こんにちは。川村義之です。
ドラムでも、ムチミ・呼吸力が使えることは、演奏のクオリティを、大きく向上させます。
実際、伝説的に語り継がれるミュージシャンの多くには、ムチミ・呼吸力に相当することが、できていたケースが見られます。
本当に卓越した演奏は、発勁、合気と、同じ質の動きができることが、ベースになっているからです。
ムチミ・呼吸力が使えるためには、体幹の関節が、抵抗なく動くことが、重要です。
ドラマーIさまの、初級第1回目のようすを、ご紹介します。
今回は、ムチミ・呼吸力が使える、体づくりの基礎に、取り組みました。
特に、胸椎に的を絞って、可動性を回復させる方法を、お伝えしました。
狭い範囲に、12個もの椎骨を持つ胸椎は、体の中で、特に柔軟に動くべきところだからです。
骨盤の歪みを矯正し、脚の長さの左右差を、少なくする体操も、やってみてもらいました。
「自分でも、右脚が長いなという実感は、あったんです」
1.5cmはあった、左右の脚の長さの差が、ものの数分で、2mm弱程度まで、小さくなりました。
「自分でも、わかります!はぁ~…凄いですね!」
バスドラムを叩くとき、脚の長さが均等だというのは、頼もしい武器になるでしょう。
さらに、施術で、一層体をゆるめました。
「体が、重いです(笑)。重いというのは、やっぱり、力が抜けたからですか?」
重さを支える筋肉がゆるみ、それまで自覚できていなかった、体の各部の重さが、感じられるようになったんですね。
「一瞬でも気を抜くと、倒れそうな感じなんですけど(笑)、これは、いいことなんですか?」
正中線を、出していなければ、ゆるむ度合いが高くなると、フラフラしてしまいますね。
そこで、立った状態で、正中線を出してもらい、精度を修正しました。
正座でも、正中線を出すと、前から胸を押されても、安定して、座っていることができました。
正中線の精度が高まると、対の先も、入門講座のときより、難易度の高い使い方ができます。
背後の相手が、手を叩こうとしたとき、左右の手の間に、見ないで、自分の手を入れることができました。
これが、本当の超一流が、身につけている、「間(ま)」をつかむ感性なんですね。
続いて、胸のエクササイズのうち、胸の動きの大きいほうを、お教えしました。
胸椎を、可動範囲いっぱいに使い、胸のコントロール能力を、高めます。
腕を、全く動かさないのに、合気上げで、相手を持ち上げることが、できました。
お互いの、手刀を交差させた、合気道の一教の体勢でも、試してみました。
腕を、全く動かさず、相手を四つん這いに、崩すことができました。
表面に衝突するのとは違う、浸透する力が、使えるようになったからです。
ドラム演奏で使われれば、深く、重い、次元の違う音が、出せるわけです。
これが、古流剣術の達人が言う、胸を落とすということです。
胸が落ちるか落ちないかで、表面に当たるだけか、刃筋が通って斬れるのかが、決まってしまうんです。
初級第1回目にして、早くも、古流剣術の極意の一端が、できたということですね。
それは、初級第1回目にして、名演奏の根拠となる体の使い方が、できたからです。
基本から、具体的に習うことができれば、普通に練習していってもとても届かない、名演奏の秘密を、手に入れることができます。
伝説的な名プレイヤーと同じ体の使い方が、思っていたよりはるかに早く、できるようになるんですね。
合気道や柔道などの武道の技がどんどん極まる!個別指導塾「研勢塾」
東京都世田谷区代田5丁目35-30-101
(下北沢駅西口より徒歩2分)
03-5464-3310
・ フルコン空手家が、武術の極意で試合に勝つ方法
・ 合気道の達人になれる!合気道の技がラクに極まる方法
・ 研勢塾 受講のご案内
・ DVD
・ 受講生の声
・ アクセス
・ お問い合わせフォーム
・ 電話 03-5464-3310
東京都世田谷区代田5丁目35-30-101
(下北沢駅西口より徒歩2分)
03-5464-3310
・ フルコン空手家が、武術の極意で試合に勝つ方法
・ 合気道の達人になれる!合気道の技がラクに極まる方法
・ 研勢塾 受講のご案内
・ DVD
・ 受講生の声
・ アクセス
・ お問い合わせフォーム
・ 電話 03-5464-3310
東京、都内、下北沢、新代田、池ノ上、渋谷、代々木上原、新宿、吉祥寺、町田、八王子、代田、代沢などからお越しいただいています。
合気道、剣道、空手などの武道・武術、ゴルフ、テニスなどのスポーツで、達人の動きや技を実際にできるようにお教えしています。