丈夫!
夏はまだ、始まったばかりなのだから...