忘れられない人 ワンドゥギ | あなたのここが好きなんです。

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韓国映画(オジサン俳優好き)と本と地元♡について。 
好きだー!!

にゃまげ@アジェニスト

 

こんにちは。にゃまげです (*´∇`*)
わたしは学生時代から腸過敏性症候群とパニック障害に苦しんできました。
辛い毎日でしたが、そんな中でも好きなものと過ごす時間は症状を忘れることができ、『好きなもの』に力を貰い、少しずつ変わっていくことができました。

ちょっと大げさかもしれないけれど、辛い時に支えてくれ、今へと繋がる力をくれた『好きなもの』への恩返しになればと思い、このブログを書くことに しました。
そしてこのブログが、以前のわたしのように何かに苦しんでいる方の楽しいひと時の手助けになったら嬉しく思います。

 

メインは韓国映画。それ以外の映画や岡崎市についても書いています。

ちなみに アジェニスト アジェ(韓国語でおじさん)+ist の造語です。オジサン俳優 好き。

(韓国では30過ぎたらオジサンなので範囲広めヽ(^ω^)ノ)

俳優別記事リスト

 

自己紹介 

 

◆映画の感想のアジェ(オジサン)萌え度について◆

かっこよかったり、かわいかったり、ダメダメだったり。登場するアジェがどれくらい萌える かどうか。

★ きらりと光る萌えどころあり

★★ 要所要所で萌えあり

★★★ 主役なら釘づけ、それ以外なら主役そっちのけで萌えられる。

 

 

 

 

■STORY■

母は物心ついた時からおらず、障害を持った父と叔父と貧しい暮らしをしているワンドゥク。

時々喧嘩もするけれど、モヤモヤしながら不幸な環境を嘆くことなく、まっすぐに生きるワンドゥク。

しかしそんな彼にもどうしても耐えられない出来事があった。

それは担任のドンジュ。触れられたくない家庭環境を平気でバラし、何かとワンドゥクを呼びつける。しかもドンジュはワンドゥクの隣に住んでいて、放課後も付きまとってくるのだった……。

 

 

 

 

 

時々授業をサボりながらも不幸な環境にめげず、日々を生きる高校生が天敵の担任のお節介と周囲の人々に支えられて成長していく青春ヒューマンドラマ。

アジェ度★★★

 

 

 

(ネタバレ)

 

 

不幸な生まれを嘆き悲しんで、世を恨み拗ねて生きることもできるのに、主人公ワンドゥクはどうしていけばいいかわからないモヤモヤを抱えながらも、不平不満は口にせず、父と叔父、二人が酷い目に遭っていれば飛び出していく優しい高校生。

 

 

言ってもどうにもならないことを愚痴っても何も変わらないと、

障害を持っているために苦労してきた父の背中から学んだのか、父や叔父を悲しませるだけだと言わなくなったのかわからないけど、

 

起きてしまったこと(やってしまったこと)に対して、自分ができることをやってなかったり、もしくはできることはしたのに、つい愚痴を言ったり不安に襲われがちな自分には、ワンドゥクは眩しく、カッコよく、少しでも近づきたいと思わせてくれる存在でした。

 

 

 

夢も希望もなく、未来が見えなくてグレてるって雰囲気は全然感じなくて、打ち込むこともなく、どうしたらいいかわからない。そんな感じ。

(たまにやさぐれて家出しちゃうけど、街をぶらぶらして気づいたら家に帰ってるw)

 

 

 

そして学校をサボるシーンがよく出るし、成績もビリだと言われてるけど、

それは勉強ができない、馴染めないから(高校は進学校)じゃなくて担任のせいだと思うw

 

 

ワンドゥクの担任ドンジュがとにかくウザいwwww

何かとワンドゥクを呼びつけて構い倒す。いびり倒すw

家庭環境を気にかけて声をかけてるにしても、口が悪すぎて優しさが見えなくて、ワンドゥクが気遣って欲しいところも無視してズケズケ中に入ってくる。

 

 

そんなドンジュだから、教師としても破天荒。

進学校らしかぬ発言はするわ(「今更勉強したって無駄」)、放課後の居残り勉強も自由、授業は自習(自分は爆睡)、生徒指導も職員の間のルールは無視してマイペース。

 

 

口と普段の素行が悪くて、父兄からの苦情で、最後は2年の終わりで担任を外されちゃうんだけど、

教科書の勉強では学べないこと、ありがたいお言葉をくれて、ステキな先生なんですよー!

