価値観を押し付けるモンスターをやっつける方法 | 法律でメシを食う35歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~

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1980年生。国学院大学卒。行政書士・FP。金融機関では住宅ローンのトップセールス。離婚に特化し開業。年間相談件数は1,500超。離婚サポートnetの会員は1万人と日本最大。マスコミ掲載多数。読売、朝日、日経各新聞、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」等。

この季節、頭が痛いのは、駅までの道のりを自転車で移動することです。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-冬の景色


やはり、いくら重ね着をしても、寒いものは寒い。
そこで気付いたのは、上半身は万全だけれど、下半身は案外、無防備だということ。
そんなわけで買って来ました。「ヒートテックタイツ」




男性なのでタイツに慣れておらず、相当な違和感ですが
本当に発熱効果がありますね。下着のヒートテックは微妙ですが
タイツはかなり、使えますね。

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法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-新潟旅館



『ゲリラ離婚』回避マニュアル
~周りの人間を心理誘導し、「昨日の敵は今日の味方」を実現する3つの方法~

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◆ ゲリラ離婚の実例2(弁護士)~本当にあった怖い怖い話~



「探偵の使い方」を間違えたせいで、ゲリラ離婚に突入し
離婚調停では圧倒的に不利に陥った彼女。


このまま手をこまねいていては、勝ち目は限りなくゼロです。



そもそも夫は「屁理屈のスペシャリスト」。
とても弁の立つ人で、
口八丁手八丁なんだそうです。


そんなモンスターに対し、乳がんの
治療をしながら、思春期の娘さんの
心のケアをしている彼女では
太刀打ちできるはずがありません。


やはり、一発逆転を狙うには
強力な助っ人が必要です。



そこで彼女がビビビっと来たのは「弁護士」
『弁護士先生に頼めば何とかなるはず。次の調停には同席してもらおう」と。


弁護士は世の中のすべてのことを知っている世界で一番優秀な人。
すべてにおいて完璧だから
調停はもう勝ったも同然。彼女はそう信じて疑わなかったそうです。


善は急げ。


彼女はその足で駆け込んだのです。駅前の高層ビルにドデーンと構える「法テラス」に。
そこで念願の弁護士を紹介してもらったわけですが、
それはそれは胡散臭さ満点でした。




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-書類




◆ その弁護士はどんな人なのでしょうか?

加齢臭をプンプン漂わせている
白髪のおじいさんでした。


何をやるにも動作が超スローで、
体つきはヨボヨボ、腰はカックンと
曲がっていて・・・


弁護士バッチがなければ
その人が弁護士だとは誰も思わないでしょう。



それなのに彼女は手放しで喜び、
ガッツポーズを決めたのです。なぜでしょう?




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-背伸び



■ その「優しさ」の裏に見え隠れする腹黒い本音


「かわいそうなアタシのために、法テラスは気を利かせてくれたのでしょう。

離婚調停には人生経験の豊富な弁護士がぴったりだから、
あの人を選んでくれたに違いありません。」


彼女の前向きすぎる性格、そしてちょっと無理めのプラス思考が裏目に出て
弁護士との間で早速、良からぬ出来事が起こったのです。


やはり、探偵のときと同じ、ゲリラ離婚の兆候でした。


「アタシはお金払ってるんですよ。
弁護士の先生だって仕事なんだから
アタシの話を聞いて当然じゃないですか?」



これは彼女が弁護士に相談してから、わずか1週間後の発言です。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-ゲリラ2




◆ どうして彼女は1週間の間に、
言っていることが180度、変わってしまったのでしょうか?



彼女は何に対してブチ切れているのかと言えば、それは弁護士の「共感力」です。
弁護士が彼女の話を最後まで聞くことは、1度もなかったそうです。



弁護士は「話の腰を折ること」の名人でした。彼女が30秒でも話そうものなら大変。
その場は一瞬で凍りつきます。


弁護士は「要はこういうことなんでしょ」と
勝手に『まとめ』に入るのです。しかも、ものすごい不機嫌な様子で。


「言いたいことを言えない」


たったそれだけのこと?


