こんにちは。川崎市多摩区の吉澤石材店、吉澤光宏です。
午後から川崎石材商工業組合の研修会に参加してまいりました。
日頃から慣れ親しんでいる石ですが、町石屋としての商売柄、建墓や加工と比べると採掘に関しては…。
もちろん色々な石種の採掘場を見学もしています。でも正直、少しなじみが薄いかもしれません。
茨城の石屋さんから採掘の様子をうかがって、興味深い思いがしました。
黒色火薬やダイナマイトの見本。なかなか見る機会がないです。
黒色火薬は花火に使われるのと同じ火薬。お墓の石の採掘にも使われています。(石種によりますが)
ドカーンとやるのはついダイナマイトかと思われるかもしれませんが、ダイナマイトでは衝撃が強すぎてしまうそうです。
だから黒色火薬なんですね。粉々になったり、石にヒビが入ったら使い物にならなくなります。
「ドッカーン!」ではなく「ボンッ!」。こんな感じでしょう。
そうはいっても、石の採掘は熟練の職人の技があってこそ。容易なことじゃありません。
マイクを握っているのは茨城の石本舗の友常さん。稲田石の採掘を行ってます。
大地の産物である石は、採掘、加工、そして建墓工事と長い過程を経て、あなたの目の前のお墓になります。
茨城の石、いい石が揃っていますよ。