胡麻のコクが利いたカスタードクリームが入ったクリームパンです。
カスタードクリームのコク付に最後にバターを落としたりしますが
その代わりにごま油です＾＾
とろんとまろやかなクリームに香ばしい胡麻の香りが立ちます。
表面の胡麻もぷちぷち。
楽しい歯ごたえです。
ちいさな、ちいさなトコなんだけど・・・
カップで焼き上げた時の”跡”がなんとなく、好きです。
クラゲみたいな足がはえた感じ。
カップに囲まれて、淡い焼き色になる所も。
すりごま入りカスタード。
香もたっぷりです。
＊＊＊胡麻のクリームパン 6個分
＝A＝
強力粉・・・５０ｇ
砂糖・・・大さじ１
ドライイースト・・・小さじ2/3
ぬるま湯（30度位）・・・９０ｃｃ
＝B＝
強力粉・・・１００ｇ
塩・・・小さじ1/3
バター・・・１５ｇ
胡麻・・・大さじ４
＝C＝
胡麻のカスタードクリーム
卵黄・・・2個
砂糖・・・４０ｇ
薄力粉・・・大さじ２
すりごま・・・大さじ１
牛乳・・・２００ｃｃ
ごま油・・・小さじ１
＊残った卵白も成形に使用します。
＊下準備＊（一次発酵の間に行ってもOK）
ｐ－１）卵黄と砂糖をボウルにあわせて、泡だて器でレモン色になるまで刷りたてる。
薄力粉とすりごまを加えゴムべらで切るように混ぜる。
ｐ－２）牛乳を沸騰直前まで温めて１に加え、笊などで一度濾してから鍋に入れる。
ｐ－３）強火にかけ、立てずなべ底をゴムべらなどでかきながら、沸騰して
トロリと、ツヤガ出るまで炊く。火を止めて、ごま油を加えてざっと混ぜる。
ｐ－４）バットなどに流し淹れ、ぴったりラップをして、上から保冷材などを乗せて急冷させる。
１）ボウルに材料Aをあわせて、滑らかになったら、材料Bをあわせる。
２）ボウルの中でひとかたまりになったら、こね台の上で表面がつややかになってまとまるまで、こねる・叩くを繰り返す。（ こねやすい生地です）
お尻を閉じて、綴目を下にしてボウルに入れて、ふんわりラップをする。
40度位の所で20~25分 一次発酵させる。
３）生地が1.5倍の大きさになったら、ボウルの中で優しくガス抜きをして、6等分(1個約５０ｇ）にして丸める
硬く絞った濡れふきんをかけてベンチタイムを10分とる。
４）成形する。
手の平位の大きさに伸ばし（A)
下準備で作った胡麻のカスタード（1/6量）をのせて（B)
包む（C)
綴目を上にして卵白を塗り（D)
胡麻をまぶし、カップに入れる（カップが無かったらそのままでも大丈夫です）
（E)
同じように残り５つも成形する（F)
硬く絞った布巾をのせて、
40度位の所で20~30分2次発酵させる。
６）1.2倍くらい（写真下右位まで）
に膨らんだら
190度に予熱を上げたオーブンで12~13分焼く。
訪問ありがとうございます。
皆様良い火曜日を。
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＊＊＊家族日記はこの下です。
台風の後で。
台風が過ぎた後の夕方、
”わあ・・・”とユウが窓を指さしました。
見事な夕焼け。
二人で屋上に急いで 駆け上がって
暫く眺めました。
富士山の上の空の色。
何色って言えばいいんだろう。
山も綺麗。
山の黒い色もあるから、空の色も一層映える気がします。
”電線があるのが、イマイチなんだよなー”とか、
私がブツブツこぼしながら写真を撮っていると、
ユウが、”ユウは、でんせんの、線も、なんか、きれいに、みえるなー”と
言いました。
嬉しそうに空と一緒の町の風景を眺めて。
”でんせん の 線も きれい”
そうか。
そんな風に言われたら、
電線の黒い、細い線、きれいに映るような気がしてくる。
同じ景色を見ているけれど
同じ夕焼けを仰いでいるけれど
ユウに見えている景色と夕焼け
私に見えている景色と夕焼け
違うのかもしれないな。
なんとも清々しい顔で、目を輝かせて夕焼けに包まれているユウの横顔を見ていたら。
綺麗な景色や たとえば言葉さえも
悲しい風景や 怖い言葉も
浸み込み方が違う気がする。
大人と子供では。
年齢じゃなくても、その人の器の柔らかさにもよるのかな。
江ノ島の灯台が光る度に
拍手を送るユウをみながら、そんな事を考えていました。
柔らかいユウの目や心が
頼もしくも、羨ましくもあります。