 

 

そしてユンソクさんが演じているからステキというだけではなくて(ステキなんだけど!)、

小学校5、6年の担任がまさに『クソドンジュ』で、

 

 

 

席の並びは成績順。

算数の授業は自力で教科書を進める半自習だったし、関係ない話もよくしてて、

ワンドゥクのように鞭で叩かれたり(ドンジュと違って競馬の鞭だったけどwなんでそんなものを持っているのか最後まで謎だった)、

 

先生だからという訳のわからない理由で一人職員室でポテチを食べたり、

給食の卓上食塩をが隠し持ってご飯をおにぎりにしたり(でもこれは生徒にも振舞ってくれたけど、給食室のおばさんに怒られていたw塩はその日のうちに返さないといけなかった)、

 

集会時挨拶はめんどくさいと当番の日は1分で挨拶終了させたりと(校長の話は長いとこっそりディスってたw)、

 

 

当時としては珍しい無茶苦茶なとこがあった先生だったけど、

 

 

「なんのために勉強するか?それは(将来できることの)選択肢を増やすためだ」

 

 

 

「経験からしたらこの世のすべてが大学みたいなもんだ」

 

ドンジュのセリフじゃないけれど、先生は生徒を子ども扱いしてなくて、自立すること、自分で考えて行動することを教えてくれていて、昔は片田舎ののんびりした小学生によくそんなこと言ったなあと思ってたけど、良い環境の中、有難いことを教えてもらっていたんだとしみじみ思います。

今でも小学生の頃の思い出として一番に思い出すのはこの先生のこと。

三者面談や家庭訪問も家庭環境をみて時間を配慮してくれて、そんなところもドンジュみたいでしたね。

 

 

 

だから余計にこの映画が大好き♡

 

 

 

 

 

 

……と言いつつ、やっぱりユンソクさんが演じてることはハズせないわけで。

戸惑いながら母親との距離を縮めていくワンドゥクが見せる優しさにキュンとなりながらも、やっぱりドンジュにロックオンですよ。

 

ここから下は映画には全然関係ない、ただの妄想ですw

 

 

 

クソドンジュ、金持ちのボンボン、しかも一人息子だっだよ!!

質素な生活も、立場の弱い人々を簡単に切り捨てる父親への反抗心と、懸命に働く人たちへの尊敬、そして夜の顔の活動資金に給料を使ってるから。

実家が裕福なのは祖父が築いた財産だからと言ってるところからも、自分が成した財産でもないのに偉そうにしている父親への苛立ちや憎しみにあるんだろうな。

 

 

そして。

ワンドゥクの母親を頼まれもしないのに探し当てたのは、絶対偶然じゃないと思ってるw

きっと両親が不仲で、母親が父親に酷い仕打ちを受けて……でもドンジュには助けてくれる先生や誰かはいなくて……。

 

隣の家のオジサン(キム・サンホさんが演じてる神経質な画家)と揉めた時に警察署で「学校で教育してもこんな大人がいては無意味だ」と言ったドンジュ。

自分が苦労したから、子どもたちには机に向かう勉強だけでなく、

 

 

世間を自分の目で見て考えられる力をつけて欲しい。

 

 

そう思って教師になったんじゃないかなと思います♡

 

 

 

 

高校時代のドンジュの写真くらい出してくれたら良かったのに……。

きっとキム・ユンソクさんご本人の高校時代のように、細くてちょっと影のある美少年だったに違いない♡

(御本人が昔の写真として紹介した写真があるんだけど、少女漫画に出てくる美少年だった♡)

 

 

 

だからってワンドゥクの夕飯を毎回要求するのはどうなんだと思うけどwww

ワンドゥクにはリターンがないよ!