あなたはそうやって軽んじるかもしれません。
しかし、2つ3つの悩みを同時に抱え、テンパっている人にとって
それは想像を絶するほど、耐え難いことなのです。


それは彼女も同じです。


はじめのうちは、彼女もグッと堪え、
何とか我慢していたようです。


しかし、弁護士はいっこうに話を
聞く様子がないので、不満はピークに達し
ついに彼女は堪忍袋の緒が切れて、
とうとう言い返してしまったのです。





法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-ゲリラ1


■ 勘違いに気付かなかった彼女の「取り返しのつかない」悲劇


「ちゃんと聞いて!」



これは彼女が弁護士を敵に回し、「ゲリラ離婚」に突入した瞬間でした。


彼女の反論は、弁護士の長すぎる鼻っ面をへし折り、
高すぎるプライドをズタズタに傷つけてしまったのです。


弁護士にとって、彼女のような「どこにでもいる40歳の女性」から
大声で反論されるなんて、完全に想定外だったのでしょう。
だから余計に逆効果でした。


「本当に最悪でした。」


彼女はそう振り返りますが、それもそのはずです。


70歳を超える弁護士お爺さんが、まるで「ダダをこねる赤子」のよう。
それはまるで地獄絵図も同然でした。





法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-モンスター

◆ これは、どういうことでしょうか?


恐ろしいことに、弁護士は
「できない、できない、できない」の
一点張りなのです。


彼女がどんな話をしても、
どんなに頭を下げても、どんなに懇願しても、
です。


例えば、夫に生活費払わせて欲しいと
頼んでも、「そんなの無理」


夫と愛人と別れさせて欲しいと
お願いしても、「やりたくない」


だったら、慰謝料をとってきて
欲しいと依頼しても「いやだ」・・・





法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-悩む男性2



■ 依頼人より自分の都合を優先する「モンスター弁護士」の正体


彼女が弁護士から受けた仕打ちはこれだけではありません。
なぜでしょうか?
逆に弁護士は彼女に「お説教」を始めたのです。


「オトコなら誰だって浮気の1回や2回、
当たり前だ。

それを見て見ぬふりをするのが
イイ嫁ってものだ。それなのにアンタは!」


弁護士はそうやって昭和の香りが
プンプンする、ひと昔前の価値観を
押し付けてきたのです。




法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-不倫の図



◆ その中身はさておき、
そもそも弁護士のディベート能力は誰のためにあるのでしょうか?


当然、依頼人のためです。


それなのに自慢のディベート能力を使って、彼女をケチョンケチョンにするなんて。
これは夢でしょうか?いや、現実です。


しかも、悪夢のような現実です。それがゲリラ離婚なのです。



彼女はその日のうちに、お爺ちゃん弁護士を解任したのは言うまでもありません。


ただ、いくら気の強い彼女も「お金返して!」と言うことはできず
一番はじめに納めた手付金50万円は水の泡に。


そして彼女は2回目の調停も、たった1人で行くハメになったのです。



法律でメシを食う30歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~-がっかりメール②




なお余談ですが、ちょとした小話です。
司法試験に合格すると裁判官、検察官、弁護士、どれを選ぶのかは自由です。


だから、60歳で定年をむかえた裁判官や検察官が、年金支給までの間だけ
「こずかい稼ぎ」や「暇つぶし」で弁護士に転身するのが王道パターンなのです。


そんな弁護士があなたと同じ目線に立って、
いちいち共感しながら、懇切丁寧に
対応してくれる。


彼女のケースを見れば、それが全くの
「お門違い」なのは一目瞭然です。


ほんの少しだけ、
空気を読み間違えたせいで
人生を台無しにする。


それがゲリラ離婚の怖いところです。


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