「オーストラリアのサッカーのレベルは?」、「どんなサッカーをするの?」という疑問に今回は答えてみようと思います。
オーストラリアのセミプロ以上の組織は以下のようになります。
☆Aリーグ
オーストラリアのトップリーグで日本のJリーグに当たります。リーグ開始は、2004年と歴史はまだ浅いです。
レベルは、一概には言えませんが、J1よりはやや劣ると思われます。
過去には、三浦知良選手(現横浜FC)、森安洋文(現FC岐阜)今矢直樹さん、海本幸二郎さん(元東京ヴェルディ)などがAリーグでプレーしていました。
各チームに一人スター選手を獲得できる「マーキュリープレーヤー」と呼ばれるシステムがあり、過去にはドワイト・ヨーク、ロマーリオ、ジュニーニョ・パウリスタ、ロビー・ファウラーなどのビッグネームが名を連ねていました。
過去にシドニーFCの監督にインタビューしたり、選手に突撃インタビューなどしていました。。
☆プレミアリーグ
Aリーグの下は、プレミアリーグとなり、日本のJ2に当たります。
プレミアリーグと言っても、各州ごとのサッカー協会が独立しており、それぞれの協会がプレミアリーグを持っているので、7つのプレミアリーグが存在するということになります。
ここでは、最もレベルが高いと言われているNSW州のプレミアリーグを例にします。
APIA Tigers
Bankstown City
Blacktown City FC
Bonnyrigg White Eagles
Marconi Stallions
Manly United FC
Rockdale City Suns
South Coast Wolves
Sutherland Sharks
Sydney Olympic
Sydney United
West Sydney Berries
現在、これだけのチームがあるのですが、元々オーストラリアにはAリーグの前身にあたるNSLと呼ばれる全国統一リーグがあり、上記のチームのほとんどがNSLに所属していました。
※ほとんどのチームが、コミュニティを中心としているため、中立性を訴えるAリーグに加盟することはできなかったようです。
ですので、歴史はAリーグのチームよりも古く、位置づけは2部ですが、実力はAリーグチーム
と比べても見劣りしないと言われています。
Bonnyrig White EaglesとBankstown City Lionsの試合模様です。
実際に、練習に参加した選手の感想を聞いても、「かなりレベルが高い。JFLよりも上」というコメントが返ってきました。
このプレミアリーグから、扱いはセミプロというカテゴリーになり、給料は発生するものの、ほとん
どの選手が、別に仕事を持ちつつサッカーをしています。
練習も週に3回が平均。
オープントライアルを開催しているチームはほとんどなく、インビテーショントライアルを実施
しています。
給料・待遇面についてはこちらを参考にしてください。
☆スーパーリーグ
オーストラリア3部(NSW州2部)、日本のJFLに相当します。
Central Coast Lightning
Dulwich Hill SC
FC Liverpool Bossy
Fraser Park FC
Granville Rage
Macarthur Rams
Mt Druitt Town Rangers
Northern Tigers
Parramatta Eagles
Spirit FC
St. George Saints
Sydney University
3部とは言え、それぞれのチームがホームスタジアムをしっかり抱えており、入場料も発生します。
カテゴリーはセミプロ、給料も発生します。
☆デイビジョン1
オーストラリア4部、NSW州3部。
日本の地域リーグ相当。
Balmain SC
Blacktown Spartans
Camden Tigers
Fairfield City Lions
Gladesville Ryde Magic
Hills Brumbies
Hurstville ZSC
Inter Lions
Mounties Wanderers
Schofields Scorpions
Stanmore Hawks
UNSW
カテゴリーはセミプロ。
給料も発生しますが、プレミア、スーパーリーグに比べるとやはり金額はダウンします。
しかし、レベルは決して低くなく、第一線でのプレーを引退した元プロ選手なども数人プレーし
ています。
動画にも登場する舘洋介選手(現在タイリーグ所属)がプレーしていました。舘選手のブログはこちらから
☆ディビジョン2
オーストラリア5部、NSW州4部。セミプロカテゴリー最後のリーグ。日本の都道府県1部リーグ相当。
Bathurst 75
Belmore Hercules
Fairfield Bulls
FC Gazy Lansvale
Hakoah
Hawkesbury City SC
Hurstville City Minotaurs
Luddenham United
Prospect United
Roosters FC
Springwood United SC
Wanderers FC
ディビジョン2と言っても、レベルもピンからキリまで。
資金があるチームは、元プロ選手や、プレミアリーグなどから選手を獲得して強化しています。
給料も、全員がもらえるわけではなく、各チーム2~3人がプロ契約をしています。
Reserve Gradeについて
ディビジョン1とディビジョン2には、Reserve Gradeと呼ばれる2軍チームが存在します。
First Grade(1軍)で出られない選手が、このReserve Gradeで出ることになります。
育成的要素もあるのではないでしょうか?
※プレミアリーグ、スーパーリーグにはありません。
ここまでのおさらい。
そして、さらにさらにこのディヴィジョン2の下にもまだ地域ごとのローカルリーグが存在するんです!
扱いは、アマチュアリーグ。
日本で言うと、各都道府県リーグにあたるものだと思います。
チームによっては、給料ももらえる所もあるみたいだし。
日本にないシステムなので、なかなか説明が難しいです。
そして、ローカルリーグでも、トップチーム、リザーブチーム、、、と分かれていて、なんとディビジョン10ぐらいまであるみたいです。
その中から、自分のレベルに合わせてチームを選べることができます。
と、大まかにオージーサッカーについて説明してみましたが、
もしまだ分からないことがあれば、ご連絡ください。
※文中で間違っている箇所があれば、お手数ですがご指摘ください。
【2017年5月27日追記】
上記のオーストラリアサッカー情報は過去のものです。現在は、新しいリーグシステムになっています。
最新の情報を載せたオーストラリアサッカー留学のガイドブックを販売しています。
3140円となります。購入希望者はご連絡ください。
オーストラリアのセミプロ以上の組織は以下のようになります。
☆Aリーグ
オーストラリアのトップリーグで日本のJリーグに当たります。リーグ開始は、2004年と歴史はまだ浅いです。
レベルは、一概には言えませんが、J1よりはやや劣ると思われます。
過去には、三浦知良選手(現横浜FC)、森安洋文(現FC岐阜)今矢直樹さん、海本幸二郎さん(元東京ヴェルディ)などがAリーグでプレーしていました。
各チームに一人スター選手を獲得できる「マーキュリープレーヤー」と呼ばれるシステムがあり、過去にはドワイト・ヨーク、ロマーリオ、ジュニーニョ・パウリスタ、ロビー・ファウラーなどのビッグネームが名を連ねていました。
過去にシドニーFCの監督にインタビューしたり、選手に突撃インタビューなどしていました。。
☆プレミアリーグ
Aリーグの下は、プレミアリーグとなり、日本のJ2に当たります。
プレミアリーグと言っても、各州ごとのサッカー協会が独立しており、それぞれの協会がプレミアリーグを持っているので、7つのプレミアリーグが存在するということになります。
ここでは、最もレベルが高いと言われているNSW州のプレミアリーグを例にします。
APIA Tigers
Bankstown City
Blacktown City FC
Bonnyrigg White Eagles
Marconi Stallions
Manly United FC
Rockdale City Suns
South Coast Wolves
Sutherland Sharks
Sydney Olympic
Sydney United
West Sydney Berries
現在、これだけのチームがあるのですが、元々オーストラリアにはAリーグの前身にあたるNSLと呼ばれる全国統一リーグがあり、上記のチームのほとんどがNSLに所属していました。
※ほとんどのチームが、コミュニティを中心としているため、中立性を訴えるAリーグに加盟することはできなかったようです。
ですので、歴史はAリーグのチームよりも古く、位置づけは2部ですが、実力はAリーグチーム
と比べても見劣りしないと言われています。
Bonnyrig White EaglesとBankstown City Lionsの試合模様です。
実際に、練習に参加した選手の感想を聞いても、「かなりレベルが高い。JFLよりも上」というコメントが返ってきました。
このプレミアリーグから、扱いはセミプロというカテゴリーになり、給料は発生するものの、ほとん
どの選手が、別に仕事を持ちつつサッカーをしています。
練習も週に3回が平均。
オープントライアルを開催しているチームはほとんどなく、インビテーショントライアルを実施
しています。
給料・待遇面についてはこちらを参考にしてください。
☆スーパーリーグ
オーストラリア3部(NSW州2部)、日本のJFLに相当します。
Central Coast Lightning
Dulwich Hill SC
FC Liverpool Bossy
Fraser Park FC
Granville Rage
Macarthur Rams
Mt Druitt Town Rangers
Northern Tigers
Parramatta Eagles
Spirit FC
St. George Saints
Sydney University
3部とは言え、それぞれのチームがホームスタジアムをしっかり抱えており、入場料も発生します。
カテゴリーはセミプロ、給料も発生します。
☆デイビジョン1
オーストラリア4部、NSW州3部。
日本の地域リーグ相当。
Balmain SC
Blacktown Spartans
Camden Tigers
Fairfield City Lions
Gladesville Ryde Magic
Hills Brumbies
Hurstville ZSC
Inter Lions
Mounties Wanderers
Schofields Scorpions
Stanmore Hawks
UNSW
カテゴリーはセミプロ。
給料も発生しますが、プレミア、スーパーリーグに比べるとやはり金額はダウンします。
しかし、レベルは決して低くなく、第一線でのプレーを引退した元プロ選手なども数人プレーし
ています。
動画にも登場する舘洋介選手(現在タイリーグ所属)がプレーしていました。舘選手のブログはこちらから
☆ディビジョン2
オーストラリア5部、NSW州4部。セミプロカテゴリー最後のリーグ。日本の都道府県1部リーグ相当。
Bathurst 75
Belmore Hercules
Fairfield Bulls
FC Gazy Lansvale
Hakoah
Hawkesbury City SC
Hurstville City Minotaurs
Luddenham United
Prospect United
Roosters FC
Springwood United SC
Wanderers FC
ディビジョン2と言っても、レベルもピンからキリまで。
資金があるチームは、元プロ選手や、プレミアリーグなどから選手を獲得して強化しています。
給料も、全員がもらえるわけではなく、各チーム2~3人がプロ契約をしています。
Reserve Gradeについて
ディビジョン1とディビジョン2には、Reserve Gradeと呼ばれる2軍チームが存在します。
First Grade(1軍)で出られない選手が、このReserve Gradeで出ることになります。
育成的要素もあるのではないでしょうか?
※プレミアリーグ、スーパーリーグにはありません。
ここまでのおさらい。
そして、さらにさらにこのディヴィジョン2の下にもまだ地域ごとのローカルリーグが存在するんです!
扱いは、アマチュアリーグ。
日本で言うと、各都道府県リーグにあたるものだと思います。
チームによっては、給料ももらえる所もあるみたいだし。
日本にないシステムなので、なかなか説明が難しいです。
そして、ローカルリーグでも、トップチーム、リザーブチーム、、、と分かれていて、なんとディビジョン10ぐらいまであるみたいです。
その中から、自分のレベルに合わせてチームを選べることができます。
と、大まかにオージーサッカーについて説明してみましたが、
もしまだ分からないことがあれば、ご連絡ください。
※文中で間違っている箇所があれば、お手数ですがご指摘ください。
【2017年5月27日追記】
上記のオーストラリアサッカー情報は過去のものです。現在は、新しいリーグシステムになっています。
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