久々にこのジャンルでの記事を書きます。
前回までに、3つのポイントや、なぜ続けられる食事療法なのか、糖尿病食品交換表について・・・などいろいろと能書きを書きましたが、今後はじゃあ実際にどうやって続けられる食事療法を実践すればいいのか・・・について少しだけ触れていきたいと思います。
【少しだけ・・・】なんてもったいぶって!と思われるかもしれませんが、こればっかりは仕方がないんです。
なぜかというと、食事療法は対象となる方により、大変個人差があるものだからです。
例えば、私がここで、野菜は食物繊維が豊富で、血糖値や中性脂肪、悪玉コレステロールの吸収を阻害し、野菜にたくさん含まれるカリウムは高血圧予防にもなるので、たくさん摂ってくださいね~なんて書いたとします。
一見問題がなさそうですが、腎疾患をお持ちの方にとっては命に関わる問題になることもあるんです。
腎疾患をお持ちで腎臓におけるカリウムの排出がうまくいかない方の場合、野菜や果物から摂ったカリウムが原因で高カリウム血しょうを起こし、最悪の場合心停止してしまうこともあるからです。
糖尿病と腎症を合併していらっしゃる方も多くいらっしゃるので、本来ならばその方の腎機能のことなども考慮して、個人個人に応じた食事の話をすべきだと・・・。
それに、対象となる方のこれまでの食生活など、実際に本人にお伺いしてからじゃないとわからないことってたくさんありますからね。
3食規則正しい時間で・・・なんてお話をしても、仕事がトラックの運転手で、食事の時間はいつもまちまち、長く休憩できないから空いた時間に菓子パンだけかじる・・・という方には、到底実践できるわけありません。
厚生労働大臣の免許を受けて、管理栄養士の名称を用いて、傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導、個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識および技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導並びに特定多数人に対して継続的に食事を提供する施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に応じた特別の配慮を必要とする給食管理およびこれらの施設に対する栄養改善上必要な指導等を行うことを業とする者
(栄養士法1条2項)。
という管理栄養士の定義にもあるように、個人の身体の状況、栄養状態、生活環境等に応じた食事をご提案するのが管理栄養士の務めだと思っておりますので、○○を摂れば血糖値が下がる!とかサプリメントを薦めるようなお話は絶対にしません。
ここでは大まかなアウトラインにしか触れません。
もし、私があなた向けの詳細な食事療法についてお話する機会があるとすれば、それは直接お仕事としてお会いするときでしょう。
前回までに、3つのポイントや、なぜ続けられる食事療法なのか、糖尿病食品交換表について・・・などいろいろと能書きを書きましたが、今後はじゃあ実際にどうやって続けられる食事療法を実践すればいいのか・・・について少しだけ触れていきたいと思います。
【少しだけ・・・】なんてもったいぶって!と思われるかもしれませんが、こればっかりは仕方がないんです。
なぜかというと、食事療法は対象となる方により、大変個人差があるものだからです。
例えば、私がここで、野菜は食物繊維が豊富で、血糖値や中性脂肪、悪玉コレステロールの吸収を阻害し、野菜にたくさん含まれるカリウムは高血圧予防にもなるので、たくさん摂ってくださいね~なんて書いたとします。
一見問題がなさそうですが、腎疾患をお持ちの方にとっては命に関わる問題になることもあるんです。
腎疾患をお持ちで腎臓におけるカリウムの排出がうまくいかない方の場合、野菜や果物から摂ったカリウムが原因で高カリウム血しょうを起こし、最悪の場合心停止してしまうこともあるからです。
糖尿病と腎症を合併していらっしゃる方も多くいらっしゃるので、本来ならばその方の腎機能のことなども考慮して、個人個人に応じた食事の話をすべきだと・・・。
それに、対象となる方のこれまでの食生活など、実際に本人にお伺いしてからじゃないとわからないことってたくさんありますからね。
3食規則正しい時間で・・・なんてお話をしても、仕事がトラックの運転手で、食事の時間はいつもまちまち、長く休憩できないから空いた時間に菓子パンだけかじる・・・という方には、到底実践できるわけありません。
厚生労働大臣の免許を受けて、管理栄養士の名称を用いて、傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導、個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識および技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導並びに特定多数人に対して継続的に食事を提供する施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に応じた特別の配慮を必要とする給食管理およびこれらの施設に対する栄養改善上必要な指導等を行うことを業とする者
(栄養士法1条2項)。
という管理栄養士の定義にもあるように、個人の身体の状況、栄養状態、生活環境等に応じた食事をご提案するのが管理栄養士の務めだと思っておりますので、○○を摂れば血糖値が下がる!とかサプリメントを薦めるようなお話は絶対にしません。
ここでは大まかなアウトラインにしか触れません。
もし、私があなた向けの詳細な食事療法についてお話する機会があるとすれば、それは直接お仕事としてお会いするときでしょう。