表のわたしと影のわたし、どちらがほんとの私?? | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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みなさん、こんにちは。



福岡を拠点に全国5か所
沖縄・東京・仙台・大阪を飛び回る
心理研究家 NLPトレーナーの
カズ姐さん こと 大鶴和江です。




いやー梅雨が明けたとたん
ものすごい猛暑。。。(^_^;)




おかげで夏バテしています。




先日の記事、
鈴木真奈美さんの新刊
今年も発売前に重版が決まって
すごい勢いですね。



私も50冊書店に注文していますが、
いまだに入荷予定の日時を通過しているのに
入荷の連絡がありません。(T_T)



博多駅の書店も売り切れてました。
あおーん(ToT)いつ手に入るのやら。



さてさて、今日は心理のお話。



私は10年前いやもっと昔から
心理学が大好きで
いろんな本を読んできました。



ところが当時の自分にはわかったような
わからないような難解なところが多くて
腹から理解できない部分もたくさんで、
結局放り出してしまったものもあります。



ところが、いま、ふと気が付いてみると
その頃の知識がなんと、今頃になって
腑に落ちる、という体験が続いています。



◎◎心理学の成長の三角形やら
ユング心理学の集合無意識やら、、
いまのセミナーにはものすごく
役立っているのです。



すべてはムダではなかったんですね。



通っているときはわからなかったこと
受け入れられなかったことが
10年経ってから腑に落ちるのです。



そう思うと、どんなセミナーやセッションも
いつかはどこかでああそういうことか!と
アハ体験につながるかもしれませんね。



さてさて、今日はそんな話題です。



いわずと知れた
ユング心理学のペルソナとシャドー



ペルソナとは直訳すると仮面。



社会的な地位や役割であったり、
知名度の高いブランドであったり、
家庭での親や子などの立場であったり、
いろんな場面で人はさまざまな役割を
演じているものですね。



子どもの前では母親だけれども、
実家に帰るとひとりの娘になり、
社会にでればひとりの女性になる。



そんな風に私たちは表の顔と
裏の違う顔を同時に持ち合わせています。



それのどれもがわたし。



表裏一体となって存在しているので
どれも自分なのです。



ところが、多くの人はこの表の顔
ペルソナの存在感のみを自分であるとし、
裏の自分のありのままの素顔を
認めようとはしません。



どころか、強烈に否定します。



この裏のもうひとりの自分の部分を
シャドー(影)と呼んでいます。



ある意味心の黒幕ですね。



たとえば、、、、



じつは、人が怖くて人が嫌いな自分、
じつは、負けずギライで嫉妬心が強い自分、
じつは、あの人がいなければいいのに、と思う自分、
じつは、人のイヤな所ばかり気になる自分、
じつは、人に合せてイライラしてムカついてる自分、
じつは、できない人を見てはホッと安心している自分、
じつは、弱い者いじめをする意地悪な自分
じつは、子どもを見るとむかついて気分で叩く自分、
じつは、良妻賢母のフリして家事大嫌いな自分、
じつは、家では片づけられないだらしない自分、
じつは、自分に自信がない小心者の自分、
じつは、他人をコントロールするずるい自分、
じつは、人の陰口ばかり叩くうそつきな自分、
じつは、、、、




もういいですかね。
そう、みんな持っているんです。



優しい自分もあれば残虐性もある。



いやーーーな自分。
影の自分。








このペルソナとシャドーのバランスが
大きく崩れたとき人は心が崩れます。



なぜなら、
ペルソナとシャドーは
一体として存在しているから。




切っても切り離せないんですね。
だってどちらも自分だもん。



私たちの元に問題を抱えて訪れる
クライアントさんの多くの方は
このペルソナとシャドーのバランスを
崩してうつ状態になっている方が多いのです。



たとえば、こんな状態。




A子さんは外資系のキャリア女性。



とても仕事が速くて、頼りになるし
外見も美しくて、親切で人あたりもいい。



上司からの評価も周りの評価も良く
海外出張もよく任されて、
ビッグプロジェクトに関わり成功を収める。



次々と昇進して、
最年少での支店長に昇格が決まった。



ところが、彼女には裏の顔が。。。



夜な夜なクラブに入り浸っては
過激な異性関係を繰り返し、
薬物にも手を出してじつは心も身体も
ポロボロになっている。



表の顔に対する高い評価が
上がれば上がるほど彼女は他人から
認められなくなることの恐怖から
さらに頑張り続けなければならず、
心と身体はますます蝕まれて心身症になり
やがて当社拒否状態に。。。




これは実話です。
また、よくある話ですね。



某局のよいお父さん風のアナウンサーが
中学生のスカートをエスカレーターで
隠し撮りしたり、痴漢行為をはたらいて
逮捕されたり、、、



元清純派タレントの女性が薬物に手を出し
警察から逃げ回って逮捕されました。



彼らや彼女らの心の中では
何が起こっているののでしょうか?



ペルソナ(仮面)の肥大化とともに
影、シャドーも同時に肥大化して
心が耐えられなくなったことによるものです。




それってどういう意味?



ペルソナの自分は価値があるけれども
シャドーの自分は絶対に認めてはならない、




つまり



認められて成功している私は
価値がある人間であるが、
そうでない私はダメな人間である、




と思っているふしがあります。



ペルソナは一部のはずなのに
いいところだけ自分自身のものだ、
それ以外の自分はダメだ受け入れない!



それは
強烈な自己否定につながります。



何度も言いますが、
ペルソナだけが肥大化することは
ありません。




ペルソナが大きくなればなるほど
シャドーも大きくなります。




私たちは表裏一体だから




多くの人の精神的な病や神経症や
人格や性格の歪みはここから来ている
という考え方がユングの考え方です。




私はこの考え方を支持しています。




なぜなら多くの人が普通に生活してても
生きづらさを抱えている根拠が
このペルソナとシャドーにある

理解すればいろんなことが腑に落ちるから。



次回はこの
ペルソナとシャドーとの付き合い方
を書いてみます。



これを理解すると、もしかしたら
一気に幸せルートに進めるかもしれません。



私が書くと長文になるので、
何日もかかりますが、
気長に待っててくださいね。(笑)




ではではみなさん
Have a good-day~ヽ(^o^)丿



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