オーストラリア、アメリカ、ドイツ、などのサッカー留学事情を掲載しています! 

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2017年05月27日(土) 10時54分51秒

豪州サッカーのレベルについて

テーマ:オーストラリア

「オーストラリアのサッカーのレベルは?」、「どんなサッカーをするの?」という疑問に今回は答えてみようと思います。

オーストラリアのセミプロ以上の組織は以下のようになります。

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☆Aリーグ
オーストラリアのトップリーグで日本のJリーグに当たります。リーグ開始は、2004年と歴史はまだ浅いです。

レベルは、一概には言えませんが、J1よりはやや劣ると思われます。



過去には、三浦知良選手(現横浜FC)、森安洋文(現FC岐阜)今矢直樹さん、海本幸二郎さん(元東京ヴェルディ)などがAリーグでプレーしていました。

各チームに一人スター選手を獲得できる「マーキュリープレーヤー」と呼ばれるシステムがあり、過去にはドワイト・ヨーク、ロマーリオ、ジュニーニョ・パウリスタ、ロビー・ファウラーなどのビッグネームが名を連ねていました。

過去にシドニーFCの監督にインタビューしたり、選手に突撃インタビューなどしていました。


☆プレミアリーグ
Aリーグの下は、プレミアリーグとなり、日本のJ2に当たります。

プレミアリーグと言っても、各州ごとのサッカー協会が独立しており、それぞれの協会がプレミアリーグを持っているので、7つのプレミアリーグが存在するということになります。

ここでは、最もレベルが高いと言われているNSW州のプレミアリーグを例にします。

APIA Tigers
Bankstown City
Blacktown City FC
Bonnyrigg White Eagles
Marconi Stallions
Manly United FC
Rockdale City Suns
South Coast Wolves
Sutherland Sharks
Sydney Olympic
Sydney United
West Sydney Berries


現在、これだけのチームがあるのですが、元々オーストラリアにはAリーグの前身にあたるNSLと呼ばれる全国統一リーグがあり、上記のチームのほとんどがNSLに所属していました。
※ほとんどのチームが、コミュニティを中心としているため、中立性を訴えるAリーグに加盟することはできなかったようです。

ですので、歴史はAリーグのチームよりも古く、位置づけは2部ですが、実力はAリーグチーム
と比べても見劣りしないと言われています。

Bonnyrig White EaglesとBankstown City Lionsの試合模様です。


実際に、練習に参加した選手の感想を聞いても、「かなりレベルが高い。JFLよりも上」というコメントが返ってきました。

このプレミアリーグから、扱いはセミプロというカテゴリーになり、給料は発生するものの、ほとん
どの選手が、別に仕事を持ちつつサッカーをしています。

練習も週に3回が平均。

オープントライアルを開催しているチームはほとんどなく、インビテーショントライアルを実施
しています。

給料・待遇面についてはこちらを参考にしてください

☆スーパーリーグ
オーストラリア3部(NSW州2部)、日本のJFLに相当します。

Central Coast Lightning
Dulwich Hill SC
FC Liverpool Bossy
Fraser Park FC
Granville Rage
Macarthur Rams
Mt Druitt Town Rangers
Northern Tigers
Parramatta Eagles
Spirit FC
St. George Saints
Sydney University



3部とは言え、それぞれのチームがホームスタジアムをしっかり抱えており、入場料も発生します。





カテゴリーはセミプロ、給料も発生します。

☆デイビジョン1
オーストラリア4部、NSW州3部。
日本の地域リーグ相当。


Balmain SC
Blacktown Spartans
Camden Tigers
Fairfield City Lions
Gladesville Ryde Magic
Hills Brumbies
Hurstville ZSC
Inter Lions
Mounties Wanderers
Schofields Scorpions
Stanmore Hawks
UNSW



