先日、7年間使った携帯をようやく解約しました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
ただ少し複雑で、ここ3年間はガラケー(普通の携帯)と
アイフォン(スマートフォン)の二本持ちでした。
そこでアイフォンに一本化したのですが、ガラケーの電話帳に入っている人たちに対し
アイフォンの電話番号とメールアドレスを伝えなければなりません。
ソフトバンクには一斉送信の機能があります。
https://mb.softbank.jp/mb/service/3G/SAB/
ただ電話番号とメールアドレス、同時に変更するケースを想定していなかったのか
このサービスは「メールアドレスだけを通知する場合」にしか、役に立ちません。
しかも、アイフォンの場合、一度に20件しか送信できず、また20件のうちに
「存在しないメールアドレス」が含まれていると、1件も送信できません。
(相手が自分に新アドレスを教えなかった場合、など)
結局のところ、パソコンのメールアドレスから、電話帳の携帯メールアドレスに
1件1件、送信したのですが、おそらく、
同じシチュエーションの人は多いでしょうから
「新しい電話番号とメールアドレスを一斉送信できるサービス」を始めて欲しいところです。
ここからが本題です。
前回までは離婚しやすい職業として
「医者、介護従事者、外資系企業勤務」の3つについて
お話ししてきました。今日はその続きです。
4.会社経営者(いわゆるサラリーマン社長以外。中小企業や企業家など)
会社経営者の場合、仕事と家庭の境目が曖昧で、
そのことが夫婦関係に悪影響を及ぼします。
会社が小さいと、いかんせん、人手が足りない。
そのため、社長(夫)の妻が経理や秘書業務を担当していることが多いです。
いわゆる専従者ですが、妻とはいえ、昼間は1人の従業員ですから、
社長は妻をコキ使います。
一方で、昼間の癖が抜け切らず、夜や休日も妻をコキ使ってしまい、
夫(社長)は育児や家事に協力しません。
家庭内に仕事上の上下関係を持ち込んだ結果、
夫婦関係がおかしくなり、離婚に至るという流れです。
基本的にはお金にモノを言わせて離婚を迫るわけですが、
そのような発想は1や3と同じです。
また、いわゆる「愛人を囲う」という昔ながらの
シチュエーションが本当に行われているのも4の特徴です。
社長は絶対的な立場なので従業員を口説き放題です。
確かに嫌がる相手に男女関係を強要すれば
セクハラ、パワハラです。
しかし、ここでもお金にモノを言わせるのです。
経緯はどうあれ、相手が肉体関係にイエスと言えば、
それは犯罪ではなく、恋愛です。
「愛人を囲う」とは、何をどうするのでしょうか?
例えば、マンションの一室を借りて、社長が家賃を負担します。
そこに愛人を住まわせて、社長は好きなときに、
その部屋を訪れ、好き勝手するという状態です。
愛人が子供を産んだりすると、まるで一夫多妻制、
2つ目の家庭の出来上がりです。
一方で従業員以外を口説くケースもあります。
当初は従業員ではないけれど、関係が深まるにつれて、
愛人を従業員として雇うのです。
愛人は全く仕事をしていないけれど、給料は支給される。
つまり、愛人の給与を経費で落としながら
その中身は「貢いだお金」なのです。
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5.美容師
美容師がいつの間にか「不倫体質」になり、
いずれ離婚に発展するパターンは珍しくありません。
美容師の仕事は今や、カットやカラー、
パーマなどの施術だけではありません。
施術中、お客様を会話で楽しませたり、笑わせたり、
癒してあげるのも大事な仕事の1つです。
多くの予約を得るには、むしろ、話術の方が重要なくらい。
そうやって人気美容師は知らず知らずのうちに
「口説きのテクニック」を身につけるというわけ。
美容師だって基本給+成果報酬ですが、人気が出れば出るほど、
成果報酬は増え、給料は右肩あがりに。
お金を持っている人が素晴らしい話術で異性を口説けばどうなるか。
それは言わずもがな、です。
不倫の現場は美容院の中(お客様)だったり、
外(一般人)だったり。人気美容師はどこに行ってもモテモテです。
本来なら、仕事が上手くいくのは喜ばしいことですが、
美容師に限っては、そうとも言えません。
「人気が出る=モテる」なので、仕事は良い方向に
一方で家庭は悪い方向に転がっていくのです。
なぜなら、不倫はいずれバレるからです。
なお、離婚率が非常に多いのは美容師が男性の場合だけです。
一方で女性美容師が離婚の相談に来たケースはほとんどありません。
なぜでしょうか?女性は口説かれることはあっても、
自分から口説くことは、ほとんどないからです。
男性が女性へアプローチすることをナンパ、
女性が男性にアプローチすることをと言いますが
逆ナンは心理的に抵抗があります。美容師だからといって軽々しく
「逆ナン」をできるというわけではないのです。
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6.親がそこそこの資産家
(本人の職業は農家、地方議員、不動産業、会社の二代目など)
中途半端な「玉の輿」は危険です。
夫の実家が大金持ちで使い切れないほどの財産を持っているのなら、話は別です。
いくら夫や義父母から文句を言われても「お金を好き放題使えるのだから」と
我慢することができるでしょう。
とはいえ、今の世の中、遊んで暮らせるほどの
「玉の輿」はほとんど存在しません。
相手の実家がどのくらいお金を持っているのか、
そのことを知らずに結婚するケースがほとんどでしょう。
だから、相手の実家のお金など、はじめから当てにはしていないのです。
昭和以前は家柄が重要視されていましたが、
今の時代、「家柄の釣りあいがとれるのか」など気にしません。
とはいえ、結婚すれば、何かと入用があります。
結納や結婚、出産や家の新築、子供の入学や成人など。
そのような場面で相手の実家が良かれと思い、
何かとお金を援助してくれることはあります。
頼んでもいないのに、必要以上の金額を、です。
もちろん、はじめのうちは嬉しいものです。
自分たち夫婦のことを大切にしてくれるのだから。
しかし、お互いの実家の資産に開きがある場合、
途中から、おかしなことが起こります。
例えば、相手の実家は多くのお金を出してくれるのですが
自分の実家はたいしたお金を出せない、または全く出せない。
その場合、夫婦関係はどうなるでしょうか?
相手の実家のお金に比例して、相手の態度はどんどん大きくなっていきます。
大金持ちならまだしも、小金持ちはお金を出す代わりに、
口も出してくるから厄介です。
一方で自分の実家のお金に比例して、
自分の立場はどんどん弱くなっていきます。
そうして夫婦間に上下関係が生まれ、
今までは上手くいっていたのに、関係がこじれてくるのです。
このように「実家の資産格差」は離婚の引き金になり得るのです。
上記の通り、はじめから「札束で頬と引っぱたかれるつもり」で
結婚したのなら良いですが
そうでない場合、「お金のために我慢する」ことは難しく、
いずれ離婚に至るのです。
そして最後には相手の両親から
「離婚するのなら、金を返せ」と酷い言葉をぶつけられるのが典型例で
まさに弱り目に祟り目、です。
相手の職業が農家、地方議員、不動産業、会社の二代目などの場合
実家が「そこそこの」資産家のケースが多いので、
くれぐれもご注意を。
7.ガテン系(土木、とび職、工事、建設など)
この手の職業は親方から仕事をもらい、
「現金」で報酬を受け取るという形が多いです。
そのため、夫が現金を持ち帰り、給料をそのまま、
妻に渡すのが自然な流れです。
夫は「小遣い制」で、「妻が財布を握る」というパターンです。
新婚当初は夫はそのことに何の疑いも持ちませんが、
新婚ムードが冷めてくると、その状況に愕然とします。
なぜなら、いくら夫が頼んでも、妻は小遣いを増やさないからです。
それだけではありません。
いくら夫の給料が増えても「子供にお金がかかるから」「将来のために貯めておくから」
「何かと入用だから」などの理由で、
いっこうに、自由になるお金は増えないのです。
そのような日々に、夫は次第にストレスを感じ、小遣いは少ないのだけれど
キャバクラで遊んだり、ギャンブルにハマったり
、ブランド品を買い漁ったりするのです。
足りない部分は借金をするのですが、小遣いが増えない以上、
結局は自転車操業に陥り
借金が膨らんだところで、
妻に見つかり、修羅場をむかえるのです。
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