なぜ、お金にしがみつく人は、人間関係を平気でぶち壊すのか? | 法律でメシを食う35歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~

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1980年生。国学院大学卒。行政書士・FP。金融機関では住宅ローンのトップセールス。離婚に特化し開業。年間相談件数は1,500超。離婚サポートnetの会員は1万人と日本最大。マスコミ掲載多数。読売、朝日、日経各新聞、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」等。

先日、キャリーバックが故障し、タイヤが回らなくなるというトラブルに見舞われました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。


結局のところ、普通のカバンと同じように、かついで歩いたわけですが
今思えば、そんな体力勝負をする必要はなかったのです。


故障のタイヤは1つだけなので、キャリーバックの向きを逆にすれば、他のタイヤを使い
引きずることはできたのです。そんな機転が利かないほど、動揺していたのでしょう。
パニック状態での、気持ちの持ちようは、また1つ、勉強になりました。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-街中4



さて、ここからが本題です。


今日は「職業別」の話です。


離婚しやすい職業なんてあるのでしょうか?
もし、離婚率が高いとしたら、なぜ、離婚しやすいのでしょうか?


どのような特徴があり、どうすれば話を上手く進めることができるのか。
そのあたりを「7つの職業」に分けて、突き詰めていきたいと思います。



1.医者


医者の不倫が多いということは今まで何度も口酸っぱく、お話ししてきました。
必ずしも不倫=離婚ではありませんが、不倫の一定数は離婚に至るのだから
不倫率が高ければ高いほど離婚率も高くなるのは自明の理です。


医者の離婚では最近、顕著な傾向があります。
ドラマ「38歳で医者になった僕」の影響でしょうか?
ごく普通の会社員が脱サラをし、わざわざ医大に入り直すケースは増えているようです。


ドラマ「38歳で医者になった僕」
http://www.ktv.jp/37doctor/index.html



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-男性②


ところで、なぜ医者が不倫や離婚をしやすいのでしょうか?



そう考えた場合、多くの人はこう答えるでしょう。
「医者は企業での社会経験がないから」「世間知らずだから」
「一般常識が抜け落ちているから」



しかし、本当にそうなのでしょうか?


今年に入って、エスカレーターで医者になった人はもちろん、
この「脱サラ組」の離婚相談が急増しています。


脱サラ組は一定の期間、普通の会社員として働き、
そこで社会経験を積んでいるはずです。


だから、医者にありがちな異常性格、異常反応、異常性癖とは無縁のはず。


つまり、上記の仮説は間違っているのです。


病院や診療所という限られた世界のなかでは、
どうしても視野が狭くなってしまいますが
それが諸悪の原因ではないのです。



ドラマのように、外の世界を知っているから、
離婚や不倫の予備軍にならないとは
言えないのです。正しくは外部要因(=ある環境下に身を置けば、誰でもそうなる)が
圧倒的に大きいようです。


夢を壊すようですが、実話なので仕方ありません。


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http://www.tuyuki-office.jp/seminar0212-dvd.html




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-悲鳴


2.介護施設


1や2の特徴として「危機感の欠如や相違」が挙げられます。
例えば、不倫をしている人にやめるよう伝えても、なかなか自分から別れようとしません。


また配偶者(医療、介護関係)が離婚を切り出してきた場合、いくら離婚しないよう
説得しても、離婚を取り下げることはありません。


なぜ、一度決めたことを翻意させることが難しいのでしょうか?


それは私たちと彼らでは、危機感が大きく食い違っているからです。
私たちにとって離婚や不倫は、人生におけて一大事で「とんでもないこと」です。
一方で彼らはどうでしょうか?「たいしたことではない」と楽観視しています。




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-老夫婦


それもそのはず。


彼らは患者や入居者が亡くなるという、
人生における最も重要な場面に日々、立ち会っているのだから。



ひとの生き死にに比べれば、離婚は「たかが籍を抜く作業」なので
離婚に対する心理的抵抗は私たちと比較して少ないのです。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-ダメ



3.外資系企業


外資系企業の場合、良くも悪くも収入の乱高下が激しいので、
それが夫婦関係に波紋を及ぼします。


基本給に比べ、成果報酬の割合が高いため、仕事で成果を出さないと
例えば、年収が3割、5割減ることは珍しくありません。


とはいえ、収入減は死活問題です。


高い生活水準で暮らしていたり、住宅ローン等を組んでいるからです。


仕事が上手くいかないせいで、生活水準を下げるなんて嫌だし、
ローンを返済できないと困る。



だから、力ずくで収入を維持しようとするのです。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-お金


例えば、平日は日付が変わるまで残業し、土日は休日出勤をする。
そうやって長時間労働をし、何とか自分の成績の穴埋めをしようとするのですが、
当然、家庭に弊害が及びます。



配偶者からすれば、ピーク時の年収「当たり前」です。
だから、無理をして高収入を維持したところで、
配偶者は有難いと思うことはありません。



自分が高給取りを結婚したのだから、それが未来永劫、
続くと信じきっており、それは当たり前なのです。



むしろ、配偶者は「家庭を顧みない人間」なんだというレッテルを貼りつけ、
文句を言ってきます。


終いには帰宅が遅いこと、休日に出勤することを指摘され、
異性関係を疑われるハメに。


皮肉なものです。
「家族のために」仕事で無理をしているのに、
それは実は家族のためになっていないのです。



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法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-女性③



それでも一般的な年収なら、配偶者は「経済的に不安だから離婚しない」と
思いとどまることもあるでしょう。



上記のように生活水準を落としたくないようですが、
離婚すれば、今までのような生活はできないからです。


一方で外資系の場合、年収は少なくとも1,000万円超で、
5,000万円超というケースも珍しくありません。



だから、配偶者は離婚しても十分な保証を得られるため、ピーク時の収入を当てにして
さっさと離婚に踏み切ってしまうのです。



(次回に続く)


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