自民党を斬る【選挙シリーズ】 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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はい、維新や民心、共産とやってきてようやっと自民党の番です。自民党については、現在の政権与党ですので、綱領や政策より「やってきた実績」で見ていくほうが早かろう、と今回は綱領を引用したりしません。

代表的な政策、そして外交を見ながら、果たして参院選に投票するにふさわしいのかどうなのか?の参考になれば幸いです。

 

まずなんといってもTPPです。2012年の衆院選では「TPP断固反対!」と書かれたポスターを掲げて闘った自民党ですが、2013年3月に突如安倍政権はTPP交渉参加を表明。

うん…嘘ついたしブレましたね?稲田朋美などは「民主党政権でのTPP交渉参加は反対、という意味だ」などと意味不明な供述をしておりますが、選挙中にそんな話は一言たりとも聞いたことはありません。

TPPについての害悪は端的に言えば「国の形が大幅に変えられてしまう」という一語につきます。

 

またこのTPPと関連して農協改革をしました。とどのつまり日本の農業に外国資本を入れちまおう、なんて話ですね。一応2019年(2020年だっけ?)まで結論は先延ばし、となっているはずですけど、明らかにTPP参加を前提条件とした規制緩和であり、農協という共同体の破壊であり、マズイ話です。

 

規制緩和と言えば国家戦略特区ですが、こちらも日米構造協議でアメリカ様の言いなり、というものだそうです。要するに鳩山由紀夫の「日本は日本人だけのものではない」と一体何が違うんだろう?と言うわけです。

 

さてここらへんの過激な規制緩和に自民党議員は、僅かなりとも抵抗したのか?というと寡聞にして知りません。抵抗した形跡がない以上、自民党議員は上記の規制緩和に積極的、もしくは消極的に賛成して推し進められた、と見て間違いないでしょう。

 

さて、こんなことを言うと「安保法制で頑張ったじゃないか!」という安倍信者の声が聞こえてきそうですが、はっきり言って「はぁ?」でございます。そ~ざます。

1)アメリカは世界の警察から降りたので、そもそも集団的自衛権はさほど重要な意味を現在は持たないのでは?

2)むしろ個別自衛権の強化、自衛隊法のネガティブリスト化や軍事法廷の設立、こういったものが急務である

3)したがって9条改正に堂々と挑むべきであったし、憲法の拡大解釈は民主主義に致命的な影響を与えかねない。表現の自由や権利の保護を拡大解釈で制限されたらどうするんだ!と個人的には思います。

 

ついでに自民党に関係のない話ですが、左翼の皆さんも少々、というかかなり間違いを犯してます。

憲法の拡大解釈を責めるのは良いとして、それを「民意が~」というのはアホの極みです。

例えば民意で「表現の自由の制限」などをさせない、という働きも憲法にはあるのですけど…

 

次は経済政策ですが話になりません。

3本の矢というのを当初言っておりまして「金融緩和、財政出動、規制緩和」というまぁ3本目以外はまともな政策でありましたけど、2本目の財政出動をしたのは2013年のみ。2014年に消費税増税に踏み切り経済は腰折れ。

なんだかんだと数字を出して「アベノミクスは成功!継続中!」とか言ってますけど、大本営発表にしか思えません。そのうち「アベノミクスは転進する!」とか言い出すんじゃないか?と(笑)

 

ちなみに失敗した!とはコテヤンの評価だけではなく、海外の評価です。反論するなら海外にどーぞ。為替リスク国への指定、各種報道によるとそう評されております。確実に。

 

では次に外交ですがこれも「はぁ…」となるものが非常に多いです。

例えば2015年末の日韓合意によって世界中を「日本が朝鮮の少女を性奴隷にしていた」と報道され、青山繁晴によるとインドでは「日本が朝鮮の”処女”を性奴隷にしていた」と報道されたようでございます。

ネトウヨや安倍信者は「3月にアメリカ立会のもとでどーのこーの、韓国終了のお知らせwww」とか言ってましたけど、何も起きてないし一方的に日本がイメージを損ね、歴史の事実としてそれを世界中に認識されてしまった、というだけの話になってしまいました。

