ベーシックインカムや教育バウチャー制度 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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ヤン・ウェンリー命は2ちゃんねるのコテハンです。

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基本的にミルトン・フリードマンが唱えた新自由主義には、福祉政策なども含まれることは御存知の通りで、これはベーシックインカムとか負の所得税とか言われてます。

他にもお維新が唱えていた教育バウチャー制度も、フリードマンや新自由主義の唱えていたものかと思います。

 

本日はこの2つについて大枠から書いていきたいなと。つまり「この制度のここがどーの」という観点では正直なところ枝葉の議論になりかねず、全体を通して俯瞰してから、それらの制度について今現在抱いている感想を書こうというわけです。

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まずベーシックインカム(以下BI)ですが、提唱されたとおりに一定額の所得以下であれば、それに応じた給付が政府からなされる、という制度を前提にします。

要は例えば所得が300万円なら所得税0、200万円なら逆に給付、500万円なら所得税○%といった感じですね。

ベーシックインカムはそもそも、年金や失業保険、障害者手当て、母子手当などの諸々の政府からの給付を一元化しようとするものです。そうすると煩雑な事務手続きが効率化されるし、簡略化されるので、公務員の数も少なく済むし、じゃぁ小さな政府に出来るじゃん?的な発想です。

つまり諸々の政府給付、保障の一元化にこそその本質があって、政府の給付を重視するなんて姿勢とはあまり関係がないのだろうと思います。

 

これにはリバタリアニズムの「権力を肥大化させると腐敗する」という哲学が出ておりまして、だからこそ彼らは簡素な仕組みの方が良い!と言うわけですね。

しかし簡素化して効率化する、というのは言わば様々なニーズには応えられない、むしろ硬直的な制度と言えやしませんかね?

 

例えば同じ障害者でも等級によってかかる医療費などは違うはずです。

所得ゼロは失業者と同じとしても、かかる医療費には天と地の差があるわけですし、これを「所得ゼロだからいくら。この中でやりくりしてね」と言われても、かかる医療費はかかるんですから、それが払えなければ死ねってことですか?と、極論を言えばそうなります。

 

そうすると「やっぱりそういう人達もいるんだから、その人達には手当を…」となって、BIの制度そのものがまた複雑化するに決まってるんですね。あらら?

 

 

さて次は教育バウチャー制度ですが、これを提唱した人は「アホなんじゃないだろうか?」と本気で思ってしまいます。

簡単に概要を説明しますと、政府から教育バウチャー券みたいなものが配布され、それを持っていれば行きたい学校にいける訳です。一見良い制度ぽく見えますが、問題はこの後です。

この教育バウチャー券は言わば投票券で、バウチャー券が多い学校ほど予算を多くする、少ない学校は予算を少なくする、という訳です。

つまり簡単に言いますと教育に市場競争を持ち込むという話です。

 

いや…この発想は非常に新自由主義っぽい話ですが、教育に市場競争を持ち込めばどうなるか?なんて教育格差が広がる、というのは容易に想像がつきます。

予算の大きな良い学校には定員がないんだったら別ですけどね?子供全員が入れるのなら別に問題無いですが、そんな訳はないでしょう。

義務教育においては出来るだけ、どの学校の教育も平均的に質を確保することが必要であって、こんなところに市場競争を持ち込んで良いはずがありません。

 

全体論として論じるならば、教育の平均的な質の確保、というのは共同体や国民の分断を招かないためにも「絶対に」必要なものであるわけです。

言わば中世の平民と貴族のような分断を、教育の格差というのは推し進めるわけです。

・・・・・・先祖帰りやないかい!と思わず呆れてしまいます。

 

さて、新自由主義では「取ってつけたように一応」社会保障や教育について、上記のようなバカバカしい話をしておりますが、彼らがいかに国家も国民もネーションも社会も考えず「効率のみ」しか考えていない馬鹿者であるか?をあらわす良い例かと思います。

 

BIに通じるのが新自由主義的な規制緩和ですし、教育バウチャー制度みたいな市場競争を否定しなければならない所に、市場競争を導入しようとするのが混合診療などの制度じゃありませんか?と。

もしくは生活インフラの生命線中の生命線、水道の民営化!とかね(笑)アホかと。

 

ところで新自由主義者は何でもかんでも民営化!市場競争!効率化!と言いますが、彼らが一つだけ言えないものがあります。軍隊です。

軍隊を市場競争に晒したり民営化したり、規制緩和しちゃいけないように、それをやったらアカンやろ!と言う分野は教育や医療、インフラ整備やその他諸々あるわけです。

 

お維新や安倍政権は「何でもかんでも構造改革と規制緩和!」とバカの一つ覚えのように言いますが、しっかりと「何言うとんねん!」と言っていかないといけないなと思います。

 

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本日の男の料理~ローストポーク~

 

先日作ったのですけど写真撮り忘れちゃった(*ノω・*)テヘ

もう一回作ったら写真載せるぉ…

こっちは拾い画像。良い豚使ってるなぁ…

 

本日は美味しい美味しいローストポークの作り方ですよっと。

 

材料

・豚ヒレ肉

・塩コショウ

・サラダ油

 

1)豚ヒレ肉に塩コショウをまんべんなくふって、よく揉み込みます。

2)フライパンですべての面を焼色がつくまで焼いたら、アルミホイルに入れて10分ほど寝かせて、肉汁を落ち着かせます。

3)肉をサランラップ(ジプロックで空気を抜いてもOK)に巻いて、両端をお互いに結んで水分が入らないようにして、沸騰したお湯を保温モードの炊飯器に入れて、その中に肉も投入。40分位放置。低温調理ってやつですね。

 

中がほんのり赤く、そして火が通っている状態がベストです。

牛肉の安い赤身よりも柔らかく食べやすいですし、こっちのほうがコテヤンは好きです。

ソースにはフライパンとジプロック中に余った肉汁をフライパンに入れて、コショウと醤油で味付けするなりでOKです。

 

ポーク自体に味をしっかり付けたいなら、塩コショウをした後に4時間程度寝かすと良い感じになります。コテヤンはしませんけど(笑)

 

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