秋吉ユイ×山川健一 ツイッター対談 9月6日(月)19時~20時

「ここがロドスだ、ここで跳べ!」の出版記念、トーク&ライブ (東急ケーブルテレビ)

東北芸術工科大学芸術学部「文芸学科」のサイト ができました。ブログ「文芸物語」 もお読みください。
ここがロドスだ、ここで跳べ!/山川健一

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イージー・ゴーイング 山川健一-sicon さて、島へ行こう! 」島旅特設サイトはこちら。
  • 神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク/山川健一


  • ¥1,470

  • 「もくじ」 です。
  • □Interview
    ヤポネシアに宿るアニミズムの豊かさ
    「神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク」をめぐって

     ──聞き手・小林希(アメーバブックス新社編集部)
    ★連絡先★
    株式会社アメーバブックス新社 〒150-0036 東京都渋谷道玄坂1-14-6 サイバーエージェントビル5階 TEL:03-5459-0344 FAX:03-5459-0385 
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    2010-09-08 18:50:18 posted by yamaken

    東北芸術工科大学文芸学科の記者会見

    テーマ:イージー・ゴーイング
     昨日は東北芸術工科大学に文芸学科設置に関する記者会見をやりました。
     スーツを着ていって、「ビシッと決めるぜ」と思って山形入り。


    イージー・ゴーイング 山川健一-山川スーツ
    (撮影・斎藤潤)
    イージー・ゴーイング 山川健一-ポスター


     ところが、芸工大の部屋で打ち合わせした時、新聞のテレビ番組のラテ欄を見せていただき、いきなりのけぞりました。

    「芸工大に文芸学科誕生。学科長は、あのロック作家!」

     求められてるのはやっぱりそれかよ、と思いました(笑)。
     ま、リラックスできて良かったかも。


    イージー・ゴーイング 山川健一-記者会見


     芸工大の松本哲男学長は、超一流の日本画家で、でも気さくな大物なんだが、こうおっしゃいました。
    「……学科長には作家の山川健一さんをお迎えします。ロックンローラーです」
     心の中でぼくは「が、学長!」と思っていたが、学長はニコニコ笑っておられました。

     ぼくは20分ほど喋ることになってたんだが、途中で「巻き!」の合図が。この頃どうも話が長くなりがちなんだよね。
     でもお陰さまで、全国紙、地元有力紙など新聞5紙、テレビ局が4社が来てくださり、盛大な会見となりました。

     一夜明けて、各紙、各番組が扱ってくださり、感謝です。TUYテレビは、「ロックファンにとっての山川さんは……」なんてコメントもオンエアされたそうです。
     ネットでいちばんわかりやすい新聞と番組を紹介します。
     
    本日の河北新報
    http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100908t55015.htm

    YBC山形放送 のサイトの動画
    http://www.ybc.co.jp/news/
    http://www.ybc.co.jp/news/100907/100907-3b.html


     記者会見では質疑応答もあったんだけど、「どんな学生に来てほしいですか?」という質問もありました。反射的に「心の温かい人に来てほしいです」と答えたんだが……さすがに、ちょっと後悔。答になってないなぁと反省。
     それが、ちゃんと記事になってます。
     でも活字で読んでみると、悪くないかって気もするね。
     「心の温かい学生」。
     それがいちばん大事だよ。
     ぼくらもさ、心の温かい教員心の温かい編集者心の温かい恋人心の温かい主婦、心の温かいロックンローラーetc を目指そうね!


     9月8日の新聞各紙です。↓

    イージー・ゴーイング 山川健一-山形新聞
    山形新聞

    イージー・ゴーイング 山川健一-朝日1

    イージー・ゴーイング 山川健一-朝日2
    朝日新聞


    イージー・ゴーイング 山川健一-毎日新聞
    毎日新聞

    8月31日の読売新聞です。↓


    イージー・ゴーイング 山川健一-読売新聞
    読売新聞



    入試相談会は12日 だからね、よろしくお願いいたします。館1階のラウンジ(図書館側のソファーなどがあるスペース)にて実施します。
    http://www.tuad.ac.jp/adm/adminfo/information/
    2010-09-07 00:26:23 posted by yamaken

    新しい文学の誕生

    テーマ:イージー・ゴーイング
    何か新しいものが誕生する時には、軽薄に見えたり、いかがわしく見えたり、つまり本来の文化ではないと見做されがちだ。

    そういう表現だけが、イノベーションを可能にしてきた。

    秋吉ユイさんの作品は、そのような小説だ。従来の枠組みには収まりきらない、柄の大きな作品なのだと思う。そしてそれは、後からやって来るさらに若い人々の希望のカンテラとして光を放ちつづけるだろう。

    ある時期のマイルス・デービスが成し遂げたようなことを、この若い作家は軽々とやってのけたのだ。

    今夜、ぼくは幸福だ。
    そういう場面に立ち会えたわけだからね。

    おやすみなさい。


    iPhoneからの投稿
    2010-09-07 00:03:41 posted by yamaken

    悪魔が必要だった「ネオ私小説」の誕生!

    テーマ:イージー・ゴーイング
    秋吉ユイさんとのツイッター対談、さっそくまとめページを作りました。明日には、観客席のメッセージも合体したページができます。読んでいただき、ありがおうございました。



    秋吉ユイ×山川健一 ツイッター対談

    悪魔が必要だった「ネオ私小説」の誕生!
    http://togetter.com/li/48071

    観客席の声ありバージョン
    http://togetter.com/li/48242


    時間のある時にお読みください。
    ※ユイちゃん、どうもありがとう。第3弾、楽しみにしてるからね! 
    2010-09-05 03:32:48 posted by yamaken

    真夜中の小説講座ツイート☆初めての自作解説

    テーマ:イージー・ゴーイング
    2010年09月04日(土)、深夜零時からの「小説講座」のツイートです。テキストはぼくの小説「彼の青いシャツ Remix」です。初めての、自分の作品の読解をしてみました。


    山川健一です。ツイッター上の小説講座を、これから1時間ぐらいやります。TL上邪魔だという方は、恐れ入りますが一時的にでもぼくのフォローを外してください。よろしくお願いします。
    posted at 00:01:54


    tutico_dx
    山川講師、楽しみにしています。


    読んでくださる方は、いつものように、途中で感想をツイートして下さってまったく問題ありません。むしろ歓迎します。質問もOKです。できればそのツイートの最後に、以下のようなハッシュタグをコピペしてください。 #yamakenheads
    posted at 00:03:22

    「文は人なり」って言葉があるよね。フランスの博物学者ビュフォンの言葉です。文章は書き手の考えや性格を表しており、文章を見れば書き手の人格さえわかる、というような意味だと思います。これは、典型的な作家論の立場だよね。
    posted at 00:05:23

    「作家論の立場」とここで言ったのは、その作家と作品は切り離すことができない、という立場です。批評家の小林秀雄は、 友人の小説家の作品を読まないことで有名だった。
    posted at 00:06:03

    若い頃は、小林秀雄の本がぼくの教科書だった。最後の講演会にも行ったことがあるくらい。ま、ファンだったわけです。話を戻しますが、小林はその理由を問われ、「俺は実際の彼をよく知っている。なのになぜ作品まで読まなければならないんだ?」と答えたそうです。
    posted at 00:07:48


    内山真李
    入試の面接で、今読んでいる本はと聞かれ、「小林秀雄の『私小説論』。まだ理解が出来ません」と答えました。それでも通してくれ(面接は学科長でした)、感謝してます。講演、わたしも拝聴したかったです。


    しかし、これでは傑作も駄作もどうでもよくなってしまう。つまり、文芸批評というものが成立しない。というわけで、テキスト論が登場します。一度書かれた小説はその作者と完全に切り離して読み論じることができる、というのがテキスト論の立場です。
    posted at 00:10:20

    そうでなければそもそも批評は成立しなくなってしまうからね。大学の文学部も不要だということになります。
    posted at 00:10:54

    そのテキスト論を前提にツイートします。テキストはこの間ツイートした「彼の青いシャツRemixー by山川健一」で、全文をブログにアップしました。http://ameblo.jp/yamaken/  
    posted at 00:11:11

    このツイッター小説は、じつは「彼の青いシャツ」というかつての短編を、時代背景とツイッターという媒体を考慮して書き直した作品です。音楽で言えばREMIXだね。
    posted at 00:11:30

    男女のカップルと、オートバイが2台登場しますが、オートバイは恣意的な存在ではなく、これがクルマでは話が成立しない。この作品におけるオートバイは自由と孤独の象徴、もっと言えば「自立した単独者」の象徴なのです。
    posted at 00:11:44

    「自立した単独者」は、作家デビューしてから今日まで、ずっと変わらないぼくの文学上のテーマでもあります。
    posted at 00:12:30

    「ここがロドスだ、ここで跳べ!」の主人公の滝口直樹が娘と乗るのは軽自動車ですが、あそこがオートバイでは逆に困るのです。「こちら側」の世界では血の繋がっていない「娘」を直樹が受け入れる象徴が、最小限の室内としての軽自動車だからです。
    posted at 00:12:48

    「彼の青いシャツ Remix」は、最初は、普通の情事のようにストーリィが展開します。舞台はほとんどホテルの部屋だけで、あとは2人の会話で展開していきます。もちろんこれは意図的な設定です。
    posted at 00:13:14

    いろいろな意見があるだろうけど、これも恋愛の1つの形であることに変わりはないとぼくは思います。で、すべての恋愛はどちらが「権力」を奪取するかというゲームみたいなものだというのがぼくの意見なんだよね。
    posted at 00:19:13

    権力というのは言いすぎかもしれないけど、どちかがイニシアチブをとっていくのが恋愛というもので、民主主義的な恋愛というものは存在しないと思います。
    posted at 00:20:05

    「彼の青いシャツ Remix」では、目まぐるしく権力の位置が変更されていく。ホテルの部屋の中という密室で、ほとんど会話だけなのに、ストーリィの展開は非常にスピーディで動的なのです。あたかもオートバイの疾走のように。そういう意味では、オートバイは2人の関係のメタファーでもあるわけです。
    posted at 00:20:29


    bpm120run
    なるほど、オートバイは基本的に一人用の乗り物ですし、また映画「イージー・ライダー」やマーロン・ブランドの「乱暴者」でもみられるように、若者の権威に対しての反抗の象徴でもありますよね。


    繰り返しますが、この小説は、基本的に部屋の中で男女2人が会話することで成立します。会話から2人の背景が少しずつわかってくるという構造になってるんだよね。その度に力関係が逆転していく。
    posted at 00:20:52

    会話によって2人の背景が明らかになるにつれて、権力を持つ側が入れ替わるという意味です。ただし問題なのは、その交代劇があくまでも読者の側で起こるということです。
    posted at 00:21:25

    いつもリツイート、ありがとう!@ttattala
    posted at 00:28:00

    こんばんは~。いま、ちょっと休憩してコーヒーいれました。渋谷はまだまだ暑いよ。@hiyoko_gang 
    posted at 00:29:22


    sola723
    ゆっくりやってください!でも、こういう企画も楽しいですね。まさかこんな時代がくるとは…って気持ちです。


    つづけます。なーんだ「彼」は妻帯者なのかとか、麻実には他に2人も男がいたのかとか、でもその妻は亡くなってるのかとか。新しい背景が少しずつわかってきます。10人の人間がいれば、10通りの倫理というもののコードがあると思います。
    posted at 00:31:40

    読者はそれぞれ自分のコードにしたがって、「彼」か「麻実」のどちらかに肩入れしていくだろうと思います。
    posted at 00:31:48

    こうした背景は、じつは登場人物の2人にとってはわかりきったことです。たとえば「彼が妻帯者だ」ということを麻実は知っているわけで、それを初めて知るのは読者の側です。こうしたことを小説の進行と共に「知る」のは読者の側なのです。
    posted at 00:33:32

    「なんだ彼には奥さんがいるのか」「え、でも既に亡くなっているのか」というふうに、読者の視線は移行していきます。そこに、いわばこの短編小説の仕掛けがあります。ぼくの他の小説よりも、読者の置かれたポジションに意識的なのです。
    posted at 00:34:47


    SCraharu
    山川さんの小説に影響されてバイクの免許取りました。しかも空冷単発のバイクに乗りました。エアーズロックにも行きました。


    テキスト論を前提に言うけど、ある種の短編小説は、この作品を含めて、シンプルに見えながらこうした複雑な構造に支えられているとぼくは思います。
    posted at 00:36:35

    こうした構造を持つ小説が、どこに向かうか。そこに、作家の個性があらわれます。この作品なら、結末において、2人にどんな形であれ「癒し合う」関係が生まれるかどうか。それがポイントだろうと思います。
    posted at 00:37:39

    この小説のポイントの1つはは63の、
    <麻実はもう一度上半身を起こし、両方の目を見開いた。黒く大きく、きれいな目だった。>だろうと思います。
     ここで、男女が初めて正面から向かい合うシーンだからです。
    posted at 00:39:21

    麻実は、どんな形であるにせよ、「彼」のことが好きで、愛している。そして、60の、「秘密の関係の人のほうが絶対有利だよね。この人にはなんでも話してつらい思いをさせてると思うから」という言葉の対象は、他ならぬ目の前の「彼」かもしれないのです。
    posted at 00:41:07

    その辺の女心ってものは複雑で、残念ながらぼくごときではとうてい太刀打ちできません。「彼」も一瞬そう考え、迷う。「俺はおまえが好きだよ」と言ってしまうかどうか、60における麻実の言葉を聞いて迷いが生じます。
    posted at 00:42:33

    だって、彼女の「秘密」をいちばん知っているのは、他ならぬ自分なのですから。そして目の前のこの愛しい女は、そういう相手こそが大切だと、たった今告白したわけですから。
    posted at 00:44:30

    「彼」は迷い、しかしここで「好きだ」と言ってしまえば、砂漠を旅する男が一杯のコップの水に飢えるように、日常生活において麻実の不在に苦しむだろうと思うのではないでしょうか。
    posted at 00:45:41

    そして、61で言います。
    「そういうもんかね」
    posted at 00:46:29

    この男は、はぐらかして、逃げたわけです。こういうのは臆病であるとも、大人であるとも表現できるよね。いずれにせよ、この短い台詞で、2人の距離は地球と月ほどにも遠ざかってしまう。お月様
    posted at 00:47:59

    62の麻実の言葉。
    「わたしが誰かのわたしになるなんて、やっぱりおかしいもん。わたしはわたしだもの。わたし、切なくなるくらい好きな人にしか抱かれたくない」というのは、「彼」への恋の告白とイコールです。
     だからこそ、63につながっていくわけです。
    posted at 00:50:03

    考えてみれば、男女の恋ってものは、切なく儚いものです。
    posted at 00:50:55


    sola723
    読み手側の人生経験も読書には大いに影響しますね。


    70から74まででは、恋の危険な魔法の領域を脱し、2人が日常の時間の流れの中に帰還したことが示されます。
    posted at 00:53:11

    麻実は男に「ねえ、ずっと友達でいてくれる?」と聞きます。
    彼は78で答えます。
    「いいよ。おれの人生、どうせ暇そうだから」 
    posted at 00:54:51


    bpm120run
    う~ん、受容したということでしょうか?! 恋愛の力関係から解放された?!


    これは、さまざまな事情から恋にすすむことができない相手を、彼が許したということだろうと思います。彼は恋愛関係を切り結べない女である麻実を許し、また、その時彼も許されたのでしょう。
    posted at 00:56:23

    だからこそ、79で「そのまま、麻実は目を閉じた」のです。このシーンの麻実は、聖母みたいです。
    posted at 00:57:18

    そして、小説は結末を迎えようとします。直前、「ねえ。シャツ、乾くかしら」と、眠っていたと思っていた麻実が言います。
     このシャツは孤独な男の魂のメタファーです。つまり麻実は年上の男に、あなたの魂(青いシャツ)ちゃんと癒されるのか(乾くか)と聞いているのです。私なしでも生きていけるのか、と聞いているわけです。
    posted at 01:00:33

    彼はオートバイで来ているわけだから、着替えのシャツなんか持ってないはずなんだよね。つまり、乾いたシャツを着て──癒された魂を抱えて、朝になればオートバイ乗り=単独者に戻らなければならない。
    posted at 01:03:22

    「大丈夫だろう」
    それが彼の答えです。
    posted at 01:03:42

    結末は以下の通りです。
    <青いツャツと、サイドボードに埋めこまれた発光するデジタル時計を見くらべながら、彼はそう答える。>
    シャツは、繰り返しになるけど彼の魂を、デジタル時計は麻実なしでだらだら続いていく日常の時間の象徴です。その両方を、彼は見るわけです。
    posted at 01:05:10

    ぼくは──もちろん作者だけどさ、この小説をそんなふうに読みました。あ、ちょうど1時間だね。では、真夜中の小説講座を終わりにします。読んでくれて、どうもありがとう。
    posted at 01:06:21


    High_Hilow
    男女だけではなくですね。


    うん、それはそうだね。男女を問わず誰かが誰かを愛するってことはさ、切ないよね。@High_Hilow
    posted at 01:07:34


    sola723
    ためになる楽しい講座をありがとうございました!

    High_Hilow
    切ないですね。先程もすれ違いがありました。それでも止められないんですね、愛する事を。


    あー、正直疲れたぁ。批評家ってのは、小説家以上にたいへんだなと思ったよ(笑)。
    posted at 01:09:10


    Craharu
    あなたの魂(青いシャツ)はちゃんと癒される(乾くか)と聞いているのです・・・和歌の世界のようですね。


    そうそう! 日本人の情緒的な世界は、今でも和歌に支えられてるんだとぼくは思うんだよね。SCraharu君、男にとってシャツって大事なんだよ。
    posted at 01:10:26


    hiyoko_gang
    切ないからいいのですよね。おつかれさまでした。

    SCraharu
    シャツは彼の魂の象徴かあ・・・山川さんにとってもきっとそうなんですよね。洗濯屋としても気になります(笑)。

    bpm120run
    シャツの色が青=ブルーだというのも、孤独と憂鬱を連想させます


    人は誰しもが老いる。麻実には彼女の人生設計ってものがあるからね。それを受容することにした──ということではないでしょうか。アイコン、また変えたんだね。とてもいいです。@bpm120run
    posted at 01:12:01


    bpm120run
    お疲れさまでした。リアルタイムで講義を受けているようで面白かったです。


    赤いシャツだとロックンロールになっちゃうからさ(笑)。ここは青いシャツがいいと思います。@bpm120run
    posted at 01:13:02


    bpm120run
    この前のステージ衣装ですね(笑)

    sibataker
    お疲れ様でした。「オートバイ乗り=単独者」この一行が特に心に残りました。ライダーは単車に跨った瞬間から、一人で走らなければならないです。ひとつの真理だと思います。

    17cherie
    講座、いろんなことが勉強になりました。またぜひお願いします。ありがとうございました。


    17cherieさんも読んでくれてたんだね。札幌はもう涼しくなった? otaesanjjf さん、あんまり長くなると他の人の迷惑になると思ってさ。sibatakerさん、遅い時間にありがとう。SCraharu君、男にとってシャツって大事なんだよ。
    posted at 01:46:15


    bpm120run
    思い出した!ストーンズの「Under my thumb」は恋愛の力関係が変わってゆく事を歌ってましたね。

    otaesanjjf
    あらっ。今回はもう終わってしまったんですか? 延長があるかなあと思っていたのですが、残念!

    colorful_voice
    お疲れ様でした。少し学生に戻った気分…。よそ見の多い学生ですが(苦笑)

    ayucafe
    この前仕事でおそくなって、ホテルに泊まって、この小説のことを思い出しながら、下着や靴下を洗濯しました。孤独というのはひとつの充足ですかね。小説って、孤独にフォームを与えてくれますね。素敵なフォームと、解説に感謝。


    sola723 さんは、今いい経験を重ねてますよね。恋愛じゃないかもしれないが。ayucafe さん、小説って、「孤独にフォームを与えてくれる」ってのはそうかもしれないです。三島由紀夫は、小説があるおかげで多くの人は「告白」しないですむと言ってます。
    posted at 01:46:47


    madokajee
    私は昔からそんなセンシティヴな「ろくでなし」の男が大好きですよ。いまだにろくでなしに引っかかりますもん、あはは。


    colorful_voiceさん、よそ見の多い学生歓迎だよ。madokajee、だから君達がよく言う「ろくでなし」ってのは、案外と傷ついてるものなんだよ。Jeeper1970 さん、大切な誰かほど傷つけちゃうんだよねぇ。
    posted at 01:47:08

    ikokochan、いつもありがとう。yosh_guan 、shirohiko、またツイッターで飲み会やろう。kei1970さん、小説は読み込めば読み込むほど応えてくれるよ。ロックと同じです。他の皆さんもありがとう! じゃあ、今夜は店じまい。
    posted at 01:47:58


    17cherie
    札幌も今年は残暑厳しい九月です。全国的に早く涼しくなると良いですね。お疲れ様でした。おやすみなさい。


    @17cherie おやすみ~
    posted at 02:10:12


    sola723
    今さらの告白ですけれども、高校時代から読み始めた健さんの作品に、僕の恋愛観はめちゃめちゃ影響されましたよ~。いい思い出です!


    責任はとれません(笑。でも、いい思い出なら良かったです。solaさんは、女の人に人気があるでしょうね。素晴らしい女性ほど、子供と同じ本質眼を持っているものですから。@sola723


    tutico_dx

    お疲れ様でした。リアルタイムで読めなくてすいません。教科書に赤線引きながら授業聞いている様でした。なるほど…そうだよね…ってブツブツ言いながら。それをふまえてブログ編で読み返します。ありがとうございました。


    以上、ちょうど1時間のツイートの記録でした。
    読んでくれて、どうもありがとう。(山川健一)お月様

    2010-09-03 18:26:30 posted by yamaken

    彼の青いシャツ Remix

    テーマ:イージー・ゴーイング
     twitterでツイートした小説をアップします。


     #RCBand のほうはRudie's Club Bandの歌詞やライヴ情報、その他ロックのことを呟くハッシュタグです。そして #yamakenheads のほうは、文学/小説を中心にそれ以外のことをみんなが呟くためのハッシュタグです。いわば大人のための文芸学科です。みんなで意見を出し合いながら、楽しくやっていきましょう。posted at 18:52:03

     既に何人かが小説を投稿してくれています。@machinegunbilly これは読み方によれば青臭いロマンティシズムに見えるかもしれないが、じつは二重構造になっています。こうした感覚を失わずに突き進んでほしい──って、なんか教授ふうなコメントでごめん!posted at 19:01:29

     @colorful_voice 恋愛の終わりという普遍的なテーマで、140字ずつという制約の中で主人公の心の動きにだけフォーカスしたところが成功しているね。大きな樹は許しと再生の象徴。泣くのは生命エネルギーの発露で、それが再生に向かっています。 #yamakenheads

     @yosh_guan マジで? かつてぼくの友達が「海燕」新人賞でデビューしたよ。篠藤ゆりさんという作家です。I'M HEREにも「群像」の最終までいったのが1人、ぼくの最初のバンドのギター2人が「群像」と「文学界」の最終候補、ぼくも石川忠司さんも高橋源一郎さんも(たしか)、「群像」の優秀作というやつで、これはようするに佳作ね。佳作と最終候補なんて紙一重だよ。京都でお説教してあげるから、もう一度真面目に書きなよ!posted at 03:30:10

     @sibataker うん、うん。先が気になる。ここ、文学度が高いねぇ。みんなすごいや。posted at 03:36:49

     @yosh_guan 松村栄子さんと角田光代さん? それは対抗馬が強力すぎたな。でもあの頃から時間もたったし、それなりの経験もしたにちがいないから、今なら書けるんじゃないかなぁ。京都の二次会の議題はそれだな。posted at 03:44:36

     では、ぼく自身の小説をツイートします。




    青いシャツ Remix


    1 
     広い窓ガラスからは、山影が見えた。幾重にもかさなった稜線は、夜空のなかに、さらに濃い輪郭を切りとっている。彼は、ベッドのヘッド・ボードにもたれかかったまま、煙草を一本吸った。先端の赤い火が、暗闇のなかでぽつんと見えた。posted at 21:38:45


     煙を吸いこむたびにその赤は生き生きと輝き、唇から煙草をはなすと再び目だたない、おとなしい光に戻った。posted at 21:39:35

    3 
     煙草を吸い終えると、彼は隣で徴かな寝息をたてている麻実を起こさないように、そっとベッドを抜けだした。あちこちに、男と女の夏物の服が散らばっている。彼はトランクスをはき、ソファの背に投げかけてあった自分の青いツヤツを持って、バスルームヘ行く。posted at 21:40:42

    4 
     コットンのオーソドックスなシャツだ。バスタブに浅く水をため。備えつけの石鹸でシャツを洗いはじめる。  
     どこにいる時でも、シャツを洗うと気持が落ち着くのだ。外国でも日本でも、旅行にでてホテルに辿りついたとき、彼がまずするのはシャツを洗うことだった。posted at 21:41:35

    5 
     オートバイで旅にでるときには、毎晩かならずシャツを洗うのが習慣になっていた。タンク・バッグにつめられる荷物には限度があり、だが清潔なシャツでないと我慢ならない気がしたからだ。体に馴染んだシャツは、どこか、古い友達に似たところがあった。posted at 21:42:34

    6 
     もう一年以上も着ているというのに、青の染料が水を微かに染めているような気がする。光の加減か、そうでなければ、気のせいかもしれなかったけれども。
    「なにしてるのよ、こんな時間に」
     不意に声をかけられる。振り返ると、素っ裸の麻実が立っていた。posted at 21:43:44

    7 
     タオルを体に巻きつけるわけでもなく、ほんとうの素っ裸だ。伸ばした右足に重心をおき、左の膝をわずかに曲げ、右手を戸口についている。やわらかな影が、足もとからカーペットに落ちている。
    「見たとおりさ。シャツを洗ってるんだよ」
     シャワーをとめ彼は答える。posted at 21:45:30

     ちょっと休憩します。煙草すって、コーヒーを一杯ね。posted at 21:49:21

    @SCraharu 洗濯師の話だぜ!posted at 21:59:17

     これ、アメーバブックス新社のデスクのMacintoshからツイートしてるんだよ。3人の女性編集者がゲラの校正しながら横目でぼくを見てる……もしして、バレてる? ま、いいや。じゃあ、つづきです。posted at 22:03:42

    8 
     午後、麻実から電話があった。オフィスからだった。
    「今夜どこかで食事しょうよ」と彼女は言った。
    「どこで?」
     彼はカレンダーが空欄になっていることを確認しながらそう言う。
    「どこか、山の見えるところで」
    「これからかい」 
    「だめ?」
    「そうだな」posted at 22:06:35

    9 
     麻実は中央高速を使えばオートバイで二時間ほどのところにある、湖畔のレストランの名前をあげ、
    「今夜はしっかり食べたいんだもの。お金ないならおごってあげてもいいよ」
     彼は麻実と、友人の結婚パーティで知りあった。posted at 22:08:00

    10 
     パーティが終わり、シューズだけはきかえてパーキングにとめてあったオートバイに乗ろうとした時、声をかけられた。
    「オートパイできたんですか。そうね、このマシンならスーツで乗ってもさまになるものね。うらやましい」posted at 22:09:14

    11 
     光沢のある濃いグリーンのスーツにクリーム色のシャツ、黒いコンバースのデッキシューズの彼を見ながら、麻実は言った。彼のオートバイは、古いイギリス車だった。
     単気筒のオーソドックスなマシンだ。
    「わたしなんて女だからオートバイで結婚式なんて無理よね」posted at 22:10:19

    12 
     近くのコーヒーハウスに寄っていかないか、と誘ったのは麻実のほうだ。麻実は髪の長い、よく陽に灼けた肌がきれいな、どこまでが本気でどこからがジョークなのかよくわからないような女の子だった。
     それから、時々電話で話したり、食事したりするようになった。posted at 22:11:19

    13 
     どこで会う時にも、すくなくとも彼女のほうはかならず二気筒の、パールホワイトが美しいクォーターのマシンでやってきた。オートバイに乗るようになってからまだ半年ほどで、とにかくマシンといっしょにいるのが楽しくて仕方がないといった感じだった。posted at 22:12:19

    14 
     そういう関係が、三カ月ほどつづいていた。
     彼女が勤めるオフィスの近くのコーヒー・ルームで待ちあわせ、湖までで走ろう、ということになった。
    「レストランで待ちあわせてもいいけど、それだとさみしいものね。そう思うでしょ?」
     麻実はそう言った。posted at 22:13:59

     また、ちょっと休憩。コーヒーを一杯ね。posted at 22:14:53

    @High_Hilow いや、今は会社だから自動販売機……なんだが無料のマシン。インスタントじゃないんだよね。案外とおいしいよ。いつもブラックです。posted at 22:19:35

     では、再開します。posted at 22:20:37

    15 
    「まあね。君のお尻を眺めながら、後ろからついて行くよ」
    「うん、わたしが連れて行ってあげるから心配しないで。トラックからも守ってあげる」
    「ありがとう」時刻を決め、彼は電話を切った。posted at 22:21:41

     ちょっと、作者の感想ね。こういう逞しい女の子って希少種かもしれないけど、ブラックのコーヒーと同じぐらい魅力的だよなぁ。と、余計なことを言ってないでつづけます。posted at 22:23:14

    16 
     岸辺には、繋がれたボートが見えている。暗い水面に、白い影が映っていた。
     ボートの向こうには、黒い山の稜線が湖面に影を落としている。和風にアレンジされたフランス料理を食べながら、後ろで束ねていた髪をほどいた麻実は喋りつづける。posted at 22:24:52

    17
     彼女は真っ赤なレザー・スーツを着こみ、だが今はジャケットは脱ぎ、上はイタリアのオートバイ・メーカーのロゴ・マークのはいった白いTシャツだ。体の全体は華奢な感じがするが、シャツ一枚なると彼女の肩や腰のつけ根が意外にしっかりしていることに気がつく。posted at 22:26:18

    18
     たとえば和服は似合わないかもしれないが、オートバイの隣に立ったときの麻実は魅力的だ、と彼は思う。
     話題はあちこちにとんだが、すぐに彼女の二人の恋人の話に戻ってくる。デザートのアイスクリームを食べ終わっても、麻実の話はまだ終わらない。posted at 22:27:13

    19
    「まったく、あなたって人はなにを考えてるの」
     彼女はスプーンでアイスクリームの載ったガラス容器の縁を軽く叩きながら言う。posted at 22:29:59

    20
    「君は、せっかちだな。だからよくコケるんだよ」
    「わたし転んでなんかないよ」
    「ハンドル・グリップが擦れてたぜ」
    「なんだ、バレてるのか。家の前でUターンしようとした時にね。恥ずかしかった」
    「今まで他人だった人間のことを簡単に理解するなんて不可能だ」posted at 22:32:24

    21
     麻実は悪戯っぽく笑う。テーブルの上に頬杖をつき、彼の眼を覗きこみながら言った。
    「じゃあどうすれば理解しあえるの?」
    「寝ればいいんだよ」と彼。
    「きた、きた。そう言うと思ったんだよね」
    「で、どうかな?」 
    「うーん」 posted at 22:33:47

    22 
    「迷うふりなんかするなって。明日は会社、休みなんだろう。この近くに、屋内プールとアスレチック・ジムのあるホテルがあるよ。半年前にできたばっかりでさ。テニス・コートとボーリングのレーンもあるんだぜ。まあ、テニスは予約がないと無理かもしれないけど」posted at 22:34:42

    23
     彼は、伝票とヘルメットを持つと立ち上がる。ごちそうさまあ、と麻実が言った。チェック・インしてから三時間、二人は部屋の明かりを落とし裸になり、いろいろなことをし、相手をノックアウトするまで頑張った。
     そして試合終了後、とても自然に眠りについたのだ。posted at 22:36:11

    24 
    「水の音、うるさかった?」
     麻実を見上げながら、彼は言う。
    「そういうわけじゃないの」
     麻実は、彼の隣にきてしゃがみこんだ。両腕で膝を抱え、水のなかのシャツを覗きこんでいる。彼はバスタブの水を落とし、石鹸だらけのツゃツをしぼる。posted at 22:37:44

    25 
     シャワーのコックをひねり、陽に灼けた両手で、バスタブに広げたシャツの石鹸を丁寧に流す。
    「やっぱり、いろんなことがわかるのね」
    「なにが?」
    「あなたがこんな時間に洗濯する人だなんてね。いっしょに泊まらなければわかりっこないもの」posted at 22:39:20

    26 
    「いつもじゃないさ」
    「よかった」麻実は彼の顔を覗きこむと、小さな声で笑った。
    「ねえ」と麻実。
    「なに」
    「結婚って楽しい?」
    「さあ、どうかな。楽しいこともあれば、楽しくないこともあるだろう」
    「やっぱりね。あなたって、無責任」posted at 22:40:54

    27
     バスルームに戻り、タオルにはさんで水気をとったシャツをハンガーにかけ、エアコンディショナーの前にぶら下げた。水に濡れた濃い青のシャツが、乾いた風に微かに揺れている。
     部屋は乾燥している。
     チェックアウトする頃には、シャツは完全に乾いているだろう。posted at 22:43:29

     この小説はまだつづきますが、今回はとりあえずここまで。お読み下さり、ありがとうございました。この麻実って女の子にはモデルがいてさ、今頃なにしてるかなぁ……。posted at 22:49:19

     小説のつづきのツイートは、明日というかもう今日だけど、夜の7時からやります。しかし、小説のライブなんてはじめてだ。リアルタイムで感想が入るなんて、普通はあり得ないよね。posted at 01:47:06

    @bpm120run そうそう、R66はroute66のメタファーです。よく気がついたね! ストーンズがカバーしたバージョンがすごく好きだったんだよねぇ。posted at 02:11:44

    @bpm120run 「Born to run」のことは何人かから聞きました。トレイルランナーの間でも人気なんだね。読んでみよう。あ、刺激されて、今日は朝と夜、腹筋やったよ! 30回ずつだけど…posted at 02:12:03

    @yukkokun_i また今夜ね! 読んでくれてありがとう。ヘミシンクやってるんですね。今夜あたり、ぼくもまた聴こうかな。posted at 03:02:28

     作家の山川健一です。今から #yamakenheads で小説をツイートします。昨夜のつづきで、今夜完結します。興味のある方はどうぞ!posted at 19:15:17

     あ、そうそう。小説のツイート中、割り込んで感想入れてもいいからさ。のんびりいくんで。posted at 19:17:36

    28 
     ベッドに横たわりツーツにくるまった麻実が、ソファに腰かけ氷水を飲んでいる彼に声をかける。
    「ねえ、こっちにおいでよ」
    「うん」
    「おいでったらあ」
     とても自然な、甘い声だった。
     窓の外の広々としたパーキングに二台のオートバイが並んでとめてあるのが見えた。posted at 19:21:20

    29 
     古いオートバイと、新しいオートバイだ。posted at 19:21:49

    30 
     コップをテーブルにおき彼は言う。
    「でも。もうダメだからな。おれのほうはもう限界だから」
     麻実は頬に左手をあて、腕枕する。左の乳房がツーツからこぼれた。ちょうど片方の手のひらにすっぽりおさまってしまう、慎ましい乳房。
    「そんなこと言ってないじゃない」posted at 19:24:15

    31
     麻実は、枕を天井にほうり投げる。枕はシーツに包まれた彼女の腰のあたりにぶつかり、それからフロアーにころがった。
     彼は立ち上がり、枕を拾い、麻実を見下ろしながら言った。posted at 19:25:15

    32 
    「いいか、約束だぞ、乳首を噛むなよ。背中も触るなよ。もうほんとにダメなんだからさ。また今度してあげるから」
    「だから、そんなこと言ってないってば」
     麻実は手招きする。彼は枕を持ったまま、麻美の隣にもぐりこんだ。posted at 19:26:38

    33
     彼女が首筋に腕をまわしてくるので、背中を向けた。背中に彼女が唇を押しつけてくる。
    「頼むからよせってば」
    「こっちを向きなさいよ」彼は寝返りを打ち、腕枕して麻実と向かいあう。彼女が唇を突きだすので、仕方なくキスした。
    「それで話のつづきなんだけどね」posted at 19:28:20

    34
     唇を離すと、麻実はいきなり話しはじめる。
    「どの話?」
    「さっきの話よ」
    「喧嘩しちゃった話?」
     ホテルの部屋に入ってからも、いろいろなことをしはじめてからも、彼女は話しつづけていた。posted at 19:29:58

    35 
    「うん、そう。人間的には、わたしは今の彼のことを尊敬してるし、愛しているわけなのよ。そのことは、言ったわよね?」
    「うん。もう、十回は聞いたよ」
     彼は、わざと大きなあくびをする。posted at 19:31:41

    36 
    「ちゃんと聞いてよね。でも、気がついたら、自分で思っていた以上に束縛されていたというか、身動きできなくなってたの。そういうの、彼のことを愛しているってこととは別に、わたし我慢できないのよ」posted at 19:33:17

    37
     彼は黙っていた。麻実はつづける。
    「いつどこで誰となにをしていたかってこと、いちいち全部彼に報告するなんて不可能だもの。それで……」
     彼は、相変わらず黙っていた。posted at 19:34:53

    38
     エア・コンディショナーの微かな音が聞こえていた。ハンガーにかけられた青いシャツが揺れている。麻実は、ゆっくりしたテンポで話をつづける。posted at 19:36:05

    39 
    「新しい彼のことを考えると、胸がつまるっていうか、わたし、こんなふうに感じることって、初めてなの。その新しい彼は今の男と別れてほしいって、絶対に言いたくないんだって。二人は、友達だからね」
     彼は、麻実の顔を覗きこむ。posted at 19:36:41

    40 
    「そうなの? ひどいな。そいつ、今夜だってまだ電話待ってるかもしれないぞ。で、その新しい彼ってのとはいつ寝たわけ?」posted at 19:37:14

    41 
    「あ、そういう言い方やめてくれる。寝た、だなんて。もっと、ロマンティックなんだから。彼、ずっと前から密かにわたしのこと想いつづけててくれたんだから」posted at 19:37:39

    42 
    「じゃあ、いつやったわけ?」
     彼は、立ち上がる。テーブルに煙草をとりに行きながらそう言った。posted at 19:38:05

    43 
    「もう、あなたって品がないんだから。あのね、おとつい」posted at 19:38:26

    44 
    「ほんとに? よくやるよな。それで、もう今夜おれに電話してるわけ?」posted at 19:38:55

    45
     少しばかり、麻実は神妙な表情を見せる。
     ベッドに腰かけ、彼は煙草に火をつけた。
     部屋のなかに微かな空気の流れがあることがわかる。彼は、二人の男の顔を思い浮かべてみようとする。だが、うまくいかなかった。イメージは、ぼやけたまま、像を結ぼうとはしない。posted at 19:39:44

    46
     麻実よりふたつ歳下の、同じオフィスに勤める彼女のいわば婚約者のような男。彼の友達の、イラストレーター。どちらの男も今夜のことを知ったら怒るだろう。だが、不思議に罪の意識はなかった。
     誰かが誰かを所有するなんて、永遠にかなうことのない妄想なのだ。posted at 19:44:57

    47 
    「なんか、とってもうしろめたくて……両方の彼にね。そういうこと話せるの、考えたらあなたしかいないじやない? だから、会って、一度わたしの人生をゆっくり考えてもらおうと思って」posted at 19:45:25

    48 
    「知らないよ、そんなもん。自分の人生だけで手いっぱいだからな」
    「ねえ、わたし達、わたし達ってわたしと彼のことだけど、もうほんとにダメかもしれないなあ。どう思う?」
     彼は麻実の髪を撫でながら、
    「でも、よさそうな男じゃないか。真面目そうだし」posted at 19:46:45

    49 
    「そう、あなたなんかよりずっとね」
     彼は指の先で麻実のおでこを突く。
    「よく言うよな。おれだって真面目だよ。ただ、その現れ方が違うだけなんだよ」
     すこしばかり真剣な表情になり、麻実が言う。posted at 19:47:30

    50 
    「そうなんだよね。あなたって、どうしようもない男だってことはわかるけど、それだけじゃないような気もするし。よくわかんない人だな」posted at 19:49:36

    51 
    「おれは、エゴイストなんだよ」posted at 19:49:58

    52 
    「みんな言ってるよ。あいつは亡くなった奥さんが忘れられなくて再婚しないんだって。そうなの?」
     即座に、彼は答える。
    「そうだよ」
    「嘘お」
    「嘘じゃないよ」彼は、きれいに化粧の落ちた麻実の顔を覗きこむ。あどけない顔をしているなと思った。posted at 19:51:02

    53  
    「ごめんなさい。怒った?」
    「怒ってなんかないよ。でも、そういうことにしておくと、いろいろ便利だからな。そう思うだろう? おれの部屋の本棚に今でも彼女の写真が飾ってあるよ。魔除けにさ」
    「魔除けって、なあに?」
    「君みたいな子がいつかないように」posted at 19:52:01

    54 
     麻実は起き上がり、枕で彼の背中を叩く。それから再びバタンッと横になると、頭の後ろで腕を組んだ。
    「ひどーい。あーあ、やっぱり忘れられないんだ。よっぽどいい人だったんだね」posted at 19:52:47

    55 
     彼はまず、まだ若かった妻の横顔を思い出した。それから。彼女がドゥカティでコーナーをクリアして行く後ろ姿を思い浮かべてみる。彼女はロードの上でもそれ以外でも。麻実よりずっと慎重だったような気がする。posted at 19:53:15

    56 
    「どういう人だったの。きれいだった?」
    「普通の人だったよ」
    「忘れられないくせに」
     彼は苦笑いし、
    「オートバイに乗るのが上手でね。いろいろなことを教えてもらったよ。キャンプの方法とかさ」
    「えっ、オートバイ、奥さんに教えてもらったの?」posted at 19:54:18

    57 
    「そうだよ。おかしいかな。いや、免許はそれ以前に持ってたけどさ」 
     しばらく黙っていた麻実が言う。
    「やっぱり、わたしなんかじゃ、かないそうにないな」
    「とにかく、君より十は歳上なんだからな。生きてればね」posted at 19:55:02

    58 
    「あら、わたしと同じぐらいじゃない。亡くなった時は」posted at 19:55:24

    59  
    「おれのほうが歳をとったもの。とにかく、君より上の世代の人なんだからさ。で、タクシーで送ってきたほうは、今の彼と結婚するかもしれないってこと、知ってるんだろう」
     窓の外が、いつのまにか明かるみはじめていた。posted at 19:56:14

     えーと、ちょっとコーヒータイムにします。自動販売機のブラックね。posted at 19:57:23

     煙草の値上げの話を聞いて「もうやめてやる!」と思ったのに、また吸ってしまった……。小説ツイート、関係ない皆さんにはご迷惑をかけていると思います。申し訳ありません。もう少しお許しください。posted at 20:14:39

     しかし、タイムラインにそって、ダンベル上げながら、地下鉄に乗りながら、あるいは夕ご飯作りながらiPhoneで、みんなが同時に小説を読むってのは面白いよね。もしかしたら、これ、画期的なライヴ? では、つづけます。 posted at 20:16:31

    60 
    「うん。わたし、正直に話したもん。だけど、秘密の関係の人のほうが絶対有利だよね。この人にはなんでも話してつらい思いをさせてると思うから、いつだって考えてるのはそっちのほうだもの」posted at 20:19:34

    61 
    「そういうもんかね」
     仰向けになり、すこしの間考えこんでいた麻実が言った。posted at 20:20:08

    62 
    「わたし、ほんと言うともう今の彼に抱かれたくない。わたしが誰かのわたしになるなんて、やっぱりおかしいもん。わたしはわたしだもの。わたし、切なくなるくらい好きな人にしか抱かれたくない」posted at 20:20:43

    63
     麻実はもう一度上半身を起こし、両方の目を見開いた。黒く大きく、きれいな目だった。posted at 20:21:25

    64 
    「よく言うよな。だから女は勝手なんだよな。じゃあ、おれとのことはどうなるわけ?」posted at 20:22:25

    65 
    「だ・か・ら、今すごく混乱してる。ほんとだよ。わたしって、ほんとは酷い女なんじゃないかって。あなたに対しても」posted at 20:22:52

    66
     麻実が彼に抱きついてくる。長い髪に、リンスの匂いがのこっていた。彼女の耳もとに口をよせ、彼は言った。posted at 20:23:26

    67 
    「その男と結婚したら、サマーセーター編んで、レース編みと文化刺繍やって時間をつぶして、絶対に他の男とは寝ないんだろう。どんなに退屈でも我慢するんだろう?」posted at 20:24:05

    68
     彼の背中にまわした腕に、麻実は力をこめる。posted at 20:24:50

    69 
    「うん。でも、たまには食事に誘ってよね。食事ぐらいなら大丈夫だから」posted at 20:25:21

    70
     彼は、麻実にまわしていた腕をほどき、彼女の体を押し戻した。posted at 20:25:47

    71 
    「ダーメ。おしんこでも買ってきて、テレビ見ながら亭主と食べなさい」posted at 20:26:46

    72 
    「あ、ひどーい!」posted at 20:27:23

    73 
    「ひどくないよ。みんなそうしてるんだから」posted at 20:27:48

    74 
    「みんな適当にやってるよ、きっと」
     麻実は含み笑いする。posted at 20:28:16


    @bpm120run あ、まずいな。あおっちゃったかな? posted at 20:30:53

    @shirohiko ありがとう。本人も手探り状態ですが。posted at 20:31:36

    @mirofuko あ、やっぱりあおってるかも。でも、麻実のような子ってたくさんいるよね。みんな魅力的です。posted at 20:32:56

    @mentholtanaka 逆にぼくがあおられてる? つづきいきます。posted at 20:33:37


    75 
    「だって、君はそういうの嫌なんだろう」posted at 20:34:50

    76 
    「うん、絶対に嫌」posted at 20:35:16

    77 
    「じゃあ、おしんこでテレビだな」顔を枕に埋め、麻実は握り拳でベッドを叩きつづける。それから顔を上げ、言った。ねえ、ずっと友達でいてくれる?」posted at 20:36:09

    78 
    「いいよ。おれの人生、どうせ暇そうだから」posted at 20:36:45

    79
     そのまま、麻実は目を閉じた。posted at 20:37:12

    80 
     しばらくして、もう眠ってしまったと思っていた麻実が言った。posted at 20:37:36

    81 
    「ねえ。シャツ、乾くかしら」posted at 20:38:15

    82
     二人は、エア・コンディショナーの前で相変わらず揺れているツャツを眺めた。麻実が、彼の背中にかぶさってくる。ふたつの柔らかな乳房が、彼の冷んやりとした背中に押しつけられた。posted at 20:39:04

    83 
    「大丈夫だろう」posted at 20:39:28

    84
     青いツャツと、サイドボードに埋めこまれた発光するデジタル時計を見くらべながら、彼はそう答える。(了)posted at 20:40:25


     これで終了です。読んでくれて、どうもありがとう。またやりたいと思います。小説ツイートする時は、なるべく事前にお知らせします。posted at 20:42:08


    【読者の皆さんの感想の一部です/時間軸反対です】
    an10na あわててPCの前!息もせず読んでいたので。ふーっ 7:59 PM Aug 20th Echofonから Yamakawakenichi宛

    上野(江)来晴 SCraharu こんばんは。ちょうど仕事終わったところです。これから晩御飯です。後ほど拝読しますね。 7:59 PM Aug 20th webから Yamakawakenichi宛

    Rosie the Crocodile bpm120run 今ジムでトレーニングのインターバルの間に読んでいます。ダンベルを置く度に、目が離せない展開に! 7:41 PM Aug 20th ついっぷるから Yamakawakenichi宛

    メンソール田中 mentholtanaka うわー。山川さんに抱かれたい・・・。 7:37 PM Aug 20th webから Yamakawakenichi宛

    ツチコ DX tutico_dx 楽しみにしてます。夜中に自宅でゆっくり読ませて頂きます。 RT @ あ、そうそう。小説のツイート中、割り込んで感想入れてもいいからさ。のんびりいくんで。 #yamakenheads 7:20 PM Aug 20th TwitBirdから

    ツチコ DX tutico_dx 楽しみ~!リアルタイムで読みたいが… RT @ 小説のつづきのツイートは、明日というかもう今日だけど、夜の7時からやります。しかし、小説のライブなんてはじめてだ。リアルタイムで感想が入るなんて、普通はあり得ないよね。 #yamakenheads 8:03 AM Aug 20th TwitBirdから

    daisymoon daisymoon313 今夜も楽しみです。仕事なので少し遅れて。

    zoota319 久しぶりにオートバイが登場して感激、涙。『地上を駆ける風』はオートバイそのものが魅力的だったけど、この小説は女性が一番魅力的。

    マツモトヨシタカ charisma_busaik お、ヤマケンだ。

    Tomohiro Somekawa sometomo お疲れ様でした。モデルについてkwsk・・・次回のご予定は? 11:22 PM Aug 19th webから Yamakawakenichi宛

    けいいちろう kei1970 お疲れ様です。この話、大好きな短編のひとつなんですよね。 11:22 PM Aug 19th twiccaから Yamakawakenichi宛


    Yukiko Inomata yukkokun_i Twitter小説ありがとうございます。つづき、楽しみです。 11:21 PM Aug 19th webから Yamakawakenichi宛

    shin BLUSE_MAN あ、モデルいたんですねー! 11:21 PM Aug 19th TwitBirdから Yamakawakenichi宛

    yukiko.t hiyoko_gang その方もtwitterやってたりして。

    内藤みか「ソーシャルライフログ」著者 micanaitoh お待ちしております(≧∇≦)☆ 志茂田景樹さんも楽しんでくださっています(≧∇≦)☆ 11:01 PM Aug 19th webから Yamakawakenichi宛

    Rosie the Crocodile bpm120run アラン・ドロンと一緒の映画に出てた、マリアンヌ・フェイスフルみたいですね 11:00 PM Aug 19th ついっぷるから

    Hisashi Yamaoka 麻美さん多分タイプです。(笑)次の展開楽しみにしています。

    Rosie the Crocodile bpm120run 「ここがロゴスだ、ここで跳べ!」を読み始めたところです。R66はroute66のメタファーでしょうか?ブッダといえばトレイルランナーの間で最近人気の「Born to run」という小説にはダルマバムズを唱えながら走る若いカップルが出てきます! 10:57 PM Aug 19th ついっぷるから

    お疲れ様でした。マイヤーズ、コーラ割りを飲みながら楽しく拝見しました。@ 10:55 PM Aug 19th www.movatwi.jpから Yamakawakenichi宛

    内藤みか「ソーシャルライフログ」 山川健一さんが小説を #yamakenheads で連載されるとのこと!



    読んでくれて、どうもありがとう!(山川健一)
    2010-09-03 16:48:01 posted by yamaken

    「ここがロドスだ、ここで跳べ!」の出版記念、トーク&ライブ(東急ケーブルテレビ)

    テーマ:イージー・ゴーイング
    9月の土日は東急ケーブルテレビにて、特別編として「ここがロドスだ、ここで跳べ!」の出版記念、トーク&ライブを放送します。

    イージー・ゴーイング 山川健一-2部

    以下のスケジュールです。
    9月 毎(土・日)13:00~14:00

    東急ケーブルテレビITSCOMの番組紹介ページ
    http://www.itscom.net/itscom-ch/access/work.php?id=991
     
    番組を制作してくれたのは、世田谷Webテレビ さんです。
    どうもありがとうございました!

    2010-09-03 16:18:43 posted by yamaken

    秋吉ユイ×山川健一 ツイッター対談

    テーマ:アメーバブックス編集長日記
     来週月曜日にまたツイッター対談やります。
     今回のゲストは、7月にアメーバブックス新社から『教室の隅にいた女が、モテ期でたぎっちゃう話。』を刊行させていただいた秋吉ユイさんだよ。

     ユイちゃんは編集長のぼくとしては秘蔵っ子で、作家のぼくとしては愛弟子ね。
    でも無口なほうで、会っててもあんまり喋らないんだよね。むしろtwitterでやりとりしてるほうが、ノリが軽いです。で、だったらツイッター対談のゲストに呼ぼう、と。

    ★秋吉ユイ×山川健一 ツイッター対談
    2010年9月6日(月)19時~20時

      アメーバブックス新社HP にて開催
     http://www.amebabooks.co.jp/

    *イベント前までに二人のツイッターをフォローしていただくとイベント当日にツイッターの画面で御観覧ができますのでおすすめです。

      秋吉ユイさんのツイッター
     http://twitter.com/suminiiru

      山川健一のツイッター
     http://twitter.com/Yamakawakenichi

     秋吉ユイさんのブログ
     http://ameblo.jp/candy-gum/


     当日は観客席でみなさんもツイートできますので、ぜひ参加してください。質問すると、ユイちゃんが答えてくれるかもよ!

     ここで、ちょっと真面目な話。
     秋吉ユイという若い作家は、純文学が衰退しエンターテイメントも苦戦を強いられている現在、作家志望の高校生や大学生などの世代が目標にし得る、理想的な存在になっていると思います。
     小説を書くためには、小説というものの構造をしっかり把握することが必要不可欠で、秋吉ユイさんは自分を無造作に客体視することの中から、それを易々と可能にしている……ように見えます。ほんとのところは、対談で聞いてみるね。
     当日は、彼女の『教室の隅にいた女が、モテ期でたぎっちゃう話。』の構造を裸にしたいと思います。作家志望の若い皆さんには、とてもいい勉強になるはずだからね。

     対談の前に、テキストとして『教室の隅にいる女が、不良と恋愛しちゃった話。』『教室の隅にいた女が、モテ期でたぎっちゃう話。』、2冊の作品を読んでおいてくれると、ありがたいです。


    教室の隅にいた女が、モテ期でたぎっちゃう話。/秋吉 ユイ
    ¥1,155
    Amazon.co.jp




    教室の隅にいる女が、不良と恋愛しちゃった話。/秋吉ユイ
    ¥1,155
    Amazon.co.jp



     じゃあ、お楽しみに!

    2010-09-01 16:25:51 posted by yamaken

    kuni さんの「ここがロドスだ、ここで跳べ!」書評です

    テーマ:イージー・ゴーイング
    ツイッター友達のkuniさんが、ご自分のブログに「ここがロドスだ、ここで跳べ!」の書評を書いてくれました。

    kuniさん、どうもありがとう! 亀レスご容赦!

    kuni<ヘミシンクと夢>
    「ここがロドスだ、ここで跳べ!」読みました
    http://ameblo.jp/kuni49


    他にも多くの皆さんが書評ブログやツイッターに感想を書いてくれてるんだが、目についたものはもちろん読ませていただいてますが、知らないのもあるかもしれません。

    お手数ですが、自薦・他薦とわず、ネット上の感想がありましたら、コメント欄にURL紹介してくれるとうれしいです。ボーイズ、頼むな!
    2010-08-30 21:07:12 posted by yamaken

    東北芸術工科大学芸術学部「文芸学科」の入試について

    テーマ:イージー・ゴーイング
     東北芸術工科大学芸術学部「文芸学科」の設置について、文科省から認可が下りました。
     文芸学科認可のPDF書類がダウンロードできる文科省のサイト です。
     http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/08/1297126.htm

     これをうけて、募集要項の配布もスタートします。
     募集要項(文芸学科AO/募集要項2)は、東北芸術工科大学サイト からもダウンロードできます。
     http://www.tuad.ac.jp/adm/adminfo/2010ao/

      顧問や教員は予定通りです。
     入学試験等のスケジュールは以下の通りです。

    ■文芸学科開設に関する記者発表
    9月7日(火曜)、14時前後
    東北芸術工科大学にて
    ※学長、学部長、学科長(ぼくです)、教員を代表して教授に就任予定の斎藤潤氏、石川忠司氏が出席します。

    ■文芸学科説明会(正式認可後初めての説明会となります)
    9月12日(日曜)13:20─15:20
    東北芸術工科大学にて
    出席者は 教員チームの川西蘭氏(作家・浄土真宗本願寺派僧侶)、斎藤潤氏(紀行作家)、中森明夫氏(作家・コラムニスト)、石川忠司氏(文芸評論家)、藤原千尋氏(エッセイスト・フリー編集者)、それからもちろんぼくも出席します。


    イージー・ゴーイング 山川健一-説明会


    ■AO入試(専願者のみ)
    10月3日(日曜)
    合格発表日は10月8日(金曜)

    ■自己推薦入試(併願者も可)
    11月7日(日曜)
    合格発表日は11月12日(金曜)。

    ■小論文特別選抜入試(併願者も可)
    11月18日(木曜)
    合格発表日は11月25日(木曜)

    ■一般入試(前期・後期)、大学入試センター利用入試(1科目利用/2科目利用前期)(2科目利用後期)については、「募集要項」を見てください。

    ※その他詳細は「募集要項」を見てください。

     東北芸術工科大学芸術学部文芸学科(2011年4月設置) 
     学科長 教授
     山川健一

    ※この件に関するお問い合わせ
    東北芸術工科大学 入試課
    〒990-9530 山形市上桜田3丁目4番5号
    TEL:0120-27-8160 / FAX:0120-57-2154



     普通はここ(↑)までなんだが、ここはぼくのブログなんで、これだけでは淋しい。で、もう少し書きます。ギックリ腰なんで長文は無理なんだが。

     文芸学科という学科の特性上、「顔の見える入試」にしたいんだよね。受験生だってぼくらを見て「この先生じゃ嫌だ」と思うかもしれないし、「この先生になら弟子入りしたい」と思ってくれるかもしれないし。

     したがって、10月3日(日曜)のAO入試における合格者数の割合を高くしようと思っています。

     AO入試というのは「アドミッションズ・オフィス入試」という意味で、学科試験の結果で合否が決まる従来の一般入試とはちがうんだよね。論文かショートストーリー、面接などにより、出願者の個性や適性に対して多面的な評価を行い合格者を選抜します。

     文芸学科のAO入試では、まずミニ講義の受講してもらいます。それから、「小論文」か「ショートストーリー創作」のうち、どちらか1科目を選択。
     その後、ぼくら教員による面接を行います。
     
     というわけで、いよいよ本格的にスタートだよ!


    PS 日時とかは、ぼくはうっかり者なんで間違いがあるといけないんで、ちゃんと「募集要項」を見てください。

    2010-08-30 17:00:48 posted by yamaken

    ギックリ腰に

    テーマ:イージー・ゴーイング
    なってしまいました。
    ずーっと座って原稿書いてたからかなぁ。あるいは、冷房のせいかも。

    そんなにひどくはないんだけど、お爺さん歩きしかできないぜ(泣

    というわけで、今日はだらけてます。



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