やっぱ、どーも違和感を覚える『伊達直人ブーム』 | プロレスバカなオレの母が認知症になったからってキミには知ったこっちゃないかな?

プロレスバカなオレの母が認知症になったからってキミには知ったこっちゃないかな?

リングパレス育ち、北海道に住む50歳、ファン歴35年のプロレスバカです。
プロレスについてのアレコレやテレビネタ、日常の想いを綴ってます。
そして2016年からは母の認知症についても書き残すことにしました。



前記事からの続きになりますが・・・



テレビ報道ではえらいこともてはやされてる伊達直人ブーム。



でもね、特定の施設に寄附・寄贈するより、もっと多くの子供達の役に立つような有効的な手段があると思うんだ。



それなりの基金とか機関を通じて寄附するとかさ。



それと、この報道を見聞きして
「うちの施設には誰も何もしてくれてないんだけど…」
って思ってる施設関係者の人もいると思うのさ。



そうなるとなんだか変なハナシになっちまうでしょ?



悪い!って言ってるわけじゃないよ。



でも、特にテレビの取り上げ方がどの番組も皆一様に一面しか伝えずにいて、いかにも「美談でしょう! 感動的でしょう!」って押し付けがましく感じてしまう。



なので、なんとも違和感が拭えないんだ…。








ところで…



元ネタ「タイガーマスク」の伊達直人は、ちびっこハウスの子供達に“キザにいちゃん”とからかわれながらも命をかけて闘い続け、そうして手にしたファイトマネーから子供達にプレゼントをしていた。



タイガーマスクであることは隠しながら、あくまでも気まぐれなお金持ち伊達直人として。



ちびっこハウスにプレゼントを始めたのは、みなしごだった彼の“出身地”であるから。



そして彼はやがて、ちびっこハウスだけでなく、全国にいる彼と同じ境遇の子供達が楽しく過ごせる施設の建造を夢見て闘いを続けるのだ。



伊達直人ってのは、そういう闘いを続けた男の名前。






タイガーマスクに夢中になったからこそ、違和感を覚えちゃうのかもしれないな。



テレビの制作に携わってる人は、(世代的にも)そんなタイガーマスクの物語を知らないんだろうな…とか思ったりもしてる。