たまにはおかず差し入れてあげてよ!!がめついオッサンw

 

 

 

そして物語中盤までは教師と生徒の関係なんだけど、親しくなるうちに、ドンジュの弱みを握ったり「親孝行しろよ」と言われると「そっちこそ父親に孝行しろよ」と正論を返して時々立場逆転している場面が出てきて面白いw

 

 

ドンジュもワンドゥクの面倒を見ているようで、色々と教えられているんですよね。

 

 

 

 

 

 

表現や心情の描き方がドロドロ過激な作品も多いイメージのある韓国映画だけど、この『ワンドゥギ』は、

 

 

どんな環境であっても、人生は自分の意識、選択次第なこと。人の優しさ、温かさ。

年齢立場を超えた絆を結ぶことができる。

 

 

たくさんのステキなことを教えてくれる、オススメの作品です!

 

 

 

 

 

でも、何が一番いいって。

若者だけじゃなくてオジサンの恋模様もちゃんと入ってるとこw

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もが先生!

 

以上!

 

 

 

 

 

■□■□■□■□■□

★ ここが好き ★

 

■お父さんの影響

自分も苦労しているから、赤の他人のミングさんを弟と決めて一緒に暮らすことを即断したワンドゥクのお父さん。

そんなお父さんを見て育ってきたワンドゥクはとても優しい。

本当はもっと言いたいことがあったと思うんだけど、

 

自分を手放した母に恨み言を言うことなく、それどころか靴がボロボロなことに気づいて、バイトしてお金ができるとプレゼントしてて……(涙)

 

そんなところに気づいているからドンジュも警察で「良い生徒なんです」って言ったんだと思いたいけど、どうなんだろうw 家族想いなのは知ってるはず!(ドンジュ贔屓)

 

 

■恋する男子×2

ちょっとしたきっかけでクラスメイトの優等生美少女に恋をしたワンドゥク。

彼女の方も周囲の男子と違うワンドゥクが気になって。

そして、古風なラブレターでワンドゥクが告白。晴れて付き合うことになるんだけど、そんなところをバカにしないで喜ぶ(でもちょっと意地悪に)彼女も可愛い。

 

キックボクシングのジムにもついてきて、ほんのりイチャイチャするんだけど、館長は頭を抱えつつも(このシーンの館長、すごい可愛い)、いつのまにか存在を容認していて和むw

この館長も厳しいけどワンドゥクのことをちゃんと見ていてくれてステキ。

 

でもってドンジュ。

優等生のお眼鏡にはかなわなさそうなおバカなワンドゥクがなぜ彼女と付き合えたのか。

そして自分と隣に住む気になる彼女に置き換えて、その方法でやったら自分も上手くいくんじゃないかと、二人に聞き出そうとする……可愛い♡♡

 

 

しかし、まさかまるっとそのまま使うとは思わなかったw

ドンジュ、今まではどうしてたんだ……。

 

(※そしてDVDのスペシャル映像で、彼女とのキスシーン撮影時、いつまでもカット、OKを出さないスタッフに照れ怒りするユンソクさんが可愛いwww5度見しました)

 

 

眼鏡してないと胡散臭さとワイルドさ0のドンジュ先生。

 

 

■バカって言わないでw

自宅に不法侵入者の気配を感じたワンドゥク。

思わずキックボクシングで培った蹴りをお見舞いしたら……。

勝手に家に入っておいて、必死で病院に連れて行こうと背負ってるワンドゥクにバカっていうドンジュw ヒドイw

この辺からぐっと仲が深まった気がする。

 

そして弱ってるドンジュはセクシーである♡(特に声)

 

 

 

★ ここが気になる ★

 

■素直じゃない人。

ワンドゥクの斜め前に座る男子クラスメイト。

仲良くなりたくてちょっかいをかけていたんだけど、ワンドゥクを怒らせることで気を引こうとするから仲良くなるまで時間がかかってたw

最後に素直にワンドゥクをラーメンに誘えてよかったね!

 

 

■さてどうする。

ワンドゥクに親孝行しろと言って、逆に自分も父親孝行しろと言われてしまったドンジュ。

人に言って自分はしないのか……。この後、ドンジュがどうするのか気になるw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もお読みくださってありがとうございました(*´∇`*)

 

 

 

 

 

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