初めての日 | ゆうりのブログ~全般性不安障害とうつ病と闘うミュージシャン~

ゆうりのブログ~全般性不安障害とうつ病と闘うミュージシャン~

関西圏で活動する鍵盤弾きです
プロ活動歴は29年です
鍵盤歴は46年ですw(3歳から)

2007年12月末から心療内科に通院し全般性不安障害、うつ病、睡眠障害、パニック障害治療中です

自立支援医療費制度利用しています
精神障害者手帳2級所持しています

今から思い起こせば、かれこれ10年以上うつ状態だったんだと気づいたのは通院し始めてから2~3ヶ月位経った頃でした。

病院に行くまでは自分でネットで色々調べたり、ネットで出来る鬱の診断テストをやってみたり、色々やっても結局何も解決しなかったんです。

やっぱり鬱なのかな~?って思うだけで何も進みません。

自分は鬱なんじゃないのかな?
でも気の持ち様かもしれないと思ったり、鬱だと認めるのも実は怖かったりして、4~5年前頃から悩み続けて病院に行く事を考えては行けず、良い病院を調べたりしたけど行けずにいました。

2007年12月末に、勇気を出して何件か病院に電話をしてみました。
「きっと今日なら行ける!」と思って電話しても、予約制の所ばかりで予約したもののその日に行く勇気が出るかどうか解らなかったので結局どの病院にもいけなかったです。

予約をしておいて約束を守らない自分を許せないから、約束をしない…という方向へ逃げてしまってばかりでした。

そんな毎日のネット検索の中で、自宅から少し離れた所にただ1件だけ曜日によって予約無しで受診出来る個人経営の心療内科が有りましたので、その病院に行ってみようと決意した訳です。

だけどやっぱり行こうと思ったその日ですら怖くて怖くてやっぱりやめておこうかな?と逃げ腰になったのを旦那さんが頑張って行ってみようよと背中を押してくれたのがきっかけでやっと5年越しで病院に行く事が出来ました。

病院に行って診察する時に泣いちゃうかな?とか思ったりしてタオルを用意して行ったり言いたい事を手帳に書いて準備までしたのですが、病院に行くとまず沢山の心理テストをやる事になり、正直に答えて提出しました。

いざ診察の時になるとドキドキがとまらずとても怖かったのですが、診察室に入ってみるとお医者さんがなんだか存在感のオーラを全然出さず、雰囲気は柔らかいんだけど淡々と私に質問したり私が質問したりしながら、そのお医者さんの静かな感じ(怖いとか親切とかを一切感じさせない)が私には安心出来ました。

心理テストの結果、全般性不安障害がかなり重度で、うつ病の方も併発しており、不眠症も診断されました。

丁度年末で病院はすぐにお正月休みに入ってしまうため、初めて飲むお薬の副作用が怖い為、精神安定剤、抗うつ剤、睡眠薬ともどれも少量づつの処方で、副作用でおかしかったら飲むのを辞めておいて下さいと言われました。

初めて飲んだお薬の効果は驚く程の効き目で不安感は一切無く、どちらかと言うと躁状態になっていました。
逆に睡眠薬は全くと言っていい程効きませんでした。

躁状態になる事はあまり良くはないらしいのですが、その時は明るく楽しい生活を送っていた頃に戻れた感覚を取り戻した様な感じがしました。

普段全然喋らないのに、ずーっと楽し喋り続けていました。

お正月休みがあけて2回目の通院から本格的にお薬を決めて行く事となり、この日から自分のお薬探しの旅が始まりました。