よろしこガール☆
リンゴ☆&りんご☆のアダムとイブ 2つで1つの不思議なリンゴ☆
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あずき色の世界には、いろいろなフルーツ(果物)がありました。
そして不思議な1つのリンゴがありました。
あずき色の世界の神様は、その不思議な1つのリンゴを空から地上に投げました。
空から、林檎が1つ落ちてきた。
ぴゅーんっ。
ぴゅーんっ。
「あずきちゃん! あれは なにっ?」
空から 何かが落ちてきたよっ!!
「 きゃーっ!!! 」
空から落ちてきたリンゴは、なんとよろしこガール☆の手の中に、
ストンッ☆!とみごとに受け止められました。
「 あずきちゃん! ビックリだよっ! 空から真っ赤なリンゴが落ちてきたね!!! 」
よろしこガール☆とあずきちゃんは、ほんとうにとっても、おどろきました。
よろしこガール☆とあずきちゃんは、なんだか不思議な出来事に、
ワクワクして、真っ赤なリンゴを、まじまじと見つめてみました。
手のひらの中のリンゴは、ピカピカと真っ赤に光っています。
「 わぁ~! このリンゴ おいしそうー!♪♪♪ 」
よろしこガール☆は、真っ赤なリンゴがだーい好きっ!♪
手のひらの中の、おいしそうなリンゴが食べたくなりました。
「 うふっ♪ 」
あずきちゃんも、ガール☆と一緒に、嬉しそうに一緒にリンゴを、ながめています♪
「 わーい♪ いっただきまーすっ☆ 」
さあ食べよう! 真っ赤なリンゴをかじろうと、よろしこガール☆が大きなお口をあけました。
そのときです! なんとリンゴが、ぷるぷると、左右に大きくゆれだしました!!!
よろしこガール☆とあずきちゃんは、大きく目を見ひらいて、ゆれるリンゴに大おどろき。
「 わあっ!!! 」
ぷるぷると左右にゆれたリンゴは、ガール☆の手からぴゅーんっ!と、上にとびだしました。
そして、よろしこガール☆とあずきちゃんの目の前、空中で、
リンゴはパカンッとまっぷたつにわれてしまいました。
「 きゃー! リンゴがわれちゃったぁ!?!?!? 」
少しずつ降りてきたかと思ったら、リンゴはくるりとガール☆の方へ向きました。
そしてゆっくりと地面に舞い降りたのです。
あれれ? リンゴが、二つになっちゃった。
おどろいたガール☆は、あずきちゃんと一緒に、目の前のリンゴを、じぃーっと 見つめました。
リンゴのタネのつぶつぶは、なんと!、リンゴのかわいい目のようです。
リンゴの方もおどろいて、しばらくだまって、ガール☆たちと、じぃーっとみつめあいました。
二つになったリンゴは、ガール☆とあずきちゃんの方を、じぃっと見つめます。
「 リンゴ☆ りんご☆ 」
突然!!、リンゴはそう言って、元氣な声を出しました。
「 リンゴ☆ !! 」 「 りんご☆ !! 」
そう言いながら、ガール☆の目の前のリンゴたちは、ぴょんぴょんと飛び上がりました。
「 リンゴ☆ !! 」 「 りんご☆ !! 」
ガール☆の目の前で、楽しそうにりんごたちは、飛び上がりつづけます。
するとりんごたちは、今度は動きを止めて、またまたじーっと、ガール☆たちを見つめています。
そしてとつぜん、マツゲの生えた方のりんご☆が、かわいらしい声で 話し出しました!
「 わたしは イブ! 」
あらら! 今度はつづけて、左にいる方のリンゴが、りりしい声で言います。
「 ぼくは アダム! 」
そう告げたかとおもうと、今度はリンゴが、おたがいの方を向いて動き出しました。
まっすぐお互いを見つめた、アダムとイブは、とつぜん、一緒に声を合わせて 言いました。
「 大好きーっ!!! 」
ガール☆とあずきちゃんは、ビックリしながらも、
不思議でかわいいりんごたちの動きに、魅入ってしまいました。
ピタっ! リンゴが、また1つにくっついたのです。
「 えええ?! リンゴが合体しちゃった!よっ!!! 」
ガール☆は、信じられない出来事に、ほんとにほんとうにおどろいて、大きな声で言いました。
「 いったいなぁに??? これっ? なんなのーっ! 」
ガール☆とあずきちゃんは、目をパチクリ!
われたリンゴがくっついて、おどろいて立ちつくす、よろしこガール☆と、あずきちゃん。
「 いったい! このリンゴは、なんなの!!!? 」
おどろいたふたりは、リンゴを、じーっと、まじまじと見つめます!
そうすると、見つめたリンゴが、またもパカンっ!と、割れて開きました。
アダムとイブが、こちらを見て言いました。
「 わたしたち、リンゴ☆&りんご☆って言う名前の、あずき色の世界の不思議なフルーツ☆ 」
「 男の子のリンゴ☆と、女の子のりんご☆
私たちは、いつも仲良し♪
アダムはイブが、好きーっ!
イブはアダムが、好きーっ!
だから、いつも一緒っ☆ 」
そういって、リンゴは楽しそうに、はねます。
「 大好きーっ!って、くっついたら、1つのりんご~(林檎)!! 」
『 リンゴ☆ りんご☆ 』 は、続けて話します。
「 神様は、男の子と女の子を作ったけれど、私たちは林檎って生命ー☆ 人間も一緒~♪ 」
「 男の子と女の子とか、性別があったりするけど、みんな人間~☆
青リンゴ、赤リンゴ、色々な種類や色があるけど、私たちが林檎~みたいなもの~っ! 」
「 リンゴ☆ りんご☆」のアダムとイブは、右に左に揺れながら、
よろしこガール☆とあずきちゃんにそう言いました。
「 生まれも、育ちも、色も、形も、性別も、それぞれ違うの☆ それは、みんな個性☆ 」
「 それって、おもしろいでしょ☆ 」 アダムが言います。
「 そういうのって、素敵でしょっ☆ 」 イブも言います。
よろしこガール☆は、いろいろなリンゴがあることを、想像してみました♪
「 うん! いろいろあるって素晴らしい☆ 」 そう思ったのです。
そう思うと、ガール☆の胸は、なんとも言えない幸せな氣持になりました。
ガール☆やあずきちゃんの胸は、あったかくて熱い色、あずき色に染まりました。
そして、ガール☆と、リンゴ☆りんご☆のまわりに、
ポワンポワンと、よろしこの泡が現れて、幸せの泡がたくさん広がりつづけました。
よろしこガール☆は、あずき色の世界の、リンゴ★&りんご☆の
アダムとイブが、とっても氣に入ってしまいました。
「 ようこそ、リンゴ☆&りんご☆のアダムとイブ♪
わたしは、よろしこガール☆、あずき色の世界の、あずき色の元氣な女の子なのっ♪
いっしょに居るのはあずきちゃん☆ まっかな小鳥さん、なんだよっ♪
これから、どうぞよろしこ☆ねっ!♪ 」
そういうと、ガール☆は、アダムとイブを抱き上げて、ニッコリとほほえみました。
それから、よろしこガール☆と、リンゴ☆&りんご☆は、とっても仲良しになりました。
空から落ちてきた不思議なフルーツは、おちゃめな、男の子と女の子のリンゴだったのです。
リンゴ☆&りんご☆の、アダムとイブ☆
アダムとイブ、2人で1つのリンゴになる、不思議なフルーツ。
とってもなかよしで、キュートなあずき色のフルーツを よろしこ☆ねっ!♪
リンゴ★&りんご☆のアダムとイブ 2つで1つの不思議なリンゴ☆
リンゴ★&りんご☆のアダムとイブ(カテゴリ)
アダムとイブの紹介
(*^ワ^*) リンゴ★&りんご☆は幼稚園へも行きました
幼稚園にあずき色の仲間たちが到着したよっ!
小さなお友達と毎日一緒に過ごしてるよっ♪
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よろしこ☆まちうけ♪
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