こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
前回の記事では、意外にしょっつるネタが長くなっちゃいま
した。
ので、また戻りま~す。
*:..。o○☆゚・:、。*:..。o○☆゚・:、。゚・:、。★゚・:、。゚・:、。☆*:..。o○☆゚・:、。*:..。
前々回(前々回の記事はこちらをド-ゾ)からのつづきです。
前回では、ユングのもとにやってきたクライエントたちが抱
えている疑問や課題の例として、
『仕事も家庭も満足な人生だったが、そこにはどんな意味が
あったのか?』
『この年になって、自分の老い先を考えるようになった。私
は生を離れたらどうなってしまうのだろうか』
といったものであることについて書きました。
ところで、このような疑問や課題をかかえている人々につい
て、一般性がある規則性とか原則といったものを見いだすこ
とは可能でしょうか。
更にいうと、そこから得られた一般的な規則性とか原則とい
ったものは有用でしょうか。
そこからは、有益なものなど、そもそも引き出せないと考え
ています。
なぜならば、彼らクライエントがいだく疑問や課題には、そ
もそも正解といえるようなものなど存在しないからです。
というのも、一般性がある規則性や原則といったものは、言
葉は悪いですが十把一絡げ(じっぱひとからげ)にできるよ
うなものにしか適用できません。
しかし、ユングのもとを訪れたクライエントたちの疑問や課
題は、そういうたぐいのものでは決してありませんでした。
NO!━━ヾ(゚д゚)ノ゙ ━━NO!!!
ということは、普遍性や一般性とは縁が遠いものであり、む
しろ特個的で一回性のものだととらえることが必要です。
したがって、人間がもつ複雑さそのものに、具体的に寄りそっ
ていこうとする姿勢が求められるようなものだということです。
(個々人がもつ特個性や一回性をユングが重視したというと
ころは、ニーチェ大先生ゆずりかもです)
以上からも分かると思いますが、ユング派では個々人が持つ
独自性や特個性を重視したので、発達に関して大きな関心を
向けることがなかったのだ、ともいえると思います。
発達をめぐる問題について、もうちょっと続けます。
にほんブログ村
占いランキング
ポチっ~と応援お願いします。