製作総指揮 スー・ベイドン＝パウエル
監督 ニール・ブロムカンプ
キャスト
マット・デイモン マックス・ダ・コスタ
ジョディ・フォスター デラコート長官
シャルト・コプリー クルーガー
アリシー・ブラガ フレイ
ディエゴ・ルナ フリオ
バグネル・モーラ スパイダー
ウィリアム・フィクナー ジョン・カーライル
映画．comより
「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督がマット・デイモンを主演に迎え、富裕層と貧困層に二分された世界を舞台に描くSFサスペンスアクション。2154年、人類はスペースコロニー「エリジウム」に暮らす富裕層と、荒廃した地球に取り残された貧困層とに二分されていた。地球に住む労働者で、事故により余命5日と宣告されたマックスは、エリジウムにはどんな病気でも治すことができる特殊な装置があることを知り、厳しい移民法で出入りが制限されているエリジウムへ潜入を試みる。エリジウム政府高官役でジョディ・フォスターが共演。「第9地区」のシャルト・コプリーも出演。
富裕層と貧困層の対立は、以前観た「ワンダフル・デイズ」と同じ構図であり、さほど目新しいものではないが・・・・・
スキンヘッドのマット・デイモン。マッチョにはなったが「ボーン」シリーズの精悍さはイマイチ感じられない。なんとなくディカプリオっぽく見えるのはワタシだけ？
余命あと数日のマックスがエリジウムに潜入するために装着する「エクソスーツ」。これが肉体に直接ネジ止めするパワーアシスト装置。麻酔もなしに体にドリルで穴開けて、痛そー・・・・・。
ジョディ・フォスター演じるデラコート長官。「エリジウム」の警備最高責任者。侵入しようとするビークルたちを何の迷いもなく破壊する冷酷さはなかなか。
１隻が侵入に成功する場面で「エリジウム」の基本構造が明らかになる。チューブが環状になった内周側の空間が開いている。いくら回転で遠心力を発生させていると言っても、大気までホールドする重力そのものがないから、いくらＳＦと言っても、こんなデタラメは許せんナー。
やっぱ「ガンダム」のサイド３ぐらいにしとかないと。この場面で、映画のレベルがガクンと落ちた感じ。
でも、まあ何でもアリなのがＳＦの世界ではありますが。
エリジウム中枢のコンピュータルームで、マックスが大企業のＣＥＯから自分の脳内に移植したデータをインプットしようとするが、それを実行するとマックス自身が死ぬ事になる。不正にダウンロードしたプロブラムを実行させないためのプロテクト。
結局マックスの手でそれは実行された。
だがそのプログラムの１行を書き換えて、貧民層の差別を解消し、地球に医療船が送り込まれるハッピーエンド。
まあいいけど、レベル低っ！。ＩＴネタというのは、中途半端な知識の者がまとめると、ホント陳腐になってしまう。
でもどんなケガ、病気も数十秒で完治出来るあのベッド。イイなー。