裏と表の顔が別人?!そんな人にケチョンケチョンにされない方法 | 法律でメシを食う35歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~

法律でメシを食う35歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~

1980年生。国学院大学卒。行政書士・FP。金融機関では住宅ローンのトップセールス。離婚に特化し開業。年間相談件数は1,500超。離婚サポートnetの会員は1万人と日本最大。マスコミ掲載多数。読売、朝日、日経各新聞、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」等。



先日は最後の見納め、横浜から渋谷まで「東横線」に乗ってきました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。


特に用事はなかったのですが、3月から地下にもぐってしまうので
もう最後の機会です。何十回、何百回と利用していますが、そう思うと感慨深いですね。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-電車


「昔の渋谷は〇〇だった」
そんなふうに語り継ぎたいですが、10年後には、若者に
「東横線が地上に?嘘でしょ」なんて疑われそうで怖いですね。


さて、ここからが本題です。


■ 病院とは、現代によみがえった「リアル大奥」



「不倫している人が多い職場ってどこですか?」


もし、そんな質問をぶつけられたとしたら、
私が真っ先に思いつくのは『病院』です。


「病院のような神聖な場所で不倫をするなんて。
そんな汚らわしい人がいるわけがない」


あなたは真っ向から否定するかもしれませんが、
それは全くの誤解です。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-街中


表の顔と裏の顔が正反対、昼の表情と夜の表情が真逆・・・



そんな医者、そして看護婦を「これでもか」というほど見てきました。
ただ私が初めて「院内不倫」の相談を受けたとき、
どうしても解せなかったことが1つだけあります。


それは「ひとの命を救いたい」という立派な志を持ち、働いている彼、彼女らが、
なぜ「既婚者と恋愛をしてはいけない」と
いうごくごく最低限のモラルすら守れないのか、です。


不倫はやり方を間違えると、ひとを傷つけますが、
人一倍、「心身の痛み」にナイーブなはずなのに・・・



私はこのメールを執筆するにあたり、その答えをとことん突き詰めて考えましたが、
そこで行き当たったのは「ストレス×生存欲求=性欲」という方程式で
その解が大きければ大きいほど、不倫が起こりやすいのではないか、
という仮説です。これはどういうことでしょうか?



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-書類




まず病院は「ひとの命を扱う」という意味では、
期待と不安が表裏一体です。


期待されるのは嬉しいけれど、失敗した場合の不安も段違いです。


ただし、医者や看護師はスーパーマンではなく、
普通の人間です。


「やりがいのある職場」だからこそ、
その期待に応えようと知らず知らずのうちに
「頑張りすぎて」しまうのですが、
仕事の「疲労」が限界値を超えると、どうなるでしょうか?



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-男性②


ここに医師を対象にした興味深いデータがあります。


『「精神的に不健康だと思いますか?」の問いに、「強くそう思う」
「少しそう思う」の回答が過半数を超えており、回答のなかには
「自分はひょっとしたら、うつ病なのではないか」「うつ病だと
診断されるまで自覚がなかった」も含まれていた。』(2008年1月9日、日経メディカルより)



このように「病気を治す仕事」に従事する医師の過半数は、
実は、自分が「心の病気」にかかっているのです。



「モンスター」と早く有利に別れたい人限定!最強の猛獣調教マニュアル
~離婚、養育費、浮気、モラハラの最善対処法~
詳細・お申込はこちら
http://www.tuyuki-office.jp/monnsuta.html




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-悲鳴


これは医師だけでなく看護師も同じだろうと推測できます。
「1つのミスすら命とり」なのは一緒なのだから。


不倫方程式(ストレス×生存欲求=性欲)というものが存在します。
病院という劣悪な職場環境では、
医師も看護師も疲労がピークに達しており危険な状態なのです。



■ 老人ホームが不倫の多発地帯と化した単純明快な理由


「職場不倫の発症率ランキング」を制作して欲しい。


私がそれを作るとしたら、ダントツの1位は前述の通り、病院です。
では、2位はどこでしょうか?意外かもしれませんが、
それは老人ホームです。


私はこのメールを執筆するために、過去に担当した不倫相談のうち、
過去2年分を読み返したのですが、
出てくるキーワードは「介護」ばかり。


あなたも「似たり寄ったりの不倫話」では飽きるでしょう。
だから、老人ホームでの「施設内不倫」は1つに絞ったくらいです。



なお、ここで指摘しているのは介護者同士の
「職場不倫」であって「入居者と介護者の男女関係」ではありません。
後者は不倫ではなく、セクハラですので、あしからず。




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-注射



なぜ、老人ホームは「不倫の多発地帯」なのでしょうか?


その理由を手っ取り早く知るには、
老人ホームと病院との共通点を見つけることです。


今まで介護という仕事は「高齢化社会の担い手」
「これから伸びる業界」と期待されてきました。


だから、介護業界に集まった人材は当初、医療業界と同じく、
高い志と強い正義感の持ち主だったはずです。



「不可能を可能に変える離婚裏マニュアル」詳細・お申込はこちら
http://www.tuyuki-office.jp/rikon9025.html




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-がっかりメール②



しかし悲惨なことに、理想と現実はあまりにも、かけ離れていました。


介護サービスの事業所に勤務する人のうち、
1年以内に離職したのは全体の39%。
(平成19年より介護労働実態調査結 財団法人・介護労働安心センター調べ)


実に4割近くの人が、たった1年も仕事を全うできない・・・
介護とはそれほど過酷な仕事なのですが、それもそのはずです。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-ダメ



「親の介護に疲れた子供が、実の親を殺害する」


そんな耳を疑うような事件が後を絶ちません。身内であっても
「殺したい」と思うほど疲弊しているわけですが、それを他人が代行する。


それが介護職なのだから、1年以内に心も体も悲鳴をあげ、
途中でギブアップしたとしても不思議ではありません。



先ほどの不倫方程式(ストレス×生存欲求=性欲)に
「殺したくなるほどの疲労」を当てはめたら、
その解が大きくなりすぎ、危険なのです。



ただ、老人ホームが危険な理由はそれだけではありません。


ここまでお話してきたのは病院と老人ホームの共通点ですが、
実は病院と老人ホームの「違い」にこそ、
不倫の危険性は隠されているのです。



これはどういうことでしょうか?



(次回に続く)