カテゴリーはセミプロ。

給料も発生しますが、プレミア、スーパーリーグに比べるとやはり金額はダウンします。

しかし、レベルは決して低くなく、第一線でのプレーを引退した元プロ選手なども数人プレーし
ています。




動画にも登場する舘洋介選手(現在タイリーグ所属)がプレーしていました。舘選手のブログはこちらから

☆ディビジョン2
オーストラリア5部、NSW州4部。セミプロカテゴリー最後のリーグ。日本の都道府県1部リーグ相当。

Bathurst 75
Belmore Hercules
Fairfield Bulls
FC Gazy Lansvale
Hakoah
Hawkesbury City SC
Hurstville City Minotaurs
Luddenham United
Prospect United
Roosters FC
Springwood United SC
Wanderers FC



ディビジョン2と言っても、レベルもピンからキリまで。
資金があるチームは、元プロ選手や、プレミアリーグなどから選手を獲得して強化しています。

給料も、全員がもらえるわけではなく、各チーム2~3人がプロ契約をしています。



Reserve Gradeについて

ディビジョン1とディビジョン2には、Reserve Gradeと呼ばれる2軍チームが存在します。
First Grade(1軍)で出られない選手が、このReserve Gradeで出ることになります。
育成的要素もあるのではないでしょうか?
※プレミアリーグ、スーパーリーグにはありません。

ここまでのおさらい。

$オージーサッカー・フットサルに挑戦!

そして、さらにさらにこのディヴィジョン2の下にもまだ地域ごとのローカルリーグが存在するんです!

扱いは、アマチュアリーグ。

日本で言うと、各都道府県リーグにあたるものだと思います。

チームによっては、給料ももらえる所もあるみたいだし。
日本にないシステムなので、なかなか説明が難しいです。

そして、ローカルリーグでも、トップチーム、リザーブチーム、、、と分かれていて、なんとディビジョン10ぐらいまであるみたいです。

その中から、自分のレベルに合わせてチームを選べることができます。

と、大まかにオージーサッカーについて説明してみましたが、
もしまだ分からないことがあれば、ご連絡ください。

※文中で間違っている箇所があれば、お手数ですがご指摘ください。

【2017年5月27日追記】

上記のオーストラリアサッカー情報は過去のものです。現在は、新しいリーグシステムになっています。

最新の情報を載せたオーストラリアサッカー留学のガイドブックを販売しています。

3140円となります。購入希望者はご連絡ください。

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2017年03月13日(月) 09時56分10秒

浦和マガジンに寄稿しました!

テーマ:タイムリー

立命館大学フットボールビジネス研究会の学生との共著記事が浦和マガジンに掲載されました〜。

 

『アジアサッカー界におけるロールモデルとしての浦和レッズ』というタイトルで、35, 36ページです!!

 

浦和マガジン 2017年 04 月号 [雑誌] (Jリーグサッカーキング増刊)

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2017年02月10日(金) 10時23分36秒

オーストラリアAリーグのチーム数拡張問題について

テーマ:オーストラリア

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今回は、上記の雑誌のオーストラリアサッカー特集ページの寄稿させていただいた記事の続きとなります。
 
テーマは、「Aリーグ加盟クラブ数拡張問題」です。
 

 Aリーグ、オーストラリアのプロサッカーリーグにおけるトップリーグであり、三浦知良や小野伸二がかつてプレーしたリーグとして日本人にはなじみ深い。また、最近ではオーストラリアサッカー界のレジェンド、ティム・ケーヒルの凱旋で盛り上がりを見せている。

 

 そんなAリーグにおいて近年、議論の的になっているのが「リーグ所属チーム数拡張問題」だ。これを解説する前に、Aリーグの歴史を見ていくことにする。

 

 もともとオーストラリア国民にとって、サッカーのイメージはあまり良くなかった。暴力的で移民色の強いスポーツだったからだ。もとより、オーストラリアは広く移民を積極的に受け入れてきたが、第二次世界大戦以後は白豪主義のもとで白人人口を増やすために南欧や東欧からの移民を数多く受け入れた。

 

 サッカーはこれら新来の欧州系移民の間で盛んで競技人口も多かったスポーツであった。そのため、このように移民の多いオーストラリアにおいてAリーグの前身であるナショナルサッカーリーグ(NSL)というセミプロリーグのクラブには、移民で構成されたチームが多かった。そのため、試合は民族間の代理戦争でもあり、両チームのサポーターはそれぞれの民族の誇りをかけよく衝突していた。そんな民族性の強い移民のチーム同士の戦いには国民は興味を示さなかったのだ。

 

 ところが、2002年日韓共催でW杯がきっかけとなり、時差のないオーストラリアでも大変な盛り上がりを見せた。このことを受け、当時の首相ジョン・ハワードはNSLの改革に乗り出す。

 

 直面した課題は、財政破綻を防ぎ、これまでサッカーにマイナスイメージを植え付けている原因の一つとなっていた民族色を取り除くことであった。そこで、Aリーグでは1都市1チームの原則を掲げ、民族色を取り除くべくチーム名に民族的な由来を含むことを禁止し、またフランチャイズ制と呼ばれるシステムを導入した。

 

 これは日本でもスポーツクラブの地域密着型のリーグ運営という概念に相当する。そして2004年、NSLは解体され、Aリーグが発足した。Aリーグ創設当時は、オーストラリアから7クラブ、ニュージーランドから1クラブであった。そこから、相次ぐリーグからの脱退や参入、入替を経て、現在はオーストラリアから9クラブ、ニュージーランドからは1クラブの10クラブ体制で競われている。

 

 しかし、現在、リーグに所属しているチームは都市部に集中していることが分かる。そこで、リーグの拡張のため、どの都市に新クラブを設立するかが議論されているのだ。

 

 そこで、キーワードになるのが「ダービーマッチ」と「地方都市」である。現在、AリーグにはシドニーのシドニーFCとウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC、メルボルンのメルボルン・ビクトリーFCとメルボルン・シティによる2つのダービーマッチが存在する。

 

 両チームによる試合は大きな注目を集めると同時に、4万人超の観客も見込むことができる。これを受けて新クラブ創設都市の候補にはブリスベンが含まれており、ブリスベン・ロアーFCとのダービーマッチが実現する。その他にも、シドニーやパースなども候補として挙がっている。つまり、既存の市場にをうまく活用していこうという意図がある。

 

 それに対しての「地方都市」とは現在、Aリーグのクラブが設立されていない新市場を指す。FFA(オーストラリアサッカー協会)はそれぞれの地方都市の観客収容能力などを図るべく、カップ戦や代表戦などの地方都市での開催を行っている。

 

 首都のキャンベラやニュージーランドのウェリントン・フェニックスの成功を受け、かつてはAリーグに所属するクラブを抱えていたオークランド、下部リーグながらも強豪クラブが存在するケアンズ、それ以外にも多くの都市が候補に挙がっている。

 

 しかし、新市場での新クラブの設立には、集客、クラブ運営資金の調達、プロリーグ規定に則した建設など、まだまだクリアーしなければならない様々な壁がある。過去にも、多くのチームが振るわない成績、財政問題、集客力不足などの問題からライセンスの剥奪、リーグからの脱退を余儀なくされてきたことから、FFAは新市場への参入には慎重になっている。

 

 現在、FFAは各都市のコンソーシアムやクラブからの入札を受け取っているとともに、来月には新クラブ創設の公式基準をリリースする準備をしていると報じられている。現時点で、メルボルン、タスマニア、ウロンゴン、ジーロング、ブリスベンの5都市からの入札があったと公にされている。さらに、シドニーからの入札も報道されている。

 

18-19シーズンには新たに2クラブを参入させる計画があることから、果たしてどの都市に新クラブが設立されるのか注目である。

 

オーストラリアの移民とサッカーの関係については、ぜひ以下の雑誌のオーストラリア特集ページもお読みください。

 

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