 

また大いに注目された伊勢志摩サミットですが、海外の首脳からは「リーマン級?何言うとんねん!」と言われ、ど正論で「財政出動はそれぞれの国でやりたいように」となったようです。当たり前ですね…(笑)

 

さて、以上が政権与党と安倍政権がやってきたことであります。褒めるべき点があまり見つからず、また詳細に論じようと思えばいくらでも詳細に論じられますが、おおまかに書くとこうなります。

一応自民党は「新幹線!」「リニア!」「財政出動を”これから”するんだ!」などと掲げていますけど、TPP断固反対!と言ってわずか3ヶ月後に反故にする、またそれに対して反発しない政党です。

ハッハッハ!どーせ騙すつもりだろう?と言われて自民党議員の皆様、反論できますか?

コテヤンはもう嘘とデマにつかれたぉ?

 

ちなみに無理な憲法解釈によって集団的自衛権を認めたことにより、論理的には憲法改正が遠のいた、と見て間違いない気がします。

つまりルールを無理筋で解釈して正当化したら、ルールそのものに「もはや変える意味すらない、ルールが本質的に意味をなくした」わけです。安倍政権にとっては。

こら本質的に法治国家ではなく、人治国家への第一歩とすら言える危険性がありますわな。

 

・・・・安倍政権で褒められるところはないのか?って?

(´ε`;)ウーン…

唯一救いが有るとすれば、国土強靭化基本法を通したこと、一応そちらの方に議論が進んでいることでしょうか。

その速度は正直、早いとは言えませんが…極右~!早く来てくれ~!(冗談です、クリリンです)

あとは金融緩和によって円安政策をすすめ、輸出企業はそこそこ良い決算を叩き出していたこと(今後は望めませんが)、そして日銀によって実質的な国債が減少し「クニノシャッキンガー」という論を意図せずに封じ込めたことくらいでしょうか。

また安保法制は憲法解釈としての問題、民主主義としての問題が大きいですが、今後の情勢によっては評価が変わる可能性も有り得ます。

 

【選挙シリーズ】では「どこどこの誰々に投票するべき」とは一切言いません。政党押しもしません。投票は各自の責任ある判断でお願い致します。

 

P.S

コテヤンって支持政党あるの?と聞かれそうですけど無いです(笑)

進撃の庶民党とかみぬさ党とかソウルメイト党とか三橋党とか藤井党とか中野党あったら、迷わず入れますが(笑)

むしろだからこそどの党に対しても批判精神を失わずに、評価できるのかもしれん…と思っています。やや批判は辛辣ですが(笑)

 

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コテヤンの好きなブログ紹介
進撃の庶民:毎日、気鋭の論客が政治、経済、思想に切り込む!コテヤン(月曜担当。気鋭じゃないw)も寄稿メンバーの一人です。影法師氏の進撃の朝刊も情報盛りだくさん!
新聞の社説とかより全然こっちのほうがいいです。いやほんまに!

国家戦略特区blog:超人気ブロガーみぬさ よりかず氏による政治、経済コラムが毎日更新!ブログ名は新自由主義者を釣るためだとか(笑)
コテヤンの尊敬するブロガーの一人&先達です!コテヤンがファンって相当やで?

 

 

本日の男の料理~カプレーゼ~

 

簡単にイタリアンならカプレーゼ!というくらい簡単な料理です。イタリアンは「ママの料理」と言われるほどでして、簡単なものも多いのです。

拾い画像。綺麗に盛れてますねぇ。

 

材料

・トマト

・モッツァレラチーズ

・オリーブオイル

・塩

・コショウ

・生バジル

 

1)トマトは輪切り、もしくは半月切りに。モッツァレラチーズも適当な厚さにカット。

2)皿に交互に挟むように盛って、上からオリーブオイル、塩、コショウをかけて生バジルを散らして出来上がり!

 

オリーブの実を粗みじんにして散らすのも相性が良いようで。

 

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