総会のプログラムの中に、
お母さん達が日々アドラー心理学を実践していることをお話しする
「母親のアドラー心理学」というシンポジウムがありました。
その中で、あるシンポジストさんが、
「パセージを受講し、課題の分離を実践したところ、
幼稚園の子は半月で、小学生の子は1~2ヶ月ですっかり自分のことは自分でできる子になった」
とお話してくださいました。
以前、野田先生に、
「パセージの効果が出るのにかかる時間てどれくらいですか?」と聞いたとき、
「お子さんが小学生ならパセージ期間中の2ヶ月、
中学生なら半年~1年、
高校生だと1年~2年、といったところでしょうか」
と教えて頂きました。
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ほんとにそうなんだ!
(いえ、野田先生のおっしゃることを疑っていたわけではないのですが、自分に子どもがおらず、私の実践対象はもっぱら高校生だったので、「小さい子にはすぐにパセージの効果が出る」ことが実感として掴みづらかったのです)
そういえば、先日のプレパセージで、
自助の長い常連さんが、
「このごろ娘が、友達関係などでトラブルあったときなんかに、
こういう時アドラーだったらどうするの?って相談してくれるようになったんです~」
と報告して下さったのですが、
このメンバーさんのお子さんは、
メンバーさんがパセージを受講されたときは中学生で、
最初は、
「また何か怪しいものを仕入れてきて!
私はだまされないわよ!」
的な
母親がうさんくさい新興宗教にはまってしまったおうちのお子さん
的な反応をされていたように記憶しています(笑)。
あそこから3年。
ほんとに、思春期の子でも、
親がきっちりパセージ実践すれば変わるんだな~、と
しみじみしたことを
シンポジウムを聞きながら重ね合わせておりました。
パセージもすごいし、
パセージを信じて実践されるお母様方もすごい、と思ったことでした。