子宮筋腫 腹腔鏡手術
その9【術後1日目 午前編】
これまでの経緯はコチラ↓
その2【発見→手術決意 編】
その4【入院準備・持ち物 編】
その8【手術当日・術後 編】
さて、手術を終えたその翌日。
6:00 起床
起床(早すぎる)
看護士さんがやってくる。
👩⚕️「喉乾いてませんか? お水を飲んでみましょうか!」
「はーい!(起きあがろうとするが痛い)」
👩⚕️「ベッド起こしますね〜!」
持ってきたコップに、
看護士さんがお水を注いで渡してくれた。
ゴクッ!
うん、久しぶりに飲んでもただの水である。
そんなに感動はない。笑
昨夜に比べて痛みはというと、あまり変わらず。
痛み止めの点滴は継続中。
でも、きっと少しずつ良くなっているはず!と思い込む。
また眠る。
8:00
看護士さん登場。
心電図などが外れる。
👩⚕️「ちょっと歩いてみましょうか? 歩けますか?」
「わかりませんが、やってみます!」
👩⚕️「歩けたら、尿道管を外せます!」
「頑張ります!」
ちなみに、今の状況はというと、
尿道管が入っていて、オムツ着用。
よし、その管、外してみせようじゃないの!!!!
自分でトイレに行く第一歩を踏み出すんだ!!
リクライニングで身体を起こしてから、
ベッドから降りるために、必死で柵を掴む。
ここで腹筋を使うとかなり痛いので注意。
腕の力だけで柵を掴む感じが良い。
でもやっぱり痛い!
人間、無意識でも腹筋が仕事をしているんだなぁ、と実感。
やっとのことでベッドのヘリに座り、
サンダルを履かせてもらう。
さぁ、気合いだ!!!!!
……点滴棒につかまり、立ち上がって歩いてみる。
……フラァ〜
立ちくらみがして、
ブワッと身体中から一気に変な汗が出る。
まずい、これは貧血だ……
「ちょっと気持ち悪いです。もう少し様子見ていいですか」
👩⚕️「わかりました。じゃぁ後で来ますね」
尿道管卒業は遠のいた……。
とりあえずベッドで休む。
9:00
👩⚕️「体調どうですか?」と看護士さん。
「だいぶ落ち着きました」
👩⚕️「尿道管は外れた方が自由きくんですけど、どうでしょう」
「……もう一度挑戦します!」
再びベッドから降りるために頑張り、
点滴棒につかまって立ち上がる!
ふらつきはないし、なんとかいけそう。
👩⚕️「ドアまでいけますか?」
「はい〜」
小さい歩幅でトボトボと歩く。
👩⚕️「よし、歩けるので大丈夫そうですね!
尿道管を外しましょう!」
尿道管とオムツ無事卒業。
と同時に、手術着から持参したパジャマに着替える。
9:30
執刀医の先生👩⚕️登場。
術後の経過を見に来たのと、傷口とドレーンのチェック。
血もだいぶ抜けたということで、右腹からドレーンの管も抜く!
👩⚕️「手術も無事に終わって、経過も良好です。
今はまだ傷が痛いと思いますけど、傷口も綺麗です。
だんだん良くなっていきますよ」
「思った以上に痛いです」
👩⚕️「手術が終わった後、摘出した筋腫は旦那さんに見ていただきました」
そう!
術後に先生が手術内容と筋腫の説明をしてくれたそう。
事前に摘出した筋腫を見せて大丈夫かどうか確認してくれ、
私はぜひ!嫌がってもぜひ!とお願いしていたのだ。
昨日術後に旦那から電話があり、そのときの様子は聞いていた↓
旦那「大きいの2つだけじゃなくて、大小合わせて8個も取ったらしい。
先生から、摘出して小さく切った筋腫を「見ますか?」と聞かれて、
グロいの嫌だな〜と思ったけど、せっかくだし見た」
「おぉ、さすが!(嫌がっても見せてとお願いしてたけどね)
旦那「筋腫、思った以上に量があってビックリした。
しかも、袋の上から触らせてもらった!!」
「え、そうなんだ! どんな感じだった?」
旦那「……なんか、ホルモンみたいやった」
「……なにその感想……」
先生にそのことを伝えると、
👩⚕️「え、ホルモンですか⁉︎
たくさん手術してるけど、その感想は初めてです!」と苦笑いしていた
ホルモンって。
確かに、内臓ではあるけどさ。
長くなっちゃったのでこの辺で。
*
次回は、術後1日目 午後編です。