イギリスとは関係ない、ポルトガルのカスタードパイ、pastel de nata。

カリカリで、チュウィーなパイ生地の中に美味いカスタード。それだけ。

でも、できたら1日5個くらい食べたい、カスタード好きな私にはたまらないお菓子。



イギリスの田舎町より



こちらはイギリス版、egg custard tart。

サクサクなパイ生地。中身は…茶碗蒸しが甘くなった感じなプリン系(卵液がうっすーい感じ)。

上のカスタードパイが食べたい時に手に入らなかったら、こっちを。別物だけど。



イギリスの田舎町より




日本にいる私の両親はまだオーに会ってない。

うちの母は臆病者で、仕事で忙しい父を置いて一人でイギリスまでくるなんて、恐ろしすぎて考えられないらしい。


だから、いつも、必要な物があったら送るから言ってねと言ってくれる。けど、日本でどんな便利な物があるかも知らない私は、今までに頼んだものと言えば、ガーゼだけ(笑)。


が、オーもでかくなってきたし、何か日本語のものをと思い、桃太郎の絵本と、日本の童謡のCDをお願いすることにした。


早速荷物が届いた。



イギリスの田舎町より












おや?

うーん、誠に惜しいなぁ...



オーが産まれてから、4ヶ月ちょっと経った。人生で最も長い、そして最も短い4ヶ月だったな。


3ヶ月で体重7kg、身長65cm。いやぁ、早く大きくなって欲しいという母の願いとはちょっと意味が違うけど、どんどんでかくなっている。来週の検診が楽しみだなー。


年中無休で風になびく、オーの髪。なんでこんなに頑固なんだろう...



イギリスの田舎町より



外に出ると口をキュッと結んで引き締まる、オーの顔。



イギリスの田舎町より



元々夜型人間の私は夜中の授乳だって辛くない。けど、朝6時に起きられるのは非常に辛い...。 私は子供の頃から、夜の9時に寝ようが、深夜1時に寝ようが、朝はダメなのだ。という訳で、毎朝先に起きてオーと1時間半くらい遊んでくれているマリオに感謝感謝。


オーちんが産まれるまで、実は育児は何とかなるもの~なんて結構のん気に構えてた私。


産まれてから、一応何とかなってるものの、気になる事もたくさん出てきて、もらいものの育児の本とか読み出してみた。


こっちの育児本に、お風呂の中で赤ちゃんに母乳を飲ませてスキンシップをというのがあった。


お風呂で可愛い我子を抱き、微笑しながら、母乳を飲ませているお母さんである私...なんて素敵っと妄想。


結果。


妄想入りすぎて、おっぱいの時にいつもうんこされることをすっかり忘れてた。

黄色くて臭くて、全然素敵じゃなかった(涙)。

イギリスの田舎町より

予定日より10日遅れで、それでも出てこないで緊急帝王切開になって、10月5日にやっと出てきてくれた、我息子オーちん。出てきたと思ったら、顔だけ見せられすぐにスペシャルケアユニットに連れて行かれて、抱っこもできなかったオーちん。


んが。


生まれた時も3650gと健康体。その後も体重を減らすことなく順調に増やしていき、まぁよく飲み、よく泣く赤子だこと。もうすぐ2ヶ月。この時期はあっという間だから楽しんでーなんて言われるけど、いやぁ、私は早く育って欲しいわ。早く成長がみたいもん(笑)。


まぁ育児は大変だし疲れるけど、やっぱり笑ってくれたり、寝顔を見て疲れを吹っ飛ばし、またギャンギャン泣かれ、疲れも倍増を繰り返してる毎日。

猫ツリー。我が家の自慢。

ねっちんが使う事ができなかったという事だけが心残り。ねっちん、生きてたら喜んだろうなぁ。

イギリスの田舎町より-tree



これまた前回の更新から約5ヶ月もたってしまいました。


猫のねっちんに続き、なかなか更新できなかった理由...


1月に私の妊娠が発覚したのでした。


もちろん、避妊はしてたけど、ねっちんの事もありでちょっと不注意になってたんだろうな。


私は、どうしよう...とは考えながらも、私が勝手に中絶する理由なんてないわ...ま、シングルマザーとしてなんとかなるだろうと思っていた。マリオはとても喜んでくれた。中絶なんてことは全然頭になかったらしい。もちろん、本当にこの結論がお互いにベストなことなのか、散々話し合った。


そして、4月から一緒に住み始めました。

8月には私の仕事も終わり、産休に。


予定だと、あと2週間で出産です。お子は必要以上に育っているらしいです。何をするのも大変で重い私をマリオはとても気づかってくれてます。


早く出てきてくれないかなぁ。

マリオも私も楽しみに待ってるよ。



前回12月の更新から、4ヶ月ちょっと。何だか色々ありまして、かなりご無沙汰しておりました。


まず、更新をすることができなかった最大の理由。


去年の12月18日、12年間連れ添った猫のねっちん(名前がネコ)が永眠いたしました。


去年の夏から、入退院を繰り返し、手術も2度もしたんだけど、ついにねっちんも体力・気力ともに限界に達したようで、獣医の勧めもあり、安楽死という形で、12年の生涯を終えました。


ねっちんに少しでも気力が残っているなら、頑張れるようなら、私も一緒に頑張ろうと思ってたけど、他の誰よりも食いしん坊で、どんな時でも食欲だけは失くさなかったねっちんが、食べ物も何も受け付けなくなり、意識も朦朧としていたねっちんも、楽になりたそうでした。


私の初めての猫。いつもいつも私をつけまわし、私のそばで、私の膝の上で、寝転がりゴロゴロのどを鳴らしてたねっちん。後から仲間になったジャファ、チーキー、そしてティギーのいいお兄さんでもあったねっちん。


私はねっちんと出会えて本当に幸せでした。本当に幸せだった分、私の生活の中でねっちんの存在がどれだけ大きかったかを思い知らされる、悲しい悲しい出来事でした。


ねっちん、12年間本当にありがとう。

I love you forever, I miss you now and I'll miss you forever. Rest in peace.



イギリスの田舎町より



この間、私達の大嫌いな、Simply Redsがブライトンでコンサートをやるという広告を見つけたので、仕事場で、ロビン君にSimply Redsを見に行こう、3月31日、ブライトンセンターでやるよと誘った。

ロビン君は、

Simply Redsのチケットを買うような奴らにも選挙権があるんだよ。信じられるか?」

と。


ロビン君、大好きなのである。

私は同僚のロビン君が大好きだ。ロビン君は今年の1月から、私が働いている職場にやってきた。ロビン君は、いつもやる気がなく、髪の毛はモシャモシャだし、だらり~んとしてるが、実は結構かっこいい。いつもダラダラしている私よりさらにダラダラしているけど、学生の前ではシャッキリ、言葉もハキハキするから不思議だ。

頭も良くて、言う事も面白い、ヴィーガンなユダヤ人27歳。宝くじに当たったら、2人でダラダラと儲けを気にしないヴィーガンカフェを開いてダラダラ過ごそうと決めている(私はヴィーガンではないけど)。

私の誕生日と同じ日に、うちの学生達の新入生歓迎会である、泡パーティー(foam party)が地元のクラブ、アトランティスで開かれることになっていたので、私の誕生日の泡パーティー、皆で来てね!なんて冗談で言ってた。

誕生日当日。

夜の10時過ぎ、ロビン君から携帯にメッセージ。

「ハッピーバースデー。ところで、パーティーに来てもう2時間以上たつんだけど、Yukes全然見つからないよ?どこにいるの?」

もちろん、ロビン君はパーティーになんて行ってはいない。彼の冗談である。

ロビン君、大好きなのである。