シャドー(影)の自分と向き合う | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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みなさん、こんにちは。



福岡を拠点に全国5か所
沖縄・東京・仙台・大阪を飛び回る
心理研究家 NLPトレーナーの
カズ姐さん こと 大鶴和江です。



猛烈な暑さだった福岡から
ちょっと涼しい東京に飛んできました。



さて、先日の記事の続きを書きます。
表の私と影のわたし



ペルソナとシャドー



私たちにはいくつもの顔があり、
それが社会的な役割によっていくつもの顔を
使い分けており、そのバランスが崩れると
人格が崩壊したり、うつになってしまう、
というお話しでした。



さて、その表の役割の顔、ペルソナが
あまりにも強すぎて社会的にも成功し、
活躍して認められている私は価値があり、
そうでないシャドー(影)の自分は
あたかもなかったかのように振る舞い、
抑圧して消去しようとします。



よく、会社では社長という立場で
部下を厳しく指導する立場にあると、
家庭に帰ってもそのペルソナを脱げず、
家族に対しても動揺に厳しくしてしまい、
結局は家庭崩壊を招いてしまう。。。



会社では社長でも家に帰れば
一家庭人のはずなのに、、、、
家庭でも社長の役割が脱げないのです。



こうやってペルソナが強くなりすぎると
シャドーの自分を強く抑え込んでしまい
本当の自分というものがわからなくなります。



私の受講生やクライアントさんの多くに
この「自分が何者なのかわからない」
という方がとても多いのですが、



それだけ
他人や世間的な価値観に適合した
自分のペルソナが自分そのものであり
そうでない私は存在してはならないとして
自分の中から削除しようとしているといえますね。



削除抹消されてるシャドーの自分は
決して無くなるわけではありません



他人の中にその抑圧した自分の部分を
発見したりすると、非常にイライラしたり
怒りを感じたり、忌み嫌ったりします。



いつもは他人にも自分にも厳しくしている人が
自分に甘いだらしない人を見るとイライラして
あの人はだらしなくてダメだ!と言う人は
「ホントは私もダラダラゆっくりしたい」
という願望を抑圧しているのかもしれません。



それが心理学でいう
シャドーの投影という状態ですね。



自分の中にあるものですが、
自分の中にあると認めたくないものですから、
それを他人の中に発見しやすいのです。



なぜなら、自分の中にないものは
見ても反応が起こらないから。



ふーーん、べつに、くらいです。



だから、この人を見ると嫌悪感が走る
むしずが走る、こんな人が大嫌い!
という強い拒絶反応が起きたら、
自分自身の一部をどこかで
抑圧している証拠
かもしれません。




では、

シャドーもあってのペルソナであり、
どちらも私の両面だということを考えた場合
どちらも私にとって大切な一部ですね。



その認めたくないシャドーの部分を
受け入れて認めて、心のバランスを取るのは
じつはとても簡単です。



ひとつは、
自分の欠点も含めて自分だと認識すること
これがとても大事です。



光と影は一体となって存在しています。



光だけで存在するよりも、
影があるからこそ光がより輝くのです。



そして2つ目は、
自分の感情を大事に扱うこと
自分の心の声に素直になること
です。



人や世間や周りの価値観や評価を抜きにして
私がいま一番大切にしたいことは?
私がいま一番感じている感情は?
私がいま一番大事にしたい人は誰?

と自分の気持ちや感情、心を大事にして、
そこを優先するためにはどうしたらいいか?を
基準に物事を考えていくこと、です。



つまり自分が今どう感じるか?を大事に
自分の心を中心にして動いてみる。



それが好きか、嫌いか、
やりたいか、そうでないか、
行きたいか、行きたくないか
つきあいたいか、つきあいたくないか
で行動してみる。



なかなかできない人が多いのですが、
チャレンジしてみるといいかもしれません。




とかく、日本人は
自分のことをおろそかにしがちで
自分の気持ちを横に置いてまで、
家族や他人や会社で世間を優先してまで
我慢して自己犠牲で頑張る人が多し。



自分の感情は無意識からの叫びです。



嫌だ!腹が立つ!悲しい!寂しい!怖い!
すべて大切なあなたの無意識からの声。



その感情を無視して頑張り続けることは
体中に毒を溜めるることと同じですから。




そして3つめは、
ペルソナを離れたシャドーである
素の自分に潤いを与える
自分を大切にする時間を取ること
です。




具体的にはどういうことかというと、



たとえば、、、、
私はビジネスネームはカズ姐さん



カズ姐さんでいるときと、大鶴和江という
ひとりのぼーっとしたありのままの自分には
社会的イメージ的にも隔たりがあります。(笑)



カズ姐さんは鉄をも溶かす熱い意志を持ち、(怖)
別名ラオウとも呼ばれて怖れられており、(笑)
たくさんの受講生や全国のクライアントさんからは
姐さん大好き!と慕われている、、ヾ(@°▽°@)ノ



しかし、いっぽうでは、、、



時間が守れない人であり、(・Θ・;)
言ったことを朝令暮改で覆す人であり、(;´▽`A``
鍵や大切なものをしょっちゅう無くす人であり、(((( ;°Д°))))
あまりにも不注意すぎる面があります。(こまったもんだ)



講座の休憩中にふと電気屋に立ち寄り
お掃除ルンバがいっぱいあるのを見て
うわーおもしろいなーおもしろいなーと
じーーーーーーーっとそこから離れず
講師はランチ休憩から帰ってこない。(><;)



そういうときは6歳のかずえちゃんが
没頭しており衝動が止められない。(-_-;)



でも、私はその素の自分がそういう
欠点をたくさん抱えていることを
十分に認めています




それも自分の一面であることを。。



そうやって、
ペルソナであるカズ姐さんと
シャドーとしての、ありのままのカズさん
とのギャップはほとんど感じません



どちらも私であると認識しているからです。




そして、さらに言えば
私は自分の時間を大事にしています。




ホテルのカフェでコーヒーを飲むこと
定期的にオイルマッサージを受けること
ゆっくりお湯に浸かること
夜寝る前に自分と対話する時間を持つこと
疲れを取るため午前中には仕事は入れないこと
質のいい食事を摂ること
緑や山、海などに行き自然に触れること



などなど。



特にここ数年忙しくなればなるほど
積極的に海外に出るようにしています。



どうして忙しいのにまたさらに
海外に行くのかというと、
非日常の状態に身を置いて、
自分の心と身体を癒すために。。



私はね、海に山に行くと
ひじょーに元気になるのですよ。



別に海外に行かなくてもいいのです。



普通に道に咲いている花に足を止める、
空をときどき見上げて空気を感じる
おいしいものを味わっていただく、
朝日をあびる、
自分の身体を感じてみる
近くの公園の緑に触れる
イヌネコや動物とふれあう、



などお金をかけないでもいいので
自分が心地よいと思う状態に身を置くだけでも
ペルソナの自分から解放されて
シャドーが大暴れすることはなくなります。



少しでもいいので、
役割を脱ぎ去った
ありのままの自分を大事にしてみる




まとめます。


シャドーとペルソナのバランスを取ることが
精神的な健康に欠かせないとすれば、
私たちはもっとシャドーの自分を大事にする
必要があります


① 自分の欠点も含めて自分だと認識する
  マイナスを排除せずにそうなんだと認める

② 自分の感情を大事に扱うこと
  それが好きか嫌いか、したいかしたくないか、
  理屈よりも自分の感情を優先する

③ ペルソナの役割が強ければ強いほど
  自分を解放する時間を大事にすること





ではではみなさん
Have a good-day~ヽ(^o^)丿



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