■カレー遠征2015春・東北【06】奇跡の一本松(岩手県陸前高田市)■探偵、被災地活動1。 | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。


カレー探偵、やみちゃんです。

今回も『カレー遠征2015春・東北編』(全16回)の随筆です。

長丁場ですが、最後までよろしくお願いしますちゃ。

※全16回の予定、目次はこちら
↓↓↓
■カレー遠征2015春・東北編■もくじ
(※クリックで別ウインドゥ)

今回は第6回目です。

(※本日2回目の更新です)


<或る日の一本松>

◆茶屋 周辺



2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分18.1秒。

マグニチュード9.0
(日本の観測史上最大)。

死者 15,891人
行方不明者 2,584人
負傷者 6,152人

■動画1「陸前高田市 被災地①」 33秒


あの日、あの時、あの時間。

皆さんはどこで何をしていましたか?



今回の東北遠征の目的の1つ。

それは「東日本大震災」での被災地の現状を見てくる、というものでした。



そのシンボルとでもいうべき地、「奇跡の一本松」に、私はやってきたのです。



被害が大きかった陸前高田市では、今もなお24時間体制で土砂の運搬作業がおこなわれていました。



まだ、なにも終わっていませんでした。

■動画2「陸前高田市 被災地②」 63秒


まだ、なにも始まっていませんでした。

・・・呆然と言葉もでないまま、歩き続ける私です。


◆奇跡の一本松へ



動画でも説明しましたが、駐車場から歩いて15~20分のところに一本松があります。

いまなお余震が続くため、緊急避難路の案内は現役でした。





あれから4年。

訪れる人も少しずつ減っているのでしょうか?





瓦礫は撤去され、無限の荒野とモニュメント的な残骸が残るのみ。









鉄筋コンクリートの巨大建造物は飴のようにグニャリと折れ曲がり。

一人ぼっちになった松も、津波の塩害で無念の枯死をとげました。
現在は化学的処置を施され、鎮魂・希望・復興の象徴として保存されています。


◆追悼施設 周辺



一本松に祈りをささげた私は、車で付近の追悼施設に移動。



かつて道の駅だった建物です。

■動画3「陸前高田市 被災地③」 76秒


動画を見てください。



このあたりは震災前は7万本もの松原が広がり、観光地として賑わっていました。

いまは一本松しか残っていません。





内部は立ち入り禁止。



あえてこのまま保存されています。



追悼施設。



慰霊碑。

合掌。



私は、遠い陸前高田市まで足を運んでよかった。
4年経ってからだけど、ここを訪れて本当によかった。

読者の皆さんにも一度は訪れていただきたいものです。



あの日、あの時、あの時間。

皆さんはどこで何をしていましたか?


(第7回につづく)

***

やみ「黙祷」

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