先日、キャリーバックが故障し、タイヤが回らなくなるというトラブルに見舞われました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
結局のところ、普通のカバンと同じように、かついで歩いたわけですが
今思えば、そんな体力勝負をする必要はなかったのです。
故障のタイヤは1つだけなので、キャリーバックの向きを逆にすれば、他のタイヤを使い
引きずることはできたのです。そんな機転が利かないほど、動揺していたのでしょう。
パニック状態での、気持ちの持ちようは、また1つ、勉強になりました。
さて、ここからが本題です。
今日は「職業別」の話です。
離婚しやすい職業なんてあるのでしょうか?
もし、離婚率が高いとしたら、なぜ、離婚しやすいのでしょうか?
どのような特徴があり、どうすれば話を上手く進めることができるのか。
そのあたりを「7つの職業」に分けて、突き詰めていきたいと思います。
1.医者
医者の不倫が多いということは今まで何度も口酸っぱく、お話ししてきました。
必ずしも不倫=離婚ではありませんが、不倫の一定数は離婚に至るのだから
不倫率が高ければ高いほど離婚率も高くなるのは自明の理です。
医者の離婚では最近、顕著な傾向があります。
ドラマ「38歳で医者になった僕」の影響でしょうか?
ごく普通の会社員が脱サラをし、わざわざ医大に入り直すケースは増えているようです。
ドラマ「38歳で医者になった僕」
http://www.ktv.jp/37doctor/index.html
ところで、なぜ医者が不倫や離婚をしやすいのでしょうか?
そう考えた場合、多くの人はこう答えるでしょう。
「医者は企業での社会経験がないから」「世間知らずだから」
「一般常識が抜け落ちているから」
しかし、本当にそうなのでしょうか?
今年に入って、エスカレーターで医者になった人はもちろん、
この「脱サラ組」の離婚相談が急増しています。
脱サラ組は一定の期間、普通の会社員として働き、
そこで社会経験を積んでいるはずです。
だから、医者にありがちな異常性格、異常反応、異常性癖とは無縁のはず。
つまり、上記の仮説は間違っているのです。
病院や診療所という限られた世界のなかでは、
どうしても視野が狭くなってしまいますが
それが諸悪の原因ではないのです。
ドラマのように、外の世界を知っているから、
離婚や不倫の予備軍にならないとは
言えないのです。正しくは外部要因(=ある環境下に身を置けば、誰でもそうなる)が
圧倒的に大きいようです。
夢を壊すようですが、実話なので仕方ありません。
セミナーDVD
『モンスターを退治して、一刻も早く「自由」と「お金」をゲットする6つの方法』
http://www.tuyuki-office.jp/seminar0212-dvd.html
2.介護施設
1や2の特徴として「危機感の欠如や相違」が挙げられます。
例えば、不倫をしている人にやめるよう伝えても、なかなか自分から別れようとしません。
また配偶者(医療、介護関係)が離婚を切り出してきた場合、いくら離婚しないよう
説得しても、離婚を取り下げることはありません。
なぜ、一度決めたことを翻意させることが難しいのでしょうか?
それは私たちと彼らでは、危機感が大きく食い違っているからです。
私たちにとって離婚や不倫は、人生におけて一大事で「とんでもないこと」です。
一方で彼らはどうでしょうか?「たいしたことではない」と楽観視しています。
それもそのはず。
彼らは患者や入居者が亡くなるという、
人生における最も重要な場面に日々、立ち会っているのだから。
ひとの生き死にに比べれば、離婚は「たかが籍を抜く作業」なので
離婚に対する心理的抵抗は私たちと比較して少ないのです。
3.外資系企業
外資系企業の場合、良くも悪くも収入の乱高下が激しいので、
それが夫婦関係に波紋を及ぼします。
基本給に比べ、成果報酬の割合が高いため、仕事で成果を出さないと
例えば、年収が3割、5割減ることは珍しくありません。
とはいえ、収入減は死活問題です。
高い生活水準で暮らしていたり、住宅ローン等を組んでいるからです。
仕事が上手くいかないせいで、生活水準を下げるなんて嫌だし、
ローンを返済できないと困る。
だから、力ずくで収入を維持しようとするのです。
例えば、平日は日付が変わるまで残業し、土日は休日出勤をする。
そうやって長時間労働をし、何とか自分の成績の穴埋めをしようとするのですが、
当然、家庭に弊害が及びます。
配偶者からすれば、ピーク時の年収「当たり前」です。
だから、無理をして高収入を維持したところで、
配偶者は有難いと思うことはありません。
自分が高給取りを結婚したのだから、それが未来永劫、
続くと信じきっており、それは当たり前なのです。
むしろ、配偶者は「家庭を顧みない人間」なんだというレッテルを貼りつけ、
文句を言ってきます。
終いには帰宅が遅いこと、休日に出勤することを指摘され、
異性関係を疑われるハメに。
皮肉なものです。
「家族のために」仕事で無理をしているのに、
それは実は家族のためになっていないのです。
「逆ギレ対応マニュアル~今すぐ最強の離婚交渉術を手に入れる」
詳細・お申込はこちら
http://www.tuyuki-office.jp/rikon9027.html
それでも一般的な年収なら、配偶者は「経済的に不安だから離婚しない」と
思いとどまることもあるでしょう。
上記のように生活水準を落としたくないようですが、
離婚すれば、今までのような生活はできないからです。
一方で外資系の場合、年収は少なくとも1,000万円超で、
5,000万円超というケースも珍しくありません。
だから、配偶者は離婚しても十分な保証を得られるため、ピーク時の収入を当てにして
さっさと離婚に踏み切ってしまうのです。
(次回に続く)
【大和市の離婚相談。男性限定】離婚術を7分で伝授。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23653327