シークワーサーの皮で脂肪抑制  中部大教授ら確認 | 横山歯科医院

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[シークワーサーの皮で「脂肪抑制」 中部大教授ら確認]

(中日新聞  2011年2月28日)


沖縄県特産のかんきつ類シークワーサーの皮に含まれるフラボノイドの一種
「ノビレチン」に、脂肪細胞の合成を抑制する作用があることを、中部大
応用生物学部の禹済泰教授(49)のグループが明らかにした。
肥満解消のかぎとなる可能性がある。

論文の要旨が米国の医療雑誌ファイトメディシンの電子版に掲載されている。


健康補助食品会社エリナ(東京都港区)との共同研究の成果で、禹教授は
「脂肪組織の合成を抑制することが、脂肪の燃焼促進へとつながる可能性も
ある」とし「肥満解消への応用が期待できる」と話している。


マウスを使った5週間の実験で、
・低脂肪食
・高脂肪食
・高脂肪食にノビレチン含有のシークワーサー抽出エキス1.5%を混ぜたえさ
を与える3グループで比較した。

エキスを混ぜたえさを与えたマウスは、体重と脂肪量の増加が低脂肪食と
ほぼ同じで、高脂肪食だけを与えた場合の半分に抑えることができた。

中性脂肪の増加量は高脂肪食の約7割にとどまり、低脂肪食の数値もわずかに
下回った。


http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011022890